2023年3月14日(火) 「ホワイトデー」 | 365日後に30代フリーランスパパが「俳優」になるブログ

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3歳の娘を持つフリーランスパパ。
死ぬ時に後悔するのは嫌だと思い、
もう一度「夢」を追いかける最後の365日間。

思えば昔からホワイトデーをなあなあで過ごしていた。

 

 

 

世の女性から反感を喰らうが、

 

 

 

バレンタインデーも然り。

 

 

 

チョコを用意する手間、想いを蔑ろにしてしまっていたことに、

 

 

 

33歳になって気付かされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妻に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年2/14のバレンタインデー、

 

 

 

たまたま家に居合わすことができて、

 

 

 

妻と娘がクッキーを一緒に作っているところは見ていた。

 

 

 

 

 

 

自分の中では、

3歳の娘が妻とクッキーを作っている、という事実がまず嬉しくて、

 

 

 

「大きくなったなぁ…」

「お手伝いして賢いなぁ…」

とか思っていた。

 

 

 

 

 

 

「美味しいよ!ありがとう!」

 

 

 

 

と言った外側の自分の内側に、

 

 

 

「作ってくれた人の気持ち」を考える余白がなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3/14 ホワイトデー、

 

 

 

制作の仕事で大阪府高槻市。

 

 

 

日がな運転をし、空いたタイミングで翌日のスケジュール組立て。

 

 

 

体も頭もフルに使い、

 

解散してからも50分近く運転をして、

 

23時過ぎに帰宅。

 

 

 

 

 

 

妻からのLINEで、

「今日はホワイトデーやから、飴でもなんでも買って帰ってあげて」

とメッセージが入ってるのは見ていた。

 

 

 

言い訳じゃない、帰る頃には頭から飛んでしまっていた。

 

 

 

帰って開口一番、

「買ってきてあげてくれた?」

 

「あぁっ!!!!」

 

 

 

「私はいい、娘にはきちんとお返ししてあげて!」と叱られる。

 

続けて、

 

「娘ちゃんは、父であり身近な男性である陸を<男性の見本>として

 

育っていく。私の父は約束事や記念日にルーズだったんだと思って欲

 

しくない。大きくなった時に、私の父は私のことを想ってくれていた

 

んだと思って欲しいねん」(時光フィルター有り)

 

 

 

的なことを言われて、「ホンマや!」と100%納得。

 

 

 

コンビニに走るも0:00間近、

 

 

ホワイトデーコーナー撤去済み。

 

 

 

 

 

 

「どうしよう…………おお?」

 

 

 

小さい頃からマグネットが好きなので、

 

 

 

すみっこぐらしのマグネットを買ってあげた。

 

 

 

 

 

 

寝てしまっていたので、翌朝渡すことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

起きた娘に、

 

「ムスメちゃん、この前はクッキーありがとう。美味しかった。

 

今日はホワイトデー、これは嬉しかったお返し。」

 

 

 

 

 

 

「……ありがと」

 

 

 

よくわかっていないと思う。

 

 

 

わかるわけが無いとも思う。

 

 

 

でも、確かに今までの自分には無かった、

 

 

 

新しい気持ちが芽生えていた。

 

 

 

 

 

 

「間に合わせで見繕ったものではなくて、

 

もっとムスメちゃんへの本気な気持ちで選んだものをあげたかっ

 

た。」

 

 

 

自分に湧いた気持ちなど全く知らないであろうムスメちゃんの、

 

 

 

「ダダ!これめっちゃいいよぉー!見てこれ!!」

 

 

 

無垢な笑顔が心に痛かった、ホワイトデー翌日の朝。