花令嬢の華麗なる計画/花琉璃轶闻を観終わりました。
2023年。全24話。月下蝶影原作、小説「造作时光」。
【あらすじ】
武将家のか弱い?県主が玉京で知恵と勇謀で巧妙に皇太子や朝廷と渡り合い、策略家でツンデレな皇太子とのラブコメ時代劇。
花琉璃(かりゅうり)は将軍の両親に育てられ武芸に長けているが、都、玉京に人質として呼ばれたことを承知している。そこで、病弱なふりをして、両親を警戒する人たちを欺こうとする。例えば風に当たっただけで気絶するとか、血を吐くとか。
政にも味方か皇位にも興味がないと見せかけて実はものすごく策略家な皇太子は、彼女が敵か味方か探ろうとする。なぜなら、昔彼女から元気な様子の文をたくさんもらっていたのに、病弱?演技か!これは警戒したほうがいいのか??状態。当の本人、花琉璃は皇太子に言われるまで文を出していたすら忘れていたのだが。
侍女の鸢尾(えんび)と2人でいるときなど身内だけだと、元気いっぱいの花琉璃だが、皇太子などに会うと急に病弱になる。いなくなると何事もなかったかのように元通り。変わり身は早い。
よくある最初は嫌ってたけど、あることがきっかけで仲良くなる人、それは田嘉敏(でんかびん)。花琉璃に良いように使われ、利用され、何度も“ぽっちゃり”って言われ…。琉璃と一緒に誘拐された時に、彼女が武芸に長けていて、何のためらいもなく敵をバッサバッサと斬っていく姿を見てしまう。秘密にしてねと言われ、更に皇太子と再会した時に… 個人的にこのシーンがとても好き。
強気な面を見せるけど、実は弱い面もちゃんとある。皇太子からの事情聴取を終え、一人で帰る途中にようやく安堵感からうずくまって涙を流す田嘉敏は普通の女の子なんだよ。なんだかんだ言っても家柄がいい所のお嬢様だわ。
そんな田嘉敏は、英王が好き。かなり積極的な行動をしているにもかかわらず、自惚れ屋での英王は気づかないばかりか、花琉璃が自分のことを好きだと勘違いする始末。すったもんだしたが、最終的に田嘉敏と上手くいってよかったわ。花琉璃からもらった人形も2人に似ていて可愛かった。この人形ね↓
裴济怀(はいせいかい)と鸢尾(えんび)は気づけばいい仲になってた。私が見落としたのか。しかし、裴济怀よ、いいのか?鸢尾で。鸢尾は花家の校尉だぞ。強いぞ。
もう一組いい感じになった人たちが。杜太師の孫娘、杜琇莹(としゅうえい)と、人気楽師で○○の云寒(うんかん)。云寒が大けがをして、保護したのが杜琇莹。お互いに惹かれたようだが云寒の正体は…
金珀(きんはく)国の第二皇子の贺远亭(がえんてい)が、色々仕掛けてくる(部下にやらせたり、自分でやったり)けど、どれも失敗に終わる。なのに誰からも責められないし、そもそもこんなことしてるの皇帝知ってんの?花琉璃も病弱なふりをしなくなったし。って突っ込みどころが…
今回のラスボス、あまり印象に残らない人だったわ。それよりも宋光(そうこう)が死んでしまったのが残念。死んじゃう必要あった?
皇太子と花琉璃はなんとか助かってよかったね、2人仲良くチャンチャン。というお話ということですね。24話だからしかたないか。
【主要登場人物紹介】
姬元溯(きげんそ)役 徐正溪(シュー・ジュンシー)1985.5.5生まれ 184㎝
代表作:独孤天下(独孤伽羅~皇后の願い~)、嫣语赋(策略ロマンス~謎解きの鍵は運命の恋~)、影帝的公主(Be My Princess~太傅のプリンセス~)
花琉璃(かりゅうり)役 孟子义/孟子義(モン・ズーイー)1995.12.5生まれ 170㎝
代表作:陈情令/陳情令、沉香如屑(沈香の夢 前・後編)、浮世双娇传(双嬌伝(そうきょうでん)~運命の姉妹と2人の皇子~)
贺远亭/賀遠亭(がえんてい)役 朱元冰(ジュー・ユエンビン)1995.1.11生まれ 178㎝
田嘉敏(でんかびん)役 苏梦云/蘇夢雲(スー・モンユン)
代表作:周生如故(美人骨~前編:周生如故~)、亲爱的义祁君(親愛なる君主様)
裴济怀/裴済壊(はいせいかい)役 李卿(リー・チン)2000.12.13生まれ
鸢尾/鳶尾(えんび)役 张昕懿/張昕懿(ジャン・シンイー)2000.10.15生まれ 165㎝
云寒/雲寒(うんかん)役 李菲(リー・フェイ)1996.9.16生まれ
姬元灏/姫元灝(きげんこう)、英王役 衣云鹤/衣雲鶴(イー・ユンホー)1987.4.12生まれ 183㎝
杜琇莹/杜琇瑩(としゅうえい)役 姜杉(ジアン・シャン)1995.10.6生まれ 164㎝
代表作:如意芳霏(如意芳霏~夢紡ぐ恋の道~)、嘉南传(宮廷衛士の花嫁)