この隙に | ジジイがハープ!

ジジイがハープ!

還暦ジジイがハープとは!

大変難易度が高く、注目度は低いです。

一体ジジイは何を考えてるのか?

多くの皆さまもそうであるように、ウチの師匠のところでも、取り敢えず今月一杯のレッスンは中止となりました。師匠から、


「どんどん先に進んで下さい」


というメールを頂き、さてこそこの隙に、とばかりに緑本のエチュードをどんどんやってます!



昔からそうなのですが、実はエチュード、嫌いではありません。

逆に言うと、楽曲は余り好きではないのです。


おっと!
誤解を招くといけませんが、所謂「名曲を初心者用にアレンジしたもの」が好きではないのです。

例えば、ギターを始めた頃に練習した「エリーゼのために」などと同じ感覚です。

何て言うのかな~、ケーキを食べずに写真だけ見ているような、なんとも言えないもどかしさがあります。

いや!その曲の良さをハープの音色、奏法で、更に引き出すのだよ。というような理屈も分かるのですが。


現にバロック時代では、ひとつの曲を色々な独奏楽器用にアレンジすることが流行っていましたしね。


歌い方とかフレージングとか、練習になるのは分かってはいるんだけど。


所詮、初心者のジジイが弾ける程度のアレンジです。だから名曲といえども、なんとなく上っ調子な「おざなり」感があります。


残念ながら、まだ私の腕前では、ハープオリジナル曲を手掛ける事が出来ません。

しかし、今やってる緑本もハープの巨匠の手になる作品ですから、ハープならではの記譜法とか奏法とかに触れることが出来て楽しいです。



「緑本の次は、いよいよボクサよ」と言われてるので、来るべき日を夢見て、必死で緑本を練習します。