だいぶ間が空いてしまいました...忙しくなるとだめですね...
連休ということで久々にギターの弦を張り替えました.
ついでに評判がよいので購入してみたKen Smith Pro Formula Polish 楽器用ポリッシュで磨いてみたら, ほんとにピカピカになって嬉しいです.
せっかく同じタイミングで弦を交換したので, ストラト同士で音を比較してみよう, と思い立ちました.
~ギター紹介~
こちら
Fender製(アルダーボディ, メイプル指板, Dimarzio PU)
と
こちら
Fullertone製(同じくアルダーボディ, ローズ指板, Lindy Fralin PU)
です. 同じメーカの同じゲージの弦を張りました.
~録音環境紹介~
今回は連休ということでアンプを鳴らしてみました.
Fender Champion 600です(Fender公式のページが出てこず, 一番最初にAmazonがでてきました...).
これはたまたま行った楽器屋さんで中古で見つけて, かわいい外観が気になって試奏したところ, 音がとてもよくてそのまま購入しました. 安いけどフルチューブらしいです.
その代わりコントロールはボリュームしかついていません. フルテン以外の選択肢があるのかな...?
フルテンだとさすがに出音が大きすぎるので, ギター側を7くらいまで絞ってでクリーンにしました. 個人的にストラトらしさが一番出ると思っているフロント+センターのハーフトーンを使いました.
Shure SM57を立ててオーディオインターフェースを介し, Audacityで録音しました.
~音源~
録音した音源は以下です. 今回は指弾きで同じフレーズを弾いてみました. 弾き方による違いも出てしまいますが, 音の違いをお楽しみください♪
Fenderの方が立ち上がりが速くパキっと感があり, Fullertoneはおとなしめなんだけど, 高域のキラキラした成分(?)が豊富なようです.
Fenderの方がノイズが少ないのはDimarzioのノイズ対策PUを搭載しているからですね.
~波形解析~
例によってAudacityで波形も見てみました. 最初のEコードでジャラーンと鳴らしている部分を抜粋して解析しました. やり方は以前に書いた方法と同じです.
以前調べたEP boosterのON/OFF, ピックの違いと比較すると, より大きな違いが見て取れます.
Fender: 5-6 kHzが豊富.
Fullertone: >10 kHzが豊富
というのが特徴のようです. Fullertoneの音色で感じたキラキラ感はこのあたりの音域が豊富なのが原因のようですね. 12 kHzのピークはノイズの周波数の可能性もあるかな...?
個人的にはストラトを手に取るときに出て欲しいのがこのキラキラ感なのでFullertoneの音色はとてもお気に入りです. Fenderの方はアレコレ改造してあって色んな音を出せるので, とても使いやすいギターになっています. このあたりはおいおい書いてみたいと思います.
いや〜やっぱりストラトと一口に言っても音色は様々で面白いです. Fenderでローズ指板, Fullertoneでメイプル指板のストラトも試してみたいです. こうやってギターが増えていっちゃいますね...