2023年3月15日(水) 「神さまとのおしゃべり」 | 365日後に30代フリーランスパパが「俳優」になるブログ

365日後に30代フリーランスパパが「俳優」になるブログ

3歳の娘を持つフリーランスパパ。
死ぬ時に後悔するのは嫌だと思い、
もう一度「夢」を追いかける最後の365日間。

昨年秋、地方ロケへの制作。

 

 

 

コロナ禍の影響で業界に新しく誕生した「衛生班※」として来てくれていた、

 

 

 

若手女優の女の子との、地方から地方へ向かう車中での会話。

 

 

 

※衛生班:

大勢いるスタッフの検温・消毒から、撮影地(ロケ地)としてお借りする企業社屋や一般のご家庭撤収時に、設備や調度品、ドアの取手などを消毒する「コロナ対策の一環」として撮影隊に従属する者。

 

 

 

その子は読書が好きだと言っていた。

 

 

 

「陸さん、おすすめの本とかありますか?」

 

 

 

自分も読書は好きではあるが、取り立てて人に勧めることを頭に置いて読んでいなかったので、答えに窮した。

 

 

 

「う〜ん、そやなぁ〜…」

 

 

 

人が読んで「面白い」かどうかは知らないが、

 

 

 

ふと2冊の本が思い浮かんだ。

 

 

 

「オレの人生観が変わった本はあるわ」

 

 

 

 

 

 

 

さとうみつろう著

『神さまとのおしゃべり』

 

神さまとのおしゃべり あなたの常識は、誰かの非常識 - メルカリ

 

 

 

実家のトイレに籠って漫画を読むクセがあった自分。

 

 

 

例によって、この本もトイレに置いてあった。

 

 

 

母が買ったのか貰ってきたのか、

 

 

 

どういう経緯で我が家のトイレにあったのか知らないが、

 

 

 

トイレにあった。

 

 

 

喫煙所か何かで見たことあるようなイラストと、

 

他に置いてあった本に飽きたのもあって、

 

ふと何気なしに読んでみた。

 

 

 

その結果、

対話形式で読みやすく続きが気になるストーリーテリングと、

 

「そうかもしれん」

 

と、当時の自分にスッと当てはまる内容で、

 

トイレから持ち出して読み切った。

 

 

 

 

 

 

「どういった部分が人生観に影響したのか」

 

 

 

内容をざっくり記す。(時光脳内フィルターあり)

 

 

 

主人公はうだつの上がらないサラリーマン。

 

 

ある日、仕事が嫌になり、人生を嘆きだす。

 

 

「ああ、大金が降ってこないかなぁ!素敵な彼女や車も欲しい!」

 

 

すると、急に神さまが現れる。

 

 

 

 

「え、あんた誰?どっから来たの?」

 

 

「ワシは神さまじゃ。いつでもどこでもおる」

 

 

「何言ってんの??バカなの??」

 

 

という、漫画の冒頭にありそうな始まり方。

 

 

 

 

 

 

が、神さまが話し出す内容にみるみる惹きつけられた。

 

 

 

 

 

 

「お前の願いは全て叶っておる」

 

 

 

 

 

「は??」

 

 

 

 

 

 

「じゃから、お前の願いは全て叶っておる

 

 

 

 

 

 

割愛し集約する。

 

 

 

 

 

<主人公(あなた)の願い>

「ああ、大金が降ってこないかなぁ!素敵な彼女や車も欲しい!

 

 

<現 実>

 大金が降ってきて欲しい = 今は大金が降っていない

 

 素敵な彼女が欲しい = 今は素敵な彼女がいない

 

 車が欲しい = 今は車を持っていない

 

 

 

「求める・欲しがる」ことは、

 

「今の自分には無い」ことを認めていることになる。

 

 

 

さらに、

 

 

 

本心では「ありえない」と思っていることを強く願えば願うほど、

 

「無い」ことを強く認め、その状態を願っていることになる。

 

 

<言葉の裏の本心>

 大金が降ってこないかなぁ = 大金が降ってくるわけなんかない

 

 素敵な彼女が欲しい = 素敵な彼女ができるわけがない

 

 車が欲しい = 車なんか持てるわけがない

 

 

 

と、本当は頭の中でそう思って(わかって)いるから、

 

 

その状態が叶ってしまっているだけじゃよ

 

 

といった話。

 

 

 

 

 

 

この世界には、創造主か宇宙パワーか、それこそ神さまだかが居て、

 

 

 

「あなたが信じていることだけを叶える力」とやらがあるらしい。

 

 

 

大金が降ってくるはずがない

・そもそもお金は生き物ではないし、単体で飛ぶことはない

・飛行機で運んでいたとして、何らかの事故で飛行機が大破し、大金が燃えずに飛んで、運よくこの地点に降ってくる確率は0に等しい

 

と頭で理解してしまっている(信じている)が故に、

 

自分で可能性を0にしてしまっているだけ

 

というようなことをおっしゃる神さま。

 

 

 

「じゃあ、そういった常識を知らない赤ちゃんが願ったら、降ってくるってこと?」

 

「その赤ちゃんが降ってくると100%信じているなら、降ってくる」

 

 

 

こんな感じで話が進む。

 

 

 

「ありえない」という感想を持つ方もいるだろう。

 

 

 

もちろんいいと思う。

 

 

 

が、自分には真っ直ぐストレートに響いた。

 

 

 

法律や常識など、人間が勝手に作ってしまったもので、

 

 

 

世界が小さくなっているだけの話。

 

 

 

人生観を変えてくれたのは、新しい視野、考えが見え、信じられたから。

 

 

 

読んだ後から、マインドが変わった。

 

 

 

「俳優になりたい」とは言わなくなった。

 

 

 

「俳優です」

 

 

 

「幸せです」

 

 

 

「モッてるわ〜」「ツイてるんです」

 

 

 

小さな幸せから、徐々に大きな幸せを運んでくるようになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし食指が動いたなら、読んでみてほしい。

 

 

 

 

 

 

この世に何千、何万と書籍がある中で、

 

 

 

この記事を見てその本に出会ったなら、

 

 

 

それがその本との「出逢い」

 

 

 

 

 

 

その本の方から、あなたに会いに来たんだと思う。

 

 

 

 

 

 

どういう経緯か、我が家のトイレにあったように。