次に頂いたのは初めて家飲みする銘柄、岡山県のお酒としては3種類目に頂いたお酒でした。
お酒
開栓すると、芳醇で甘酸っぱいお酒の香りが立ち上がってきます。
一口頂くと、まず刺激的な酸を感じ、中から濃厚な甘旨味が大きく湧き出してくるような第一印象です。
酸味が6.5~7、甘味が3~3.5で、濃密な酸と重厚感たっぷりの旨味が中盤の主導権を争います。
終盤までどっしりとした旨味を維持、甘味がさらに縮退すると、最後はキリッとした酸で切れる後口でした。
グッド!
先月外飲みをした際にはかなり酔っていたためでしょうか、これほど濃い印象は残っていませんでした。
レモンのような酸味が特徴で、五臓六腑に染み渡るような濃醇な旨口酒だと思います。
最近好んで家飲みしている、フルーティーで甘旨ジューシーなお酒とは全く異なる味わいですね。
体調が良くないと流石に毎晩は頂けないような濃さですが、たまにはこういうお酒も有りだと思いました。

銘柄:多賀治 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 限定直汲み 27BY
酒蔵:十八盛酒造㈱
種類:純米吟醸
原料米/使用酵母:岡山県産山田錦/協会7号
精米歩合:55%
アルコール度数:16度
日本酒度:+3
酸度:2.4
製造年月:2016年2月
購入価格:\1,728 / 720ml
お気に入り度:★★★★
【2016-41本目】

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