数が数えられないジジイ | ジジイがハープ!

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還暦ジジイがハープとは!

大変難易度が高く、注目度は低いです。

一体ジジイは何を考えてるのか?

基本練習のデイリーメニューで、例えば弾きにくいアルペジオの音型を100回繰り返すとします。

10回・・・
20回・・・
30回・・・

と繰り返すうちに、どこまで数えたのか分からなくなります。

大体20~30回辺りで「はてな? 今幾つだっけ?」となります。

「100回繰り返す」と決めたのに、少なく数え間違うのは癪なので、結局用心の為に、十分多目に数えることになります。



そうか!
ジジイだから、指の数以上は数えられないことに気がつきました。


そこで100回を10の束にして10回繰り返すことにします。

ジジイだから頭が良いです。
亀の甲より年の功、ですカメ



ところが今度は、10まで数えるのも怪しくなってきました。

1回・・・
2回・・・
3回・・・

と数えても6回目辺りになると「はて? 今、6は数えたっけ?」となり、念のためにもう一度6を数え直し、

「よし! オレは今、確かに6を数えたぞ!」と安心して先に進みます。

6回・・・
7回・・・
8回・・・

ところが6をクリアした安心感から油断が生まれます。

今度は9回目で「はてさて? 今、胸のウチで唱えたのは8だっけ?9だっけ?」という疑いが生じ、果たしてこのまま10をカウントして良いのか、頭の中がみるみる疑惑の黒い霧で一杯になります。

規定の10回に満たないのは許されません。

やはり念の為にもう一度「キュー!」と心に叫びながら、9回目のアルペジオを再度繰り返した後、無事に10を迎えます。



これを2.3回繰り返すうちに、今、何回目の「ジュー!」を迎えたのか分からなくなります。