台湾ドラマ Stay By My Side/免疫屏蔽を観ました。
2023年。全10話＋番外編。
台湾発オリジナルBLドラマシリーズ全4作の第1弾。ネタバレ注意。
【あらすじ】
医学部から法学部に転学し、家を出たため寮生活をすることになった江馳（ジャン・チー）は宮廟育ちなのに幽霊が苦手な顧步夏（グー・ブーシア）とルームメイトになる。互いに反目しあっていたが、急に幽霊の声が聞こえるようになった顧步夏は江馳に触れると声が聞こえなくなることに気づく。そこから徐々に2人の関係に変化が・・・
宮廟を継いだ顧步夏の姉・顧步桃がある日間違って、怖がりな顧步夏のために祖父が幽霊の声が聞こえたり姿が見えたりする能力を封印していた霊符の一部を焼いてしまう。それにより、顧步夏は幽霊の声が聞こえるようになる。怖がる顧步夏が江馳に触れると幽霊の声が聞こえなくなることに気づく。そのため何かにつけ触れようとする。勉強は得意ではないが、スポーツ、特にバスケが得意でムードメーカーなタイプ。
一方の江馳はお医者さん一家の生まれ。それまで医者になるように言われるがまま生きてきたが、兄や姉が医者になるから自分まで医者にならなくてもいいだろうと。自分が学びたいことは法律だと法学部に転学する。家を出て経済援助を受けずにバイトを掛け持ちしながら勉学に励む。勉強もスポーツもそつなくこなす優秀な学生。他人に関心がなく、無口であまり感情を表に出さないタイプ。
性格が正反対の2人は反目しあっていたが、顧步夏が幽霊の声が聞こえるようになってから江馳に触れようとする。そんな顧步夏に対して江馳は気になっていく。そして守ってあげたいという気持ちが芽生えてくる。2人を周りは「僵持不下（ジャンチーブーシア）」（お互いに譲らない）とCP名をつけて温かく見守ってる。
まじめで一途な江馳。顧步夏が好きだと認識したら、けっこう積極的。このドラマの最大の見せ場、”タオルのキス”。タオルで顧步夏の目を隠してキスを迫る江馳。そして徐々にそれを受け入れて、腰に手をまわす顧步夏。ようやくあいまいな関係から脱出。だいぶ遅れて江馳のことが好きだと認めた顧步夏なりに幽霊の声が聞こえること、江馳に触れると聞こえないことを伝えるかどうか悩み、姉に相談。そこからは積極的に行動する顧步夏。
ケンカして仲違いすることもあったが、最終的に江馳のほうが大人だった。江馳は宮廟に一人で赴き、顧步桃から事情を聞いていた。更に怖がりな顧步夏の代わりに自分に幽霊の声が聞こえるようにお願いするのだ。こんなに一途に相手を想える人は世界中探してもあなたしかいないよ、江馳！で、本当に顧步夏に相談しないで代わりに聞こえるようにしてもらう。
番外編では姉さん海外へ、宮廟は顧步夏が継ぐことに。旅行先で江馳に守ってもらうのも、受け身になるのもイヤだと言う顧步夏。それは江馳が何を考えているか、江馳に何をしてもらっているのか知ってるから。お互いを想い合っているのがよく分かるよね。
ちなみにケンカのシーンで顧步夏がキスを拒んで江馳の唇を噛むというのがあるが、本当に噛まれて血が出たというのがこちら
タオルのキスと唇噛むシーン両方観られるのがこちら
ファンミーティングでは4部作のうち、俺らのキスシーンが一番多かったよって張り合ったり。エビソードを聞くだけでほのぼのしちゃう。楊懿軒の普段の笑顔が、江馳とは違って屈託なく笑うのがものすごくいい感じ。洪暐哲は「僕は可愛い担当だから！」満場一致で納得！
洪暐哲が歌う本作のオープニング曲
エンディング曲
【主要登場人物紹介】
江馳（ジャン・チー）役 楊懿軒（ヤン・イーシュエン） 1994.2.14生まれ 180cm
2018年の映画《破處》のカメラテストと演技クラスに参加し、抜きんでた才能が見出され出演。2020年の台湾映画祭で世界上映され、同年に台湾でも上映。注目を浴びる。
顧步夏（グー・ブーシア）役 洪暐哲（ホン・ウェイジョー） 1999.8.20生まれ 184㎝
韓国に渡り練習生として歌やダンスに実力をつけるも、機会に恵まれずyouku（优酷）のオーディション番組《一团之名》に出演し、期間限定グループ「新风暴」でデビュー。期間満了で台湾に帰国。本作では主題歌『牛頓與蘋果』も担当している。
来自jinjin_c
顧步桃（グー・ブータオ）役 鄭靚歆（チェン・ジンシン） 1995.6.4生まれ
弟の恋を応援し、2人に助言もしてくれるお姉さん役。私生活ではドイツ人女性と結婚され、Instagramでもアツアツぶりが見られるよ。