今朝。
電車の車内、目の前で女性が倒れた。それを僕は、ただ見ていた。
近くにいた別の男性が「大丈夫ですか?」と声をかけ、車内に行き渡る声で「近くに非常停止ボタンがある人押してもらえますか」と言った。
別の場所にいた、僕より年下であろう学生(男)が迷いなく近くにあった非常停止ボタンを押して、スピーカーに向けて「車内に急病人がいます」と、ひょうひょうと告げた。
車掌さんが来て、「次の駅で救護しますので」と言って、戻っていった。急行の電車だったので、そのまま一つ駅を通り過ぎて二つ目の駅に止まり、そこから担架で運ばれていった。
その中、僕は車内で程々に可愛い女性を見つけ、無意識の内に見つめていた。
事態は収束し、電車は通常の3分遅れで発車した。「急病人の救護のために発車が遅れました」というアナウンスが何か言い訳がましく聞こえた。
多分、別の車両では皆、ただ苛ついたりしてるんだろう。
僕は誰かを救うことなんて出来なくて。
自分を救う為だけに、何かを作っているんだ。
栗☆兎の芝居 其の三
『イける☆この頃』
作•演出/栗☆兎(本橋龍)
☆出演☆
古俣晨(劇団回転磁石)
hocoten
黒澤多生
フジタタイセイ(劇団肋骨蜜柑同好会)
三宅勝
むらのほなみ
9月12日(金)~17日(水)
新宿眼科画廊スペースOにて。
☆料金
予約/1400円
当日/1700円
☆割引
童貞割り…200円引き
※一人で来た男性のみ、申告して頂ければ。
女神割り…200円引き
※女性のみ、肩だしスタイルで来て頂ければ。
こりっちページはこちら。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=56627