こんばんは、都議会議員(大田区選出)の栗下善行です。

都議会臨時会が先週閉会となりましたが、9月20日には第三定例会がスタートするということで、引き続き議会に向けた準備を続ける毎日です。

この一週間で、都議会にある会派控室の改装が完了し利用がスタートまた、代表が交代するなど都議会・都民ファーストの会について多くの報道がありました。

■都議会の各会派控え室 改修工事の費用が約1億円に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170912/k10011135791000.html

 

当初予定されていた会派控室の改装費用は約6900万円。そこから3000万円増え、約1億円まで膨らんだということについて、私たち都議会議員に対しては事後報告という形で初めて知らされました。
 

費用そのものが高額であるとの声も有りますが、それ以上に見積もり額の約1.5倍まで報告や相談も無しに費用が増えてそれが罷り通ってしまう(可能性が高い)ということについて、問題があると言わざるを得ないと思います。次回の改装等の際にはこの度の経験について活かしていかなくてはなりません。

■「新しい都政へ改革進めたい」都民フの荒木新代表が抱負 
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG13H50_13092017000000/

 

都民ファーストの会を設立当初から支えてきた野田数氏の退任に伴い、新たに荒木ちはる都議(中野区選出)が代表として選出されました。政治団体として設立された際に公に届け出ている規約通りのプロセスで決定されています。
 

「都議の中で選挙をしないのか?」という声もあるようですが、まだ出来たばかりであり、其々のメンバーの適性も明らかになっていない中で選挙を行っても、混乱を生むばかりだと思います。
いま最も必要なのは、其々のメンバーが、各委員会など其々の持ち場でスピード感を持って政策を展開し、都議選で都民から受けた付託に応えることです。

実際に現在、都民ファーストの会では第三定例会に向けて、全員が準備に携わっています。議会で最も重いとされる代表質問についても、他の政党・会派では、一部の役員と政調会スタッフ(事務職員)が中心になって作るのが一般的ですが私たちの会派では、議員が全てを書きそれをまとめる作業まで一貫して行っています。
大変な労力と時間のかかる作業ですが、そういった作業を行う中で理解を深め、政策についてもより責任を持って、実現に近付けていけるのだと思います。

臨時会は市場移転問題のみが議論されましたが、都議選で掲げた公約実現に向けてという意味では第三定例会こそが本当の初戦です。引き続き、力を込めて準備を進めたいと思います。