冒頭に、残念な話をさせてもらう。

大好きなこのライブで、とても悲しい気分させられることが起きて、怒りを感じた。
当事者同士解決しているとの事なので詳細は省かせてもらう。

ライブと言うのは、そこに関わっている全ての人達が作り上げていくものだと思う。
それに対して、その空気を壊すような事をする人は、ある意味「一発レッドカード」を出されても文句は言えない行為だと思う。
2度とこんな事が起きないで欲しい。

さて、苦言はこのくらいで。

雨に濡れ 凹む気持ちに 効くライブ

ということで、どういうことか。

今日のライブは、開場時間が18時半。
その時間に最寄り駅から西川口galaxyに向かっていたけど、あまりにも激しい雨に傘も役に立たなくて裾などが濡れたりして(雨に濡れるのが死ぬほど嫌)、とても凹んでしまった。
それでも、このライブの多様性に富んだ演者さんの素晴らしいパフォーマンスのおかげで、そんな気分も洗い流せた。

中でもクリムゾンデビルの二人は色んな意味で面白い。
「西川口レインボーライブの芸人枠」と言っても過言ではないくらいに、大笑いして涙を流している。

トップバッターの演者が終わり、クリムゾンデビルの出番でいきなり軍艦マーチが流れてきて、一体何が起きるんだ?と期待と不安が入り混じった空気になる。

すると、陽生がマーチに合わせてステージに向かい意気揚々と行進してきた。
あとから、どんよりオーラに包まれた時雨がやってくる。
こうして「くりむぞ笑劇場」が始まった。

二等身キャラでおちゃらける陽生に、それにどんよりしながらも説教したりして相手してあげてる時雨という構図のコントのようなライブを観て、大笑いせざるを得ない。

そんな「芸人枠」のクリムゾンデビルだけど、ちゃんと「アーティスト」としての顔を見せることがある。
今日のステージで言うと、2曲目の曲である「水平線」はこれまで聞いてきたクリムゾンデビルの楽曲の中でも「異色」と言ってもいい曲だと思った。

しっとりとしたバラード曲で、2人の声にピッタリな曲だと思った。
この時ばかりは「アーティスト」だということを思い出させてくれた。

西川口レインボーライブの「芸人枠」「アーティスト」の二刀流ユニットだと思う。

ライブハウスのステージには魔物がいる。

それを実感させたのはゆみさん。
ポケモンの曲で盛り上げてくれていたけど、時々ポケモンではなく「魔物」がやってきてしまって、歌詞を飛ばすといういたずらをされていた。

まあ、この「魔物」は突然やってくる。
音もなく忍び寄ってくる厄介者。
防ぎようがない。

次回はゆみさんに忍び寄ってこないことを願いたい。

Tricker,Masterと先ほどのクリムゾンデビルの2組は、2か月ぶりの登場だった。

「トリマス」の朋華さんは、先日自身のTwitterでアレルギーのことをツイートしていたので心配していたけど、流石にアーティストさんだね。
ステージに立つとそういう心配を払拭させるパフォーマンスを見せてくれて安心した。
とはいえ、あまり無理はしないで欲しいね。

ナオキーこと武井直紀さんも爽やかなステージで楽しませてくれた。

橋本ぴょんさんの今回の衣装はナースのコスプレ。
たぶん、9月9日が救急の日だからだろうなぁ。

有栖沢りょうさんは、相変わらず奇麗なターン。

桃花きらりさんは、あの時間だけ、西川口から別の世界に行っているように感じる。

単純に歌を聞くだけでなく、色んな人間模様などやハプニングやトラブルを見る事が出来る。
それがライブの面白いところでもある。

次回はどんな演者が出て、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか。
楽しみにしたい。