「一切れの乾いたパンがあって平和であるのは
ごちそうと争いに満ちた家庭に勝る」 旧約聖書 箴言
私の育った家は父がほとんど働いていなかったので
大変貧乏であった。
夕方には母からボウルを持たされ近所の家に
お米をもらいに行かされたこともしばしばあった。
もちろんクリスマスも誕生日もなかった。
また父は大変切れやすく母や私に暴力をふるい
いつもおびえて暮らしていた。
そんな子供時代を振り返っていたら
この聖書の言葉を思い出した。
子供のころの私は何を求めていたのか。
ごちそうではない。
高価なおもちゃやお人形よりも
たとえ貧しくても
一切れの乾いたパンしかなくても
両親が笑っていて平和な家庭が欲しかったのだ。
あなたに平安がありますように