112日、44日間にわたって開催されたラグビーW杯日本大会は、南アフリカチームの優勝で閉幕。翌日に開かれた記者会見では、「記憶に残る史上最も偉大なW杯」とワールドラグビー会長から総括されました。

チケットの99.3%が売れ、テレビ視聴率は52%を記録し、ファンゾーンにも113万人余りが集まり、SNSの閲覧回数は17億回を超えるという、かつてない盛り上がり。ファンや大会関係者の方々にとっても謳い文句通り「一生に一度の大会」になったかと思います。


一方で台風19号の上陸で2試合が中止される、飲食物の持ち込み禁止ルールが物議を醸すなど、運営上の課題も見られました。大会統括責任者のアラン・ギルビン氏は、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて「あらゆる事態への備えを」とアドバイスを送りました。


「あらゆる事態への備えを」、ラグビーW杯責任者が東京五輪へ忠告

https://www.afpbb.com/articles/-/3252991


W杯開催中の街中は、普段と比較して欧米などから観光客が目に見えて多くなりました。彼らのニーズについても分析し、観光の充実に活かしていくなど、来年の東京大会開催に向けて、ラグビーW杯の成功は有形無形多くの財産を産む事になると思います。


都議会でもどのように活かしていくのかについて議論を進めていきます。