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英語ブロックを手放して人生をパラダイムシフト

英文科卒でもなく留学経験もない主婦だった私が、年間4冊を出版翻訳の依頼を得るようになった経験から、英語学習を通して夢をかなえる幸せな生き方のヒントをお伝えします。

9月が終わろうとしています。

 

 

9月というのは

私には特別な月です。

 

 

9月11日に米国同時多発テロがアメリカで起きました。

 

 

その2年前までニューヨーク州に住んでいました。

 

 

マンハッタンの島内ではなかったけれど

何度も訪れた景色が

消えてしまった衝撃は

今も鮮明にのこっています。

 

 

日本のスーパーが

マンハッタンから橋をわたった

ニュージャージーにあったので

月イチぐらいの買い物にいくと

ワールドトレードセンターがそびえたつ

島の南側の景色を必ず

眺めてかえることになります。

 

 

世界で一番元気な街をひとつ

瓦礫の山にしてしまうほどの憎悪。

 

 

でも、当時の隣人たちは、

普通のおじさん、おばさん、

私と同じママたちで、

あんな憎悪を向けられるような

人たちではなかった。

 

 

それなのに、

文化、宗教、民族、国という

かたまりとかたまりになると

個人を知らないのに憎悪が燃え立つ。

 

 

たぶん、攻撃をした側の

原理主義者の人たちだって

ひょっとして隣人として接したなら

私と変わらない普通の人間だったのでは

いや、だったに違いないと思うのです。

 

 

お互いをしらない

「無知のギャップ」が

あんな憎しみを作り出した。

 

 

あの事件で、

特定の宗教をもたず

平和主義で、

独特の歴史と文化をもつ日本国民で

ニューヨークに縁のあったものとして

なにかできないか

 

 

そう思って翻訳家になろう

という決意が芽生えました。

 

 

英語ぜんぜん苦手で

中学レベルだったのに。

 

 

なぜかなれない、ならない、

という選択肢はなかった。

 

 

ああ、翻訳家になるんだな

と知ったような感覚。

 

 

あれから20年以上がたち

今は別の戦争が起きている。

 

 

日本人はもっと、

その美しいアイデアを

響かせていいと思う。

 

 

もっと堂々と、使命感をもって。

 

 

それをしようとする人を

自由にするのが

私の仕事だと思っています。