日とある記事で、仙台におけるカジノ建設の計画が持ち上がっているというのを目にしました。マカオや韓国で成功しているカジノビジネスの経済波及効果は数千億円と言われており、それを復興財源の一部にしたらどうか、という考えのようです。



国内では法律で賭博行為が禁止されていることから、これまでカジノの設置が認められてこなかった経緯が有ります。かつて石原知事も東京都にカジノを誘致する計画に意欲を示しましたが、法律の壁に阻まれ最近ではトーンダウンしてきていました。今回は法律を改正するために国において超党派の議員連盟が動いているというのです。



カジノ建設には周辺地域の居住環境、治安悪化の懸念などもあります。ですから、その点については注意深く計画を立てなければいけないわけですが、世界的な知名度と豊富な文化的財産を持ちながら外国人観光客の訪れる数では世界20位にもランクインすることができないできた日本、そのポテンシャルを活かす起爆剤になるかもしれません。



しかし、もし東北でいうのであれば、放射性物質の問題について安全性を確保すると同時に、それを海外に向けてしっかりアピールするということが不可欠になってくるでしょうね。