お待たせいたしました!U-NEXTでの見逃し配信開始により、Tourbillon Live 2023「20years Since Time Began」二日目!8月25日のライブの振り返りやっちゃいます!なお当記事は、川村ゆみさんがコーラス参加されている曲にのみ触れていきますのでよろしくお願いします!
はっ!いかんいかん。Tourbillonファンの方に向けて補足説明をすると私はいつも、ゆみさんの曲の世界を旅しております。そのときに見えた光景をそのまんま感想に書いていますのでわかりにくいかもしれませんが。予めご了承ください。ゆみさんのコーラスの力を受け河村さんの歌からなにが見えるか、楽しみです。
♦本編
01.HEAVEN
空から、天使の羽が振ってくる。昼夜を問わず、絶え間なく。雪のように。触れてみると冷たくて、顔は笑っていても、こんなに冷たいんだね。羽の持ち主は遥か上空にいるのか、雲に隠れて見えない。HEAVEN。楽園を求めて羽ばたく翼にしては、疲れて血みどろなのもある。これがリアルを生きる人のそれならば、世界は凍りつきそうだ。
03.Rhapsody
植物のように広さを増すシティ街。街は夜を忘れるように明るくなり、偽りの光が自然の闇を駆逐していく。なんだか怖いな。闇が消えたら嬉しいはずなのに。なぜだろう。空から見ていると、人工的な光は大地を汚染するようにその規模を広げてる。
06.Nameless Greenness
打ち付けるような雨が、大地にその痕跡を残していく。これは、星の涙?不甲斐なき人類が重ねる愚行や、その未来にある末路を予期して、激しく涙を流すのかな?雨宿りする鳥の姿で、流れ続ける涙をずっと見てる。
09.眠りの森の君
夜明けの森の中を駆け抜け、誰も寄り付かない古城に向かう。みんなは怖がるけど、ツタを登って見下ろす森の風景は格別!百年近くこの城は開かれていないらしいけど、ずっと眠ってるってどんな感じなのかな?
10.selfish
雨が降ると、地上に傘の花が咲く。とても色鮮やかできれいなのに、その光景はとても寂しく見えた。傘で踊る雨音は、まるで人々を急き立てるようだ。この無機質な音国をずっと聞いているのは嫌いではないけれど、流石に耳を傾けるにしても限度がある。川を流れ行く花たちを尻目に、別の場所へと向かうとしよう。
11.Hyper na blue
銀河系で開催される、ルール無用のエアハイクレース。世間は大盛りあがりたけど、衛星軌道上はクラッシュした機体の破片が流れたり惑星に落ちたりして大変なんだよね。隕石にぶつかったり操縦ミスって衛星に追突したり。一周切り抜けた機体もクラッシュした機体に阻まれてリタイアやら順位陥落やら。さて。整備係のフリして高く売れるパーツを探しに行くか。
12.saturation
大盛況のフェスティバルは、大雨ですら演出に変える。ホログラムの炎は雨粒に消されることなく、人々の心を高揚させていく。さあもっと歌え!踊れ!明日二破滅が待っていようとも、今この瞬間に霊を燃やせ!空が赤く染まる週末の予兆も、我らにとってはスポットライト!さあ、もっと盛り上がれ!最期の瞬間まで!。
13. fight
沸き立つコロシアム。せり上がる闘技場に立つ彼らは、自由と栄光のために戦いに挑む。、対して観客は、刺激と一攫千金を求めてチケットを握りしめる。勝利して観客に富をもたらす者は勇者として絶えられ歓喜の涙を流す。対して敗者は、観客から財産をむしり取る愚者として罵声を浴びせられる。巨大なコロシアムは、毎日が鬼気迫る闘いで躍動している。
14.Life is Beautiful
惑星間を行き来するシャトルが行き交うエアポート。青い空を彩るのは無機質な美しさを放つ機体。翼に太陽光が反射して、見る者を魅了する。
♦アンコール
※一曲を経てメンバー紹介!
16.I'm going to love
新曲とのことで、なんとなく秋を先取りしているように思える。並木道。真っ赤な紅葉が大地に鮮やかな絨毯を作る。紅葉の額縁は、青空を引きたてる立役者でもある。反対色の織りなす、不思議なイリュージョン。
17.your place
気まぐれな旅の終わり。元の世界への扉が開き、私を呼んでいる。面白いな。不思議な世界は本当に、あちこちにあるんだね。
♦総合まとめ
ゆみさん、そしてTourbillonの皆さん。夏の終わりの不思議な旅をありがとうございました。06.Nameless Greennessで少しだけゆみさんのソロが聴けたのと、12. fightではお二人で歌いつつもゆみさんの存在を特に強く感じることができたので幸せでした。たしかにお二人の声はよく似ていて聞き分けにくいので。繰り返しアーカイブを見て攻略しようと思います。