囲炉裏

囲炉裏[]

 雪深い山奥の大きな一軒家には、部屋の真ん中に「囲炉裏」が掘られていた。

[S20036A07180087403]

いろり:地方の民家などで、屋内の土間や床の一部を四角に切り抜いてつくった炉である。主に食物の煮炊きや暖房などに用いられていた。普通の炉の大きさは1m前後の長方形または正方形であった。

 

 いろりの語源説として、柳田国男の説が一つの説として有名である。その説とは、「座る」の意のイル(居る)と、「座り場所」の意のイ(居)が合体して「イルイ」からきているというものである。なお、[囲炉裏]は当て字と見なされている。

 

イワナ

イワナ[★★]

 友だちがでっかい「イワナ」を釣り、実力の違いだと言って、のび太のパパをバカにしたので、パパは猛烈に腹を立てていた。

[S15239A38128038411]

イワナ:サケ目サケ科イワナ属の1種である。本州の河川の最上流水域に棲息する代表的な淡水魚である。夏の渓流釣りにおいて、イワナは釣り人に絶大な人気を博している。

 

体長は30cmほどになり、体側に小判形のパー・マークという斑紋をもち、さらに、側線より下に小さな朱点の混在が認められる。一年中水温が15度C以下の冷水域に棲息しているため、九州や四国には分布していないと言われている。

 

イワナは警戒心の強い魚として定評があるが、渓流の岩陰や倒木の陰などに身を潜め、水生昆虫が流れてくるのを待ち、瞬時に飛びついて摂食する。あるいは、水面に落下する陸生昆虫を食べ、時には、ヘビやカエルなどを食べる悪食で貪欲な魚である。

 

インカ(インカ文明)

インカ[★★★]

 沈没した船は「いまから四百五十年ほど昔、インカの財宝をつんでスペインにむかうとちゅう、そうなんした船」であると推定されている。

[L02026・C04020108208]

 

インカ[★★]

 航海日誌を『ほん訳コンニャク』で解読すると、一五三四年三月、「インカの黄金」を積んで出航し、「ユカタン」を離れ、三日後大あらしに出会ったことが判明した。

[L02094C04088108210]

インカ:インカ(Inca)は「太陽神の子」を意味している。

 

高い文化と技術力を持ち、ケチュア語や太陽信仰で統一を図ったため、15世紀の初めの頃から急速に発展し、最盛期にはエクアドルからチリ中部に至る約100万km2にわたる領土を有し、700万の人口を統治する巨大な帝国となった。

 

しかしながら、フランシスコ・ピサロ率いるスペインの遠征軍が1531年に太平洋岸から侵入し、あっという間にこの大帝国を征服してしまった。