いよいよ五輪開催まで10ヶ月を切り、開催準備も大詰めです。

そんなかではありますが先週、五輪のチケットが不正IDで大量に購入されていたことが明らかになりました。

虚偽の個人情報をもとに不正に登録されたIDの数は約3万件、そのうち1200件で6900枚ものチケットが購入されていました。

五輪チケットの規約に基づいて、これらのチケットは全て無効かつ払い戻しも行われないとのことです。金額にならすと総額18千万円分に上るそうですが、転売を目的に組織的に購入されていた分もあるとすれば、企みの代償は大きなものに。テクノロジーの進歩もあり、転売禁止について徹底していることで、今後五輪を含むあらゆるイベントのチケット販売ルールが遵守される大きな流れができていけば良いなと期待しています。


さて、私および周辺でも「当たらない」との声が多かったチケットですが、9月上旬に行われた追加抽選での当選者は申し込み140万人中12万件とのこと・・。競技によって倍率は大きく異なりますが、おしなべて見ても10人申し込んで一件当たるくらいのものでしょうか、やはりかなりの狭き門であることがわかります。

競技別の倍率は公式には発表されていませんが、独自に分析を試みたサイトはいくつかありました。それらによれば、野球やテニスなどの人気競技は30倍、バスケットボールは特に難しく50倍、開会式などは100倍くらいの倍率ではないかとのこと。

私自身は全てテレビ観戦組になりそうですが、当選された方にとっても素晴らしい思い出を残せる大会にするために都議会からも働きかけていきたいと思います。