2024年 7月1日 (月曜日)


梅雨の時期は苔がきれいだろうと、この時期を選んで苔寺へいってきました。


事前に往復はがきで申し込まないといけないのと、拝観料が4千円!というハードルがあってなかなか行けなかったお寺です。


迷っているうちに去年は3千円だったのが4千円に値上がりしてるし。


去年までは往復はがきは3千円、ネット申し込みは4千円でしたが、今は同額になってました。


これならネット申し込みでもよかったのですが、知らずに往復はがきで申し込みました。



雨の中でしたので、苔は生き生きとしていましたが、湿度が高い中を歩くので思った以上に体に負担がかかりました。


お寺の歴史は古く、
パンフレットによると聖徳太子の別荘があったと伝わるそうです。

夢想国師が作ったお庭がどのあたりに残っているのか、テレビ番組で予習したもののよくわからず。


池の中にある石が、建物の礎石かもしれなくて、ここに金閣寺や銀閣寺のモデルとなった建物瑠璃殿が建っていたかもしれない。よくわからないけど。

茶室の月見台(左側)からは、
空の月はみえないけど、
池に映った月が見えるとか。
千利休の養子が建てた茶室だそうです。

池の中まで緑色です。

池の縁にある石垣は後世のものなのかも。

お庭をみる前にまず、写経をします。

筆ペンですが、久しぶりに書いてみてなんだか楽しかったです。

心が落ち着いたか、といわれると、そうなのかな?

室町幕府の将軍が座禅をした場所は、たぶん、今は非公開の上段の庭のほうなのでしょう。

そちらも見られたらいいのに。

4千円払ってもう一度みたいかどうか、考えてみました。

やっぱりちょっと高すぎる。

もし、家から近くて、無料なら何度でも通うけどなぁ。

家からも遠くて、バス停から歩いたのでそれだけでも足が疲れました。

さらに、雨の日はバスが遅れてきます。

京都の市バスは、インバウンド前からいつもそう。時間通りに来ない。

 苔寺が往復はがきによる事前申し込みを始めたのは、観光公害がきっかけだそうです。


高い拝観料も。


今後そういうお寺が増えるのかもなぁ。



このお寺が大人気となったきっかけ小説の石碑。

もこもこの苔。

苔が生え始めたのは夢想国師よりずっと後の時代なので、できた頃のお庭の様子を知りたかったです。

山のように写真を撮りましたが、整理しきれません。