2020年東京オリンピック・パラリンピック開催も追い風に、訪日外国人は増加の一途を辿っています。2018年には3000万人を超えたことで2020年に4000万人という、かつては遠大だった目標に向けてリーチをかけた形となります。

最近、新宿都庁に通う際にこれまで以上に外国人の方々とすれ違うことが多くなった(というか、時間帯によっては外国人の方々の方が多い時もある)ように感じていますが、この数字と改めて照らし合わせると納得がいきます。


都でも海外から観光客を呼び寄せ、観光業はもとよりあらゆる産業の追い風となるように様々な施策を展開しています。は今朝のニュースです。


訪日客の流れ東京から福島へ 福島県と都が協定締結 東北初(67日福島民報)

https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019060764020


10年、20年前と比較して、国内の至る所に外国人の方々が訪れるように変わってきましたが。インターネットを介してそれまであまり知られていなかった国内観光地の情報もダイレクトに得られるようになり、そういった需要が増えたということもありますが、都では議会での議論も踏まえ、かねてより「東京イン地方アウト」の考え方で、都内での観光振興だけでなく、そこからいかに国内の他都市へと訪都観光客を誘導できるかということに取り組んできました。


東京への旅行だけで帰ってもらうより、他の魅力溢れる都市にも旅行してもらうことは、他都市への貢献になることはもとより、海外からのリピーターを増やし多くの場合は経由する東京への流入を増やすことに繋がるからです。

訪都観光客が五輪開催後も増え続けるか否かは、どれだけのリピーターを作れるかにかかっています。世界における東京のプレゼンスを高める上でも観光は大きなテーマ。今後も引き続き様々な角度から提言を続けていきたいと思います。