新聞等を通じて東京23区の来年度予算案が続々と明らかになる中で、防犯カメラの設置に関するものがいくつか見られました。


▪️渋谷に防犯カメラ415台増設 ハロウィン対策など

https://www.sankei.com/life/news/190204/lif1902040026-n1.html


▪️落書き1121件 防犯カメラを無償貸与 東京・港区、対策強化へ 

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6312628


防犯カメラといえば記憶に新しいのは、上記のニュースでも触れられている昨年のハロウィンに起こった軽トラ横転事件。その後、防犯カメラの映像を元に全国から集まった関係者10名の身元を突き止め、書類送検に至りました。

SNSの顔認証システムの進歩に驚かされる昨今ですが、解析プログラムやAIなどとの組み合わせで防犯カメラはこれまで以上に治安維持に寄与していくものと思います。


都においては今年度まで、商店街に防犯カメラを設置する際の費用について補助を出していましたが、長年利用すると故障したり、メンテナンスが必要であることから維持費・修繕費についても同様に補助して欲しいという要望が多数寄せられていました。そして昨年の質疑や予算要望において都民ファーストの会から要望した結果、来年度予算案には新たに1億円分の予算が盛り込まれることとなりました。



人が最も集まる駅や商店街の周辺について防犯カメラ設置が進めば、犯罪に対する強力な抑止力ともなります。当然、個人のプライバシーを侵害することのないよう有事の際の活用に限定するなど、管理を徹底してかなくてはならないと思いますが、今後も積極的に進めるべき施策であると考えています。