昨日とてもうれしいことがありました。
一週間前に来られた喘息と不眠の患者さんが来院されたのです。
様子を聞くと「眠れるようになったし咳は朝晩でるのですが吸入しないで済むぐらいで収まっています。」
と言われました。
心配していたので本当にうれしかったです。
この患者さんは大人ですが喘息と不眠のため衰弱がありました。
弱っているときには鍼の刺激をどの程度に抑えるかが難しのです。
一般の方は鍼と聞けばさすものだと思われている方がほとんどですが
患者さんの状態によれば一本も刺すことができない人がいます。
その場合はなでる鍼や接触するだけの鍼をおこないます。
それがこのケースでした。
この患者さんの皮膚に触ると軟弱でハリとツヤがなくとても鍼をさせる身体ではありませんでした。
当然小児はりで皮膚をなぜる施術をおこないました。
するとすこしですが皮膚のハリとツヤが戻ってきたのです。
これで大丈夫とは思っても確認できるまでは本当には安心できません。
調子がよくなったと直接言われて本当に安心しました。
そんな時、師匠に「喘息の発作が停めれるようになったら本物です。」とよく言っていたのを思い出しました。
喘息は治療をするというよりやりすぎないことがコツです。
過ぎたるは及ばざるがごとしと言いますが喘息の施術はそこが一番大切です。
大人にも使用できるとこが小児はりの面白いところです。