今年も土用干しの季節がやってきました
安心して味わうことの喜び」を心から愉しんでもらうための本物の食材を提供する「旬の食卓便」店長の栗田岬知です。
今年の関東地方は空梅雨のまま梅雨明けしましたが、津軽地方でも全体的な雨量はほんの少しだったようです。
しかし、地域によっては土砂災害に襲われたり、川の氾濫まで後一歩など今年も雨による被害が続出しましたね。
被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げます。
さて、私は和歌山県の無農薬栽培の南高梅を取り扱っています。
落下果実は表皮が薄くて柔らかいために病害虫にや風雨や太陽などの悪影響を受ける事が多いために無農薬栽培は至難の技。
特に、今年は花芽どきに低温が続いたことから蜂の動きが鈍くて、今年の梅の収穫量は大激減。
そんな中、初めて無農薬梅を注文された方から大クレームがあって返品されてきた梅。
通常ならば返品不可ですが、今回だけは当方で引き取りました。
返品されてきた梅は、中には潰れていたり、斑点が遭ったり、変色しているものが少々ありました。
でも、この程度のものは無農薬作物ならば、問題のない範疇です。
何故ならば、この方以外のお客様からは一切のクレームもなく、むしろ今年の梅も大きくて香り高い素晴らしい梅をありがとうございます!と言ったご感想まで頂いているからです。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
来年からは見た目を重視する方は注文されないようにと大きく但し書きを入れますわ。
どうぞ、皆様も果実の無農薬栽培をご理解下さい。農家さんは命をかけて一生懸命に取り組んでおります。
そのくらいの強い意志がないと商品になる果実栽培は出来ないのです。
さて、届いた梅は三種類の加工品に仕込みました。
⚪️梅酵素ジュース
⚪️梅酒
⚪️梅干し
梅酵素ジュースはすでに完成しました。毎日、爽やかで甘酸っぱい美味しさを愉しんでおります。
⚪️梅酒
これは前回漬けたもの。
⚪️梅干し
梅干しは塩漬けしてから梅酢が上がってきています。
今日から天日干しに入ります。
前回干した際の写真ですが、今年も同じようにお日様に干してまろやかな味を作り出してもらいます。
しかし、塩漬けして水を出した後に天日干ししてから食べるのを誰が考え出したのでしょうね。
昔の人たちの叡智に頭が下がります。
梅干しも自分で漬けるに越したことはありませんが、それが無理な方には梅農家さんが漬けた梅干しがおすすめです。
本場紀州の無農薬南高梅を塩だけで漬けました。
昔から言われている梅や梅干しの効能100%の梅干しです。
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