黒いオルフェ・・・ | 陶工の独り言・・・

陶工の独り言・・・

日常のこころの内を少しだけ・・・

そして講師をしている陶芸教室の出来事を・・・音楽も少しね

たまには自宅のギャラリーというにはおこがましいスペースに

置いてある作品達を綺麗にしてやろうと磨いてやりました!

気のせいか前日見たときより心なしかいい作品に見えたりして・・・・

やっぱり置いてあるばかりでなくたまには触ってやらないと

良い顔を見せてはくれませんね(‐^▽^‐)


さて今日は映画の話を少しだけ・・・・

「黒いオルフェ」1959年

アカデミー賞外国映画賞 カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞

監督  マルセル・カミュ

原作  ヴィニシウス・デ・モライス

音楽  アントニオ・カルロス・ジョビン/ルイス・ボンファ

キャスト  オルフェ  ブレノ・メロ

       ユーリディス  マルベッサ・ドーン

この映画をはじめて見たのはテレビの名画座!?(日産テレビ名画座だったと!)

幼いながらユーリディス役のマルデッサ・ドーンに一目ぼれ!

東京に行ってからも二度ばかり池袋と新宿で見た覚えが・・・!


リオのスラム街に住む人々のカーニバル前日からの生活を

二人の主人公を中心に繰り広げていくというサスペンスありの

ちょっと神秘的な映画!!

さすが詩人であるモライスの原作!

どこか哲学的な精神世界をほのかに匂わせる素敵な作品に

仕上げていると思いました!

音楽もトム・ジョビンそしてボンファのメロディが効果的に取り入れて

ありました!

何といってもオルフェとユーリディスの愛のささやきの場面は

”黒いオルフェ”のメロディーとともにすべての観客の心を奪いましたね!

多分ここから私のボサノバ好きが始まった気がします

原作がギリシャ神話をモチーフにしているその悲劇性となんと

ボサノバの奏でる音楽がマッチしてしまうのでしょうか!

あの頃から聞き始めたボサノバ?・・・いやブラジル音楽の原点である

サンバやショーロが私の音楽を聴く人生に大いに影響を及ぼしていると

思いますね!

ぜひ一度この映画をご覧になってはいかがですか?

きっとボサノバが好きになりますよ(≡^∇^≡)


今日のモザン作





             黒釉花器

            コスモスでも飾ろうかな!