接客ノート『イチジク浣腸』

接客ノート『浣腸薬』
浣腸薬を初めて使う方は、

今回のご質問のように

違いがわからない方も
いらっしゃると思いますので、
商品の違いを把握しておきましょう。

また、浣腸は使用方法についても、
コツ（知識）を知らないと、
うまく使えないことがあります。
その辺りもしっかり、
把握しておくとよいでしょう。

以下は今までの接客経験を通して、

知っておいた方がよいと思うことを

『イチジク浣腸』メーカーホームページ、
添付文書、また処方薬の添付文書などから、

ポイントをまとめてみました✨️

接客時のポイント

・使いやすくするために
寒い時期には容器を人肌の温度に温めることで、容器が柔らかくなり薬液を出しやすくするだけではなく、便意を我慢しやすくなります。

・転倒事故を防ぐために
浣腸を使用した時に血圧の変動、血圧が下がることがあります。

そのため使用後、立ち上がるときにふらつきを起こして、転倒しないようにとお伝えしましょう。

・心臓病の方の使用について

添付文書では『相談すること』に記載がありますが、基本はかかりつけの医師に相談してからの使用をおすすめしましょう。

メーカーホームページ内でも、心臓病や血圧が高めの方には、体調が悪いときはご使用にならないように注意してくださいとの記載がありますので、こちらも接客時の参考なさってください。
ただし、最初にもお伝えしましたが、やはり主治医に相談することを最優先してもらいましょう。

その際に相談することに「心臓病の方」と書いてある理由についても説明できるようにした方が説得力が増すと思います。

理由については浣腸を使用すると血圧が下がることがあります。
血圧が下がることで、心臓に負担をかける場合があるから相談することに記載されています。

・痔の方の使用について
「痔出血」と書いてある理由については

痔の傷からグリセリンが入ることで腎不全を起こすおそれがあるからです。

浣腸薬はどちらかといえば、
セルフで売れる商品のひとつではないでしょうか。
そのため、初めて使う方だけではなく、
セルフで購入されるお客さまにも
使い方はもちろんのこと、使用できるかの
確認も改めてすることも大切だと思います。

ご自身でもメーカーホームページや
添付文書を確認して、お伝えやすいように
ノートにまとめておくのもよいですね。