08月06日。毎年この日になると、私はある楽曲をツイートするのが通例になった。今年もまた、その日が来た。しかし今年は、あえてブログで特集を組むことにした。

私が毎年ツイートしている楽曲は、川村ゆみさん作詞。歌唱による「kamikaze』である。タイトルの由来は言うまでもなく、第二次世界大戦で日本軍が使用した有人ミサイル。いや。有人迫撃砲というべきだろう。これらを用いた特攻隊の名前からだと思われる。有人と言っても操縦は不可。敵軍の動揺を誘うために乗せられた彼らは、敵を道連れにして死ぬしか選択肢は与えられていないのである。

この曲は2017年02月22日より発売中のゆみさんのオリジナルアルバム。「ゆみザウルス』の四曲目に収録されている曲だ。データは下記の通り。

04.kamikaze 
◎歌・作詞:川村ゆみ
◎作曲・編曲:原一博
(楽曲が収録された動画を見つけましたので、聴いてみてください)



この曲への熱意がゆみさんの当時のTwitter。今で言うXにて多く語られている。今ではアカウントを持っていなければ閲覧できなくなっているため、URLだけでなくスクショでも内容を紹介する。なおスクショには他のユーザーとのやりとりは載せていないため、興味のある方はアカウントを取ることをお勧めする。



 


まずはこの2つ。有人迫撃砲の名前は桜花と言う名前だったらしい。2つのツイートを読み返すと、まるで神風作戦の参加者の魂が、桜の花を通してゆみさんに「ありがとう』を伝えているように見える。


そう。写真の姿そのままなのだ。だから私は桜花は戦闘機ではなく、迫撃砲。ミサイルだと思っている。因みに迫撃砲は私ⅴ過去、軍人を経験された方から直接聞いた言葉である。その方はもう他界されたが、当時の会話はよく覚えている。

 


下手なんて思いません。戦争関連の居家はレクイエムにしかならないと思っていた私の偏見を、彼らから私達へのエール。平和な未来を託した歌にしたのは他ならぬゆみさんなのですから。

戦争は繰り返してはならない。でも、忘れてはならない。この曲を知ったときから、私はそう思うようになった。戦争はどんな理由であれ、悪意の最たるもの。すべての善意が否定され、敵意と策略が正当化される地獄だ。確かに、この日常にも地獄はあるだろう。しかし少なくとも、救いの手は存在する。それすらも無くなるのが戦争であることを、私達は忘れてはならないと思う。