次の新酒は3年ぶりとなる福島の天明で、家飲みが2回目となる中取り零号でした。

開栓すると、上立ち香は芳醇で、柑橘系果実様の甘酸っぱい純米香が上がります。
一口頂くと、ガス感のある新鮮な酸に続いて、濃醇なお米の甘旨味が膨らんできます。
酸味6、甘味4くらいの割合で、中盤にはクリーミーなおりと甘旨味の調和が楽しめます。
終盤になって甘味が減少すると、最後にはキリッとシャープな旨酸がキレる後口でした。

フレッシュなガス感が魅力的で、甘酸のバランスの良い、芳醇甘旨口食中酒ですね。
ちょっとだけビターでクリーミーなフルーツ系リカーのような、美味しい純米酒でした。


銘柄:天明 中取り零号 純米生酒 おりがらみ 05BY
酒蔵:曙酒造㈾
種類:純米
原料米/使用酵母:会津坂下産 瑞穂黄金/協会901号+自社酵母NATSUKI+うつくしま夢酵母F701+うつくしま煌酵母
精米歩合:65%
アルコール度数:16度
日本酒度:-3.89
酸度:1.8
製造年月:2023年11月
購入価格:¥1,595 / 720ml
お気に入り度:★★★★
【2023-133本目】

 

  

 

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