2024年 7月18日 (木曜日)
京都南座「レビュー in Kyoto
荻田浩一構成・演出
BAILA BAILA BAILA 南座バージョン」
行ってきました。南座へ。

去年、朝ドラ『ブギウギ』を見て、生まれて初めてOSKの舞台を見て、今回が二回目です。

11時の公演で、劇場前は人で大混雑。

その中でも舞妓さんたちがたくさん来てました。
今日は、先斗町の総見?だったようで、客席も桟敷席はずらっと舞妓さんたち、1階前方の中央のあたりもその関係の方たちだったようで、着物姿が多く、客席も華やかでした。

歌舞伎用の劇場なので提灯はそのまま。
でもミラーボールが設置されます。
緞帳は聖護院八つ橋でした。

すごく前の方の席を、急遽譲ってもらいました。

休憩なしの1時間半の公演で、
だいたい3つのパートがあり、
一つ目は陰陽師安倍晴明を主人公にしたストーリー仕立て
二つ目は、朝ドラ『ブギウギ』関係
三つ目は、過去のレビューの再構成。
安倍晴明を演じるのがトップスターのヤンちゃん。
もうすぐ退団されるそうで、京都ではこの公演が最後です。
病気になった天皇にとりついている、九尾の狐とそれを操る闇の陰陽師と対決するというストーリー。
九本の尻尾の表現が秀逸。
呪詛で病気になるところとか今の大河ドラマ『光る君へ』みたい。
『ブギウギ』パートは、
朝ドラのオープニング曲に始まり、
劇中レビューの再現がとにかく目が幸せになります。
胡蝶の舞は、そのまま翼和希が黒蝶を演じてます。
テレビのまんま!
四季の踊りは4つの季節を表す4人以外に、最後は7人がレインボーになって登場し、バージョンアップしてました。
さらに、テレビではすずこがフラフープみたいな輪っかを持ってその他大勢の一員として舞台に立ってましたが、それも花がついて、色もレインボーカラーになってて。「とこしえに~」
とにかく楽しかったです。
見ていると、自然と笑みがこぼれる、OSKの魅力ですね。
東京ブギは歌なしのかなり抑えた編曲で、
ジャングル・ブギは舞台映えする曲なので、これだけでもレビューになりそう。
最後のパートは、何しろ、最近OSKを見始めたので、知らない曲がほとんどでしたが、去年みたGo To the Future だけは知ってました。
カーテンコールは、ピンクのパラソルで桜咲く国。
あっという間の1時間半でした。
宝塚歌劇団とは似て非なるもの、OSK日本歌劇団ですが、今のところ、純粋に楽しめるのはOSKです。
劇場内の売店で、南座の刻印入り三笠を買いました。
240円。

あんこと、生八つ橋入り。

もっと南座でOSKをやってくれるといいのに。
今日は平日でしたが、1階席2階席は埋まっていました。
これぐらい人が入れば、十分採算がとれてるはず。
この調子でがんばれー。