昨日は「価値」について改めて考えさせられた1日でした。





僕がいつも気を付けている、意識しているワードではあるけれど。。

改めて考えさせられました。




数年前に兵庫県芦屋で3つも4つも会社を経営するスーパー社長のカナリア岡田社長からのご縁から世界で活躍する株式会社ファーストブランド河本社長と晩御飯を食べていました。

株式会社カナリア

株式会社ファーストブランド

{85E2D96A-F04F-42C9-B66B-B674AF0AE729}








河本さんが経営する株式会社ファーストブランドは過去に広告ではなかなか困難なカンヌ国際広告賞を受賞、自身も最近ではEntrepreneur Of The Yearというモナコで行われた世界の起業家の表彰や集まりに日本代表として参加したりとまぁ凄すぎな世界を生きてる方です。





もう数年も前から仲良くさせていただいているんですが毎回毎回勉強になることばっかりで決してビジネス界だけではなく実はスポーツ界に共通する点が多いんです



ブランディングを生業にしている会社様なのでその道のプロ。


物や人の「価値」について改めて考えさせられる1日でした。



中でも印象深かったのが「好感度が上がること」と「ブランド力が上がること」は決して違うと言う事。





時間とお金を使ってくれて初めてブランド力は上がる。

好感度が上がる事に力を注ぎ好感度を得たとしても、そこに時間とお金を使う人がいなければそれはブランドとしてはビジネスの世界では価値がないに等しいという事です。



スポーツ界にも言えてる事だと僕自身は感じた。


シャネルやロレックスなんてまさしくそうだと思う。
高くても皆んな買っちゃうんだから。



世界中の人はシャネルという
モノを買っているんじゃなくて存在を買っている


これがまさしくブランドですよね。




これはスポーツ界にとっても言えること。
チームとしても個人としても。



僕が昔からこだわり続けていた「価値」に対しての考え方は決して間違っていなかったと思います。





何年も昔、所属していたチームで「ホームで試合をする場合はチームバスを出さないようにするので電車賃を払うので電車で行ってくれ」という話が出たことがあった



僕はやめた方が良いと言った。



電車で行こうとしていた若い選手に声をかけ電車で行くのやめさせた。




例えば自分が何かプロのスポーツを見に行った時にその選手を見たいが為に行くのに同じ電車に乗っていたら嫌だろう幻滅するだろうと考えたからです。



だから僕はお金がかかったとしても現地に車で以外行った事は無い。
極力正面玄関も避けるようにしてる。



会場でのファンサービスもそう。もちろん気さくに話すし写真も何度でも撮るけどいつも「憧れ」や「ブランド」、子供たちが持つ独特の「キラキラ感」を意識してる。

対応にもいつも意識してます。


だから子供の時に聞いた田村正和は絶対に人前で食事をしている姿を見せないとか、何故か今だに覚えてるなぁ。。



話が逸れたけど

組織でも、チームでも個人でも、スポーツ界でも、単体でも団体でも、ビジネスマンでもスポーツ選手でもモデルでも、これを意識できてる人は少ないかもやね。



昨日聞かされた話はズバリすぎて刺さった。



ユニバーサルスタジオジャパンが経営回復したように森岡毅さんの「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」の話もよく似ていて決してビジネス界だけの考え方ではないなと感じてた。




僕と僕の業界はもっとチケット代や、お金を払う価値というものについて改めて考え直さないといけないと思った。





「好感度が上がるという事とブランド力が上がるという事は違う」


まさしくその通りです。







お客さんが時間とお金を使ってくれているかどうか。。
  


まだまだですね。
精進します。

{D03AB71E-9819-4F26-8F3F-4EB5B15D1A5D}