昨日、今日と、僕が監督を務める京都大学フットサル部FC.ARIの全日本フットサル大学選手権 京都府予選でした。



結果は1勝1敗にて予選での敗退。



そのうちの1敗は日本一に輝いたことのある同志社大学との試合でした。


パワープレイを用いたこともあり、点差が開きましたが見に行っていた卒業生等の話を聞くと


今までにないほど自信を持ってプレーをしていた現役生を見てかなりびっくりしたと口々に言っていたようです。


過去の話を聞くとほとんどがキーパーから投げるか大きくクリアのようなプレイばかり。


それが全員がバランスよく動きクワトロなどを使いプレス回避をしている現役選手を見て、本当に負けはしたものの感動したと言っていました。



この2年の間、ずっと京都府の2部の下位だった京都大学が社会人京都府1部に昇格し、


関西学生リーグでも2部から1部に昇格しかなり勢いづいてはいましたが普段から関西リーグという地域最高峰の場所で戦う同志社大学にはまだ歯が立ちませんでした。


初戦を落としたものの、心折らずに本日の外国語大学との試合に勝ちきったと言うのは本当に素晴らしいことだと思います。


泣いていたという選手もいたというくらい今年は勝ちたかっただろうし、勝てるという自信も少なからずあったと思う。



でもそれがとても大事なことなんです。
試合をする前から負けるつもりなんてことがあってはならないと思うし。



京大生がスポーツに仲間に喜びを見つけ、自分に自信を持ち、心の底から悔しいという気持ちを身体全体で感じる体質に変えれたこと、本当にうれしく思います。



試合が終わった直後に相手との差を感じ皆が何が足りないかを考えてくれたようです。


人間はよくも悪くもとても忘れやすい生き物。


その日感じた悔しさや感覚をどう忘れずに自分の中に維持していけるかが格上の人間を引きずり降ろしていく最短の近道だと僕は昔から思っています。


監督である僕がプレイするのではなく、やるのは学生の皆。


これからもみんなが気持ちよくのびのびと一気に成長できるように助けていきたいと思います。


京都大学の未来は明るいと思います。

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