こんばんは。都議の栗下です。
本日、いよいよ新型コロナウイルス対策の補正予算を審議する都議会臨時会が始まりました。
一昨日に示された通り、対策には総額8000億円の予算を投じることになりますが、今回の議会では6月までに着手できる部分約3600億円について都議会で精査し、最終的には賛否を決めることになります。

最終日は22日。今日含めると平日は3日間の集中審議になります。通常、予算については都議会のチェックがしっかりと行き渡るよう一定の期間を確保することが一般的ですが、今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止と経済支援を一刻も早く行うために、与野党ともこの日程案に了承しました。

日程だけでなく、議会の景色も一変することとなりました。


写真を見ていただければ分かる通り、本日の本会議での議席でも議員の半分が離席して密集を作らないようにという配慮がされました。これは恐らく、
都政史上初めての風景だったでしょう。

通常、都議会議員が全員集まるこの本会議での質疑を通じて各会派(政党)の主張や意思表示をしていくことになりますが、行政への負荷や、密を避けるためにも、補正予算審議のための特別委員会を設置し、各会派の代表のみで質疑等を行います。都庁行政に対しての負荷も可能な限り減らしていくために、各会派が質問時間を絞り、従来と比較して凝縮された議会になるものと思われます。

私は今回、特別委員会のメンバーではありませんので、質疑には立ちませんが、会派の質疑は所属議員全員で作っています。その内容がより良いものになるようにメンバーと力を合わせて臨んでいきます。