2024年 7月20日 (土曜日)
人生3度目の祇園祭の山鉾の曳き初めに行ってきました。
祇園祭は、以前は、先祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)を同日に行っていましたが、今は1週間ずらして別々の日です。
元をたどると、別々の日だったのを、1日にまとめたそうで、本来の形に戻ったのですが、京都に住んでいる人でも後祭をやっていることを知らない人も多いです。
調べてみると、1966年から2014年のあいだが、一日にまとめていたそうです。
先祭よりは知名度がない分、後祭は人が少ないだろうと思い、今年は頑張って行きました。
ちょうど土曜日で、平日お仕事をしている人でも行きやすいし、今年はまだ梅雨が明けていなくて、暑いは暑いけど、なんとか耐えられる暑さでした。
お昼12時に見学開始。
まだまだ組み立て途中のスケルトンを見るのもオモシロいです。
釘を使わずに組み立てている様子が、よくわかりました。
1時間ぐらいいろいろな鉾と山を見学して、ランチの後、
15時にいよいよ曳き初め。
といっても自分が曳いているとことの写真は撮れないので、手もとだけ。
一番先頭の綱をとりました。
引っ張っているときは、手を添えてるだけ、と思いきや、急に手応えがあり、微妙に坂になっているせいで重たくなるそうです。
歩いてると、坂には気づきませんが、大きな山を曳くとわかるものなんですね。
いったん動かした北観音山は、今度は来た道を引き返します。
かわいらしいタペストリー。
帽子をかぶったコビトみたいな人がいっぱい。
曳き初めの日は、まだ厄除けちまきの販売はありません。
でも、実際に山は鉾を動かす行事に参加できるのは、とてもテンションが上がりますし、特別感があります。
これで、3回目ですが、後祭では初めて。
そして、満足感も高かったです。