先日私の実父が亡くなったことを書いています。
育児記録と関係なくてすみません。
続きです。
※ネガティブなこともたくさん書いてあります。
ご注意ください。
葬儀や手続き関係も少し落ち着いてきて、夜になると色々考えてしまいます。
今回原因になった【腹部大動脈瘤破裂】
破裂するまで自覚症状が無く気が付かないようで、もし何かのきっかけで腹部エコーをしていたら…と悔しいです。定期的に内科は受診していたようなので、そこで気が付いてくれていたら、と。
破裂した際の痛みは激痛だとネットで書いてあって、父が私に電話をしてくれたとき、苦しかったんだろうなあ、痛かったんだろうなあと考えると本当に辛いです。
あの僅かに聞こえた「助けて」という最期の声を思い返す度に涙が出てきます。
「助けて、こっちに来て」と言ってくれていたのに、助けられなかった…。
私が小学校5年生のときに母を亡くしてから20年以上、1人で育ててくれた父。
仕事から帰ってからご飯を作ってくれて、休日は色々なところに遊びに連れて行ってくれて、中学生になって部活が始まったらお弁当を作ったり、汚れたユニフォームを洗ってくれたり、そんな父が大好きでした。
今は子育てで忙しいから、あと数年して落ち着いたら一緒に旅行したり、出掛けたりしようと思っていたのに。
この間もくろたくんに「小学生になったら1人でじいじのおうちに泊まりに来てね」って言ってくれていたのに。
最後に会ったのは8月11日で、それから亡くなるまで連絡を取っていませんでした。
猛暑でお互い出掛けるのも大変だから涼しくなってから…と考えていました。
もっと会いに行けばよかった。
もっと連絡すればよかった。
会うのは大変でも電話だったらいくらでも出来たのに、メールだってすぐ送れたのに!
なんでしなかったんだろう。
テレビ通話も出来たのに、子供達を早く寝かしつけたかったから全然してなかった。
くろたくんの七五三を見てほしかった。
くろたくんが小学生になってランドセル背負うところを見てほしかった。
くろすけくんも、これから歩いたり話したり、成長を見てほしかった。
くろすけくんはまだ3.4回しか父に会ったことが無かったのに…。
それと、最近気が付いたのですが、動画を全然撮っていなかったです。
写真は撮っていたのですが、くろたくんが「おじいちゃんの声、忘れちゃう〜」と言っていて、あ、動画撮ってなかったな、と。
声や動きも残しておきたかったです。
これからは動画もこまめに撮っておこうと思いました。
父との思い出や後悔を振り返ると辛いので、なるべく、なるべく前向きに考えるようにしています。
父から電話があったとき、たまたま夫が休みだったから、着信に気が付くことが出来た。
1人だったら食事の準備で忙しくて気が付かなかったと思います。
もし育休中じゃなかったら、仕事帰りで電車に乗っていたので着信があっても後で折り返してたかもしれない。
別の時間帯だったら、きっと電話を取れていなかった。だから、あの時、あのタイミングで父のSOSに気が付けたから、救急車で病院まで搬送出来た。
最善の治療を受けることが出来た。
それは…良かったのかな、と思っています。
後で着信に気が付いて折り返しても、電話は繋がらなかった。
次に父の自宅に行けるのは1週間後の夫が休みの日だけなので、そのまま誰にも気が付かれずに、孤独死…というのは避けられた。
病院で最期を迎えられた。
だから、これで良かったんだ、と。
父も私に電話を掛けて、繋がって「そっち行くからね」と言ったのを聞いて安心してくれてたでしょうか…。
こう考えて自分を納得させるしかないですね。
あと偶然なのですが、母の命日は9月10日で父の命日は9月20日です。
日付が近くて驚いています。
やっぱり夫婦だから近いのかなあ?
今頃23年ぶりに再会してるのかなあ
父が老けていてびっくりしてるだろうなあ
くろたくんは毎日父の遺影に向かって話しかけています。
「おじいちゃん、おはよう」
「おじいちゃん、保育園行ってくるね」
「おじいちゃん、ただいま」
「おじいちゃん、おやすみ。大好きだよ〜」
本当に優しい良い子です。
父の遺影はくろたくんとのツーショットのときの写真を選びました。
とても良い笑顔なんです。
正直、今も亡くなったことを受け入れられてません。
なんなら、まだ実家に住んでて、最近連絡してないだけだよね?という気分です。
母も父も亡くなって、もうどこにもいないのだと思うとすごく寂しいです。
夫と子供達がいてくれて本当に良かった。
救われています。
一人っ子なので、夫と結婚していなかったら孤独で
耐えられなかったかもしれません。
育児をしていると大変ですが、悲しんでいる時間も無くてありがたいときもあります。
手続き関係で地元に何回か行きましたが、このお店父と入ったなあとかこの道一緒に散歩したなあとか思い出が多すぎて…。。
あ、あと父の家にいた猫ちゃんですが我が家にもだいぶ慣れてきてくつろいでくれています!
子供は苦手なようで子供達が寝るまではリビングにはあまり寄り付きません
でもくろたくんにもたまーにスリスリしに来たり、少し仲良くなれたかな?という感じです。
お父さん、育ててくれてありがとう。