今年最後のジャズファンの集い、ということで常連の方々中心に忘年会を開いた。
参加者8名の内、柏市在住の方はお一人のみで後は船橋や松戸、そして埼玉県・茨城県と遠方からおいでになり感謝感激、有り難いの一言!
いつもは、持参されたアルバムをみんなで聴き合うのだが、今回は親睦を兼ねた忘年会ということで呑みながらジャズを中心にいろいろなことを話題にし、和気あいあいと実に楽しい会であった。
なので、今回は通常の爆音ではなく会話の邪魔にならない程度のBGMとしてジャズを流したのだがこんな時は、ルイ・アームストロングの癒し系ヴォーカルが似合う・・・。
また、BILLY CHILDSのスウィンギ~なピアノトリオが良く似合う。
ジャズ喫茶の永遠のテーマ《若者は何故ジャズを聴かないのか?》
《私とジャズとの出会い・エピソード、その時のアーティストや曲名は?》
お一人お一人のエピソードの中にその時代背景や土地柄がうかがえ、またその人のジャズの指向性がうかがえ「ほほ~、うんうん・・・」と頷きながら楽しく聞いた。
18時30分から開始したが、あっという間に21時30分になった。
愉しい時間は、あっという間に過ぎる。
ネフェルの仲間たちと一緒にジャズについて語り合うのはいいものだな・・・。
参加者と一緒に記念撮影、パチリ!
この日の16時くらいに、「先生、僕のことを覚えていますか?」
「・・・・」
「H小学校で担任していただいたSです。」
なんとなく思い出した。
「S君。なんで、ジャズ喫茶のネフェルに来たの?」
「この頃、ぼくもジャズが好きになって、先生がされているジャズ喫茶のことを友達から聞いたので・・・。でも、先生がジャズが好きだったなんて、あの頃は全く知らなかったです。先生の作った『びっくりばこ』はよく覚えていますが・・・」
「たしかに、小学生にジャズこと話しても分からないから話さなかったのかもしれないなあ・・・」
「ぼくは、今ジャズギターを少し習い始めています。マイルス・デイビスの『ビッチェスブリュー』が好きでよく聴いています」
「うぇー、スゴイじゃ~ン、じゃあマイルスの『NEFERTITI』聴いたことある?」
「この曲も好きです」
なんだか急に距離が縮まった。
こんな形で、かつてぼくのクラスで共に過ごした子どもと出合うのは、なんだかすごく嬉しい。
「じゃあ、近い内にネフェルセッションにおいでよ。ギタープレイを披露してよ」
OZ NOY(g)『FUZZY』のぶっ飛びギターをかけた。
若い彼らは、夢中になって聴いている。
ジャズの将来のことを考えたら、彼ら若者にジャズをどんどん演奏してもらいたい!
そして、そんな若い彼らにネフェルに来てもらい、いろいろなジャズをどんどん聴いてもらいたいなあ、と強く思った。
そんな彼らと一緒に記念撮影!
握手をして別れる際、
「また、ジャズを聴きに来ます!!!」
という力強い声がした。