武田薬品工業の京都薬用植物園

2024年5月の見学会の覚書


4月から12月は毎月行われている見学会で、申し込むと無料で見学できます。

ただし、人数が限られるので、抽選になる場合もあります。


5月は温室がみられて、バニラの花が咲いています。





バニラの花を人の手で受粉して、種をつけて、

それを乾燥して発酵させるとバニラビーンズができます。


この人工授粉が技術が必要で、その方法を研究して、日本で国産バニラを生産できるよう頑張っている、とNHK京都のニュース番組で紹介してました。

植物園は自由に見て回るのではなく、
ガイドさんつきのツアーなので、色々解説が聞けます。

チョコレートの原料カカオの木。
下の方にカカオの実もなっています。

瓶に入ったカカオの実も展示してあります。

チョウジノキ



このような名札に「(局)」と書いてあるのが薬としては重要なものです。
真ん中の「種子」というのは、種子の部分に薬の成分があるという意味。



生姜も一般にも食べられますが薬にも利用されます。
いろいろな種類の生姜がありました。



トウシキミは、英語名スターアニス。中華料理に使う八角のことです。
花の段階から8弁何だ!



スパイスの瓶も展示されてるのでわかりやすい。