10月20日、16時~『ジャズファンの集い』がおこなわれた。
参加者は、常連の方々を中心とした9人。
一番乗りは、新しいジャズには目がないIさん。
今回もちょっと名前が読みにくいヨーロッパのピアノトリオ、NICO CATACCHIOトリオの《THE SECOND APPLE》
最新のヨーロッパ・ピアノジャズを聴くのは実に興味があり、わくわくする。
録音状態のとてもよくこれは「カイ」だ!
最近日本のジャズにちょっとハマっているLPマニアのAさん。
前回は、タクト・レーベルの渡辺貞夫を紹介したが、今回も同じくタクトレーベル。
世界のヒノテルこと日野皓正クァルテットの《ALONE、ALONE、ALONE》
このタクト・レーベル、かなりレヴェル高いなあ・・・。このレーベルのLPは結構高値で取引されているみたいだ。
フォービートジャズのスペシャリストWさんが持参したアルバムは、バルネ・ウィラン(Ts)の《BARNEY》
このフランスのテナーサックス奏者は、やはりこの時期が一番シャープな音を出しているようだ。
M・デイビスとの「死刑台のエレヴェーター」(ヌーヴェルヴァークの幕開けとも云われているルイマル監督の作品)もこの時期だと思う。
やはり、最新ジャズにアンテナが高いMさん。
WAYNE VORTEX(Ts)の《ESCOFFERY》
うーん、素晴らしいジャズの予感がするジャケットだなあ・・・。今,NYではこんなモーダルでゴキゲンなジャズが聴けるのかなあ。素晴らしい演奏だ。
最近常連の仲間入りをしたNさん。
RAYMOND McMORRIN(Ts) クァルテットの《ALL OF A SUDDEN》
ここでのピアニストは、片倉真由子さんだ。
このマクローリンさん、岩本町にあったTN SWINGJAZZのビッグバンドでの専属テナーマンだった。ぼくは数回行ったが、いつも帽子をかぶったマクローリンさんの太いサックス音を聴いたものだ
ジャズを聴くだけじゃあなく、自らもベースを習っている勉強熱心なAさん。
NAT ADDERLEY(コルネット)《BRANCHING OUT》
ぼくは昔はこのコルネット奏者にあまり興味がなく聴かなかったが、最近はキャノンボールと一緒じゃあなくてもよく聴く。
けっこうグルーヴィーなのだ。
コルトレーンフリークのUさんは、やはりコルトレーンである。
MILES DAVIS&JOHN COLTRANEの《THE FINAL TOUR》
1960年のヨーロッパツアー(パリやコペンハーゲン、ストックホルム等)でのライブ盤。
この時期にコルトレーンはもう「シーツ・オブ・サウンド」を展開している。
オールラウンドに詳しいOさん。
今回は、ブルーノートに吹き込んだCHERLES LLOYD NEW QUARTETの《PASSIN’ THRU》
リズムセクションは誰も知らないが、きっと若者なんだろうなあ、若いエキス・エナジーをもらってヴァイタルに演奏してるんだろうなあ・・・。
「DREAM WEAVER」懐かしいなあ・・・。
最後はネフェルマスター。
南博さん(P)のピアノトリオ《LIKE SOMEONE IN LOVE》
芳垣安洋さんのドラミングは、ポールモチアンみたいだなあ、素晴らしい演奏だ。
今度、このトリオでネフェルライブをやってもらいたいなあ、と思っている。