英語ブロックを手放して人生をパラダイムシフト

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英文科卒でもなく留学経験もない主婦だった私が、年間4冊を出版翻訳の依頼を得るようになった経験から、英語学習を通して夢をかなえる幸せな生き方のヒントをお伝えします。


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『「考える」より「感じる」を大切にすることが幸せへの近道』Henri Junttila (著), 栗宇美帆 (翻訳),ヴォイス社



先日、以前お世話になっていたダンスの先生からの英文メールに返信することがありました。


先生からのお問い合わせに対し回答のメールをしたところ、さらにそれに対し返信が来た、という状況です。


わたしが回答メールを出して、約24時間後にそのメールが来ました。時間的にはちっとも遅い返信というわけではありません。

 

 

でも先生のメールには

Thank you for getting back to me about this. 
Apologies for the late reply. 
(お返事ありがとうございます。お返事遅くなってすみません)

とありました。


先生はとても腰の低く、こうした日本人的な言葉の配慮を理解される方です。


この後にさらに追加の質問が続き、その回答が長くなりそうだったので、いったん、こういう内容で英文の返事を作って、とAIになげたところ


Thank you for your message, and no worries at all about the timing.
(メッセージありがとうございます。遅くなったことについてはどうぞお気になさらず)
という始まりになっていました。


この冒頭、どう思いますか?
日本語で返信を書くとしたら、遅くなったことについてはどうぞお気になさらず、ってわざわざいうでしょうか?


そうですね、あなたの返信は遅かったですということを、実際は遅くないタイミングで返信をくれているのに、言っちゃっている感じになりますよね?


でもAIは、丁寧に謙虚に書かれた文に、やはりこちらからも、そんなことは気にしないで、と丁寧なつもりでこの文を作るのですが、結果的にちょっとズレた印象の文になってしまう。


そう、この遅れてごめんなさいは、あえて触れないのがマナーとなる文言なのです。でも丁寧に応えようとするからこそ、AIは拾ってしまうのです。


AIは「文字」を訳せますが、「文脈」や「暗黙のルール」を訳すことはできません。


相手の謙遜をそのまま受け取って「許してあげる」というスタンスを取ってしまうのは、AIがコミュニケーションを単なるデータのやり取りとして捉えている証拠です。


どんなに進化しても、AI翻訳は「空気を読んで削ること」ができない。人間の介在が必須のポイントです。


今回は個人的なメールのやり取りでしたが、これはビジネス翻訳の現場でも全く同じことが言えます。
ㅤㅤ


今やAI翻訳のチェック・推敲は翻訳の仕事の本流になりつつありますが、AIが良かれと思って「足した」言葉を、文脈を読み取って「削る」。

 


この判断こそが、機械にはできない人間のチェックの本質だと感じています。


今回のような「一見丁寧だけどズレてしまう英語」は、AI翻訳を使った文章でとてもよく起こります。


もし、
・自分の英語が自然かどうか不安
・AIで作った英文をそのまま使っていいのか迷う
という方は、英文プロフィール診断で一度見直すことをおすすめします。(プロフィール以外の英文も受け付けております)