2023年 9 月19日 (火曜)
ホルモン療法 9年と240日目
先週に引き続き、婦人科の検査のため病院に行ってきました。
今日はMRI検査でした。
結果から言うと、ポリープはがんではないだろう、ということで経過観察となりました。
詳しい検査とか考えたことは後ほど。
たぶん、ブログを見てハラハラしてしまう人がいると思うので結果から書きました。
朝、病院まで歩いていく道のりの風景
水門の方へ船が通りかかりました。
いいお天気で、遠くにスカイツリーもみえます。
検査は10時の予約でしたが、9時にはつきました。
そしたら9時25分には呼ばれで、早めの検査となりました。
MRIは強力な磁石の検査なので、事前に体に金属が入っていないか、身につけてないか、かなりしっかり確かめられます。
金属探知機も使い、マスクもMRI用のに変えます。市販のは鼻のところに金属が入ってるからかな。
問診票にエキスパンダーが入ってるとチェックを入れてしまい、今はもうシリコンに入れ替えてるのに間違えて書いてしまいました。
エキスパンダーは金属だからMRIはできないのです。
造影剤を入れるための注射の針を入れたんですが、珍しく失敗されて2個所入れることになりました。
検査は、はじめは造影剤ではなく水を流して、造影剤を入れるのは後半の7分だけ。
全体としては30分ぐらい機械に入ってました。
子宮の検査なので、お腹の上に重りを載せ、動かないようにします。ちょっと息がしにくい。
腕や足も動かさないようにしていたので、終わってから痺れてました。
あと、朝の動きを止める薬の副作用で喉が乾きました。
MRIの前は食事ができないので、終わってから朝ごはんを食べました。家から持っていったものをいろいろ。
最近コンビニの食事にあまり魅力を感じないのでほぼ持っていきます。重たいですが。
その後、婦人科の先生の診察があり、これも思ったより遅くなく、11時半の予約で12時には呼ばれ、12時15分には診察が終わりました。
結果は先にも書いた通り、ポリープはがんではないだろうと。
しばらくは子宮の検査もこの病院で行うことになりました。次は12月で、乳腺科の通院日もそれに合わせて変更しました。
先生は、いろいろ雑談にも応じてくれて、不安を与えないように配慮してくれるいい先生だな、と思います。
質問にも的確にこたえてくれます。
ポリープは、手術で取ることもできるけど、通常はとらないそうです。手術する場合は2泊3日で、退院後すぐ日常生活に戻れるそうです。
ただし、タモキシフェンを飲んでいる間はポリープもがん化する事がある。飲むのをやめるとがん化しない(過去のデータから)
私はすでに9年半以上タモキシフェンを飲んできて残り期間はもう少しです。5ヶ月ぐらい。
でも、残念だったのは薬を飲むのをやめてもポリープはなくならないそうです。
ということは不正出血もつづくということ。
ただ、手術はやっぱり避けたいので暫くはこのまま放置します。
MRI検査と朝食の後、病院の資料室においてある「子宮がん」についての本を読んでいたら、どんどん不安が現実化していって、また手術するのか、抗がん剤もするのか、って覚悟してたので、そうならなくてかなりホッとしてます。
それでも、あまり安心もしていられませんが。
いつまた大きな病気になるとは限らないし、もし入院、手術となるとかなり生活が制限されるので、今は当たり前の日常生活がおくれていることが当たり前ではなくなることもあるんだってもっと心しておかないと。
それと、検査に引っかかるたんびにあまり過度に不安になるのも良くない。そうはいっても、子宮がんについて本を読んだり調べるとまた不安が高まるし、不安をコントロールするのって難しい。
このあたりは自分でなんとか折り合いをつけるしかないですな。
それと、子宮の内膜が厚くなるというのはホルモン療法をしている人にはよく起こることなのに、実際自分が経験しないと、ぜんぜん理解してなかったと思います。自分がならないと病気のことを知るのも難しいと改めて思いました。
今日は午後まで診察がかかる、と覚悟していたのに思ったより早く終わりました。
すぐに家に帰って寝たい、とも思いましたが、やっぱり寄り道をすることに。
病院の近くに2020年にできた有明ガーデンに行ってみました。
でも、なんかイメージしていたのと違いました。
思っていたより庶民的というか。
帰りも駅まで暑い中歩いて帰りました。
海を埋め立てた広い土地だなぁ。
この病院に通い始めて10年。
たぶん、一生通うんだろうなぁ。
とりあえず10年で卒業とはならず、更に2年はプラスして見ていくことになっています。そこに婦人科まで加わりました。
先は長いなぁ。