お世話になっています。本橋です。

今まで栗☆兎ズという名前で演劇活動をしていたのですが、名前を変えてみることにしました。今後は「ウンゲツィーファ」という名前になります。少し格好良すぎますかね、?ウンゲって響きが気に入っています。

栗☆兎ズという名前はまあ下ネタだし、実際そこまで下品なことやってる訳でもないので前から変えたいなと思ってはいたのですが。色々と心境の変化があり、今だって気がしました。なんと言うか、少し「売れていく」ということを意識しているんです。ウンゲツィーファというのは前回の公演の脚本でカフカの「変身(かわりみ)」から引用した単語なのですが、僕の中でとてもしっくりきていて。

そんなに大したことでもないのですが、個人的には色々思い見ています。以下、そのことをべらべら書こうと思います。

沢山の方に迷惑をかけて続けさせて頂いています。何か返すつもりでこれからも精進致しますので。良ければ気にかけてやって下さい。


本橋




↓以下、雑文




栗☆兎ズは僕の恋愛の歴史である。と思う。
栗☆兎ズと名乗り出したのは5年前、大学生の頃で。その頃に恋していた女性と演劇を作りたくて始めた。最初に作った短編の作品はとても酷いできなんだけど。僕が出てて、その娘にも出てもらって。僕の演じる役はその娘が好きで。っていう風に僕の私情満載だった。そういう作品作り、というかもはや作品と呼んでいいのか、という行為を今の今まで続けてきて。東で女性にこっぴどく振られれば、そのまま台詞にして振った本人に読ませたり、西で恋人と大喧嘩をすれば、それを好きなように書き換えて面白おかしく芝居にしたり、南で…北で…。ここら辺のことについて、本当いつか詳しく書けたらなって思ったりもしている。恨みを買いそうだけど、とても読み応えはある、気がする。
こんなどうしようもない人間のどうしようもない行為を何故だか協力してくれる人、見に来てくれる人がいるのだから、僕という人間とその恋愛遍歴はそこそこ興味深いものなのじゃないかなと。妙な自信すら生まれてきていたりする。
改名ということに対して思うことがあってこれを書いている。僕の中で前回の公演『栗☆兎ズ⑧ 蛇の足がき』にて栗☆兎ズは完結した。そう思えるくらいにその公演は僕にとって大きかった。これも詳しくは書けないのだが、兎も角知れたらかなりの人に嫌われるだろうって位私情だらけの公演だった。公演期間中精神的にバグってきて、泣いたり怒ったり壁に頭打ちつけたり本当ヤバい人になってたと思う。それを機に僕の中で色んなことが変わったって思う。多分、僕は女性のことでしか変わることはないのだろう。恋愛は僕の人生のテーマである。本当、多くを言えないことがもどかしいのだけど、公演を経て、女性とのことで色んなことがあって、僕は今ちょっぴり大人になったんだ。なんと家庭を築けないだろうか、なんてことまで考えてしまっている。
そして僕は演劇を辞めるってことを真剣に考えた。これは、演劇を始めてから初めての快挙なのだ。ということで、仕事ってものに力を注いでみたのだが、僕は知らなかったのだけど、どうやら仕事ってのは「結構頑張る」必要があるようなのだ。グズグズ言わないでシャカリキ働けって話しなのだが、精神が貧弱な僕にとってその「結構頑張る」ということに対しては其れ相応の決断が必要で。僕はどうしても、演劇に後ろ髪引かれたままその決断を下すことはできなかったのだ。理想を言うなれば、やっぱり演劇と、+αの何かと、二足の草鞋で生計を立てていくということだろう。そういうことで、僕は一度死んで、今再び息を吹き返し、演劇界の荒波に、もう少しだけ挑んでやろう。と思うのだ。それで駄目なら身を引こうかと思う。
今にして思えば、栗☆兎ズは僕の、一つの大きな恋であったようにも思う。その恋は完結を迎えた。本当に頭の中でエンドロールまで流れたんだ。これから愛について考えていこう。愛ってやつはどうやら目を伏せたい様な現実とも隣り合わせにあるようだね。
無名の劇団が改名する、外側から見れば本当取り留めない出来事だがこれは僕という人間にとって大きな意思表明なのだ。これは僕の変身だ。第ニ章だ。アイデン&ティティで言うところの24歳の終わり、27歳編の始まりだ。売れてやるぞ。俳優のプロマイドでも売ってみようか。



もう一つ最近考えること。大人しくいることが大人になるってことなのか、正しいってことは正しいのか、僕は、大きい声で誠実に喋りたいなって思う。穴だらけの議論でも、あなたと交わしていたいなって思う。そういうものにわたしはなりたい。

ウンゲツィーファ
本橋


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