ユング心理学のご紹介〜その9
元型とお話するゾ編
カール・グスタフ・ユングはスイス出身の
超有名な心理学者ですが
ユングさんのコトが気になってブログに
してますけど✍️
無意識に潜ってあやしーモノと出会ったり
するあたりを扱うので
あやしー、ダラダラした気分になりますが
よろしければ読んでみてください🙏
ワタシはオバケは苦手だけど
このあたりのユングさんの生き方は
夢分析とゆーか
怪しげとゆーかなんとゆーか
非常識的な世界にドンドン
踏み込んでいくので
ユング心理学が
オカルトかなんかですか?
ユングさんが何度も試みた
無意識へのダイビングは
フツーのヒトなら精神がもたない
よーな
緊張感とか、衝撃とかワイ雑さ
なんかの嵐に見舞われる、
とても危険なダイビングであり
単にオカルトと呼んでおしまいとゆーよーな
弱くて薄っぺらい霞のよーなモノではなく
体育会系のよーな
かなりの骨太のシロモノ
であったようなのだ
そして、
ユングさんには、そーゆー衝撃に耐えられる
精神の強さと、
高い意志に基づいて研究してるんだ
とゆー信念があったから
なんとか精神が崩壊せずに、
🟦東西のちがい?
トコロで、
東洋では内的なイメージや情動
とかは、瞑想において邪魔な存在
であり
そーゆーのを消して、安定した精神下で
内的な負担を減らす方向で
修行をするけど
ユングさんは、夢のカタチを研究
するタメ
無意識の情動を消さずに、
発生するイメージのカタチを
つかむコトで
そーゆーカタチ(元型)から
ココロの安定とか学びを得た
そして、そーゆーカタチをどんどん
ノートに書き溜めて📝
ココロの真のカタチを
つかもーとした
それは自分のココロを使った、
壮大でかつ危険なダイビング
🟦死と再生の夢をみたどー!
そーゆーイノチがけのダイビング中にみた
変わった夢のコトなんだけど
床が裂けて、暗い深みに
どんどん落ちてゆく
落ちた先の深ーいトコロには
ネバネバした大地がある
なんだか薄暗い場所だし、
目の前に暗い洞窟がある
入り口にはミイラのよーな
小人が立っている
洞窟の中に入ってみると、
膝までの深さの水があり、
そこを渡っていって
向こう側に出ると
突き出た岩の上に、
赤い水晶があった
その下は穴になっていて、
その穴の中に水が流れている
のが見えた
金髪の若者の死体も浮かんで
いた
巨大なスカラベも流れてきた
その水の中から、
新しく生まれた赤い太陽が
登ってきた☀️
光がまぶしいので、
水晶を元にもどそーとすると
その穴から血が大量に
🟥これらの夢は、ケプリ神(👈)とからむ
エジプトの死と再生のドラマ
だなと、ユングさんは分析したけど
それだけではなく、やはり死を予感
🟦英雄殺しの夢をみたどー!
その一週間後に見た夢は、
またまた変わった夢で、
濃い肌の未開人と共に
寂しい山の中にいて
夜明け前に
東の空が明るくなってきて☀️
突然、ジークフリートの
角笛が山に鳴り響くと🎶
ユングとその未開人は、
二人でジークフリートを
殺さなきゃならないらしい
ことを知った
二人はライフルを待って
ジークフリートが現れるのを
画像はコチラからお借りしました👈昇ってきた太陽の光の中☀️
山頂高くジークフリートが
姿をあらわした
死人の骨でできた
戦車に乗って
切り立った崖を真っ直ぐに
降りてきた
ジークフリートが曲がり角
に来たときに
二人はライフルでジーク
フリートを撃ち殺した
二人は美しい者を殺した嫌悪
と、悲しみと、殺人が
見つかる恐怖で、
その場から逃げ出した
はげしい雨が降って
全ての痕跡が消えた
重ーい罪悪感が残った
🟥これまたスゲー夢だけど、
意味がサッパリわからなかった
しかし、
夢の意味を理解しなければ
自分を撃たなきゃいけなく
なるとゆー声がした
そして、
直ぐ近くにピストルもあった
強迫観念に押し潰されたらどーなるのか
この二つの夢は、この時期のユングさんに、
無意識に向かう態度を決めさせる、
強烈なインパクトのある夢となった
🟦これらの夢のイミは?
ユングさんが、その後まもなく思い付いた
夢の意味は、
第一次世界大戦の頃に
ドイツがやろーとしていた
コトが夢に反映したモノ
じゃないか?とゆーモノだった🇩🇪
その当時、ドイツは、
英雄的に自分の意志を貫き、
無謀で、かつ不屈の精神でもって
困難や犠牲を乗り越えて
周辺の国と争っていた時期であった
🟦英雄とペルソナのカタチ
ここでユングさんが気づいたココロのカタチ
なんだけど
強い、不屈の精神性や、
理想主義といったモノが
ココロに仮面(ペルソナ)が
かぶさるよーにして👺
意識の近くに存在していて
そーゆー仮面が👺
英雄の元型にかぶさるよーにして
ココロの内側ではなく、外側の方向の
自我の方を向いてるとゆー
カタチであるのに気づいた
そのペルソナとゆーのは👺
仮面みたいにかぶさって
自分を隠したり、
自分を飾るモノであり、
真の自己に至る道をふさぐ
邪魔なモノで、
そーゆーペルソナは👺
捨てるべきであるとゆーのも
悟ったのだった
ちなみに、シャドウ(影)とゆー
カタチもあって、
これは自我の方から無意識に向けて、
抑圧しちゃったココロの傷
とかが元になった
🟦未開人と雨のイミ?
そして、登場した未開人は、
位置的にペルソナが、
意識とか自我に近い
盲目のモノの象徴であり、
自分で思考できないコトの
現れだし、
大量の雨は、
そーゆー自我の痕跡を洗い流す
🟦仮面を外すどー!
なので、そーゆーペルソナはがし
をすれば
ココロの構造が海をのぞく
よーに見えてくるし
自身のココロの中に深く潜る
そーするコトで、無意識の中には、
自分の意思よりも高い次元の存在
がいて
人は、そーゆーモノに、
アタマをさげなければ
ならない(敬神)とゆーことを
夢から学んだユングさんであった
🟦夢は誰でも見れるモノ
二つの神話的な夢は、
当時の世界状況と響きあっていた
のが面白いところだけど
こーゆー神話的なヴィジョンは
ユングさんにしか現れないワケではなくて
戦争が起こりそーな、不穏な空気が
世の中に漂っていれば、
だれでも無意識下で感じ取る
ことができるモノだともいっとるね
🟦積極的連想法(アクティブ
・イマジネーション)
そんでもって、自ら積極的に、
無意識の世界に飛び込んで
いく夢見の技法を
ユング心理学では、
積極的連想法=アクティブ・
イマジネーションといい
その実行には、かなりの注意を
なぜかとゆーと、一人で行うと、
自己催眠にかかって、催眠状態から
抜けられなくなったり
精神に支障をきたす恐れも
あるからだそーな
なんの目的もなく、
技法も定まらず、
ウロウロしながら行う
無意識へのダイビングは
なので、ユングさんがいうには、
無意識へのダイビングを
行う際には、
命綱のよーに⛑
この世で支えとなる場を準備して
戻って来やすくしておく必要が
あるとゆー
ユングさんの場合には、
チューリッヒの家とか家族が
支えとなる場となったみたい
🟦どんどんもぐるどー!
第一次世界大戦の真っ最中、
スイスは中立を保ったけど、
ヨーロッパでは孤立してた
そんなコロ、ユングさん自身もまた
方向喪失していて、
精神分析でも孤立していて、
医者としても孤立した状態だった
そんな不安定な中、ユングさんは
無意識に向かって
アクティブ・イマジネーションによる
ダイビングを繰り返したのだ
🟦神話的世界があるどー!
あるときは300メートルも
潜った感覚になったり
あるときは宇宙の混沌の端っこ
まで至ったり
またあるときは月へと至って
死者の国にいる感覚になったり
そーゆー深ーい、遠ーいトコロ
までいくと
摩訶不思議なかんじの
神話的な世界にたどり着く
のだ
🟦ダイビングでゲットしたどー!
そんな神話的な世界でユングさんは
初めて元型的な存在と
自伝ではこの辺りは、スゲーシンプルに
何辺となく書かれているから
ビックリするけど
ここが、ユングさんの生涯の中では、
かなり重要な体験であるし
ここをターニングポイントにして、
元型とのコミュニケーション
が始まるので
この時の体験を少し詳しくみていくと
最初に登場したのが
不思議な二人のコンビだった
🟦 エリアとサロメの夢
切り立った崖のところに白ヒゲの
画像はコチラからお借りしました👈ちなみに、
崖切り立った崖とゆーポイントは、
意識と無意識以下の境界ぽい
🟦エリヤから学ぶどー!
ユングさんは夢の中で
理性的で知性的なエリヤから、
色々と教えてもらった
この白ヒゲの老人とゆーのは、
ロゴス(コトバ、論理、意味)側の
ココロのカタチが、象徴的にあらわれた
カタチで(元型)
そのカタチは、賢い老人の預言者
のカタチとなって現れたモノだと
ユングさんはみたし
モノゴトの本質を見るモノの象徴
である
老賢人(オールド・ワイズ・マン)と
ところでユングさんの考えかたとしては
異なる性質同士の元型を、
プラスとマイナスをあわせる
よーにして合体させて、
そのよーにして、
元型同士を昇華させて、
真ん中のセルフとゆー、
自分自身の真の姿(悟り)を
ユングさんは、元型そのモノには
あまり執着しないし
全体的なマンダラのよーな
世界観を俯瞰するのが好きだった
みたいだし
なので、ユングさんの描く無意識の構造は
はっきりとせずに、
あいまいなトコロがある
なので、ワタシごときには、よくわからない
コトだらけなんだけど
🟦アニムス→老賢人
なんとなくだけど、多分だけど、
アニムス的なモノが(女性の中にある
男性的な元型)発展した
集合的無意識の深いトコロにあるカタチが
老賢人なのかなー?
しかしながら
老賢人にとらわれ過ぎても
権威あるモノへの執着が
でてくるから、
セルフに至る道を塞いで
しまうので、
あまりうまくないねと
ユングさんはたしなめている
🟦サロメとは話さない
また、ユングさんは夢の中で
情愛やエロスの象徴のよーな
サロメとも会ったみたいだけど
サロメには、あまり関心を示さずに
サロメのもつ若くて盲目の女性
とゆーモチーフは、
アニマのエロスや情愛の側の
ココロのカタチが象徴的に現れたモノで❤️
サロメが盲目なのは
モノゴトの本質をつかむ
やり方を表していて
理性的とか、合理的に、モノゴトの本質を
見よーとするエリヤ(アニムス)とは
対になっているカタチであるとゆー
🟦アニマについて
愛にあふれる、創造性や、生命力の
ある感性と直観に満ちた
非合理的で欲動的な
元型のカタチは❤️
アニマ(男性の中にある女性的な元型)
という
集合的無意識の中の元型的な存在の
特徴でもあり
アニマが非合理的に、直感的に、
モノゴトを全体的に把握する
コトを表しているとゆー
🟦アニマ→太母
なんとなくだけど、多分だけど、
アニマ的なモノが発展して、
集合的無意識の深いトコロで見つけられる
カタチが
太母(グレートマザー包含、
生成、発展の象徴)とかの
元型なんじゃないかなー?
🟦黒蛇について
黒蛇もいたけど、なんか、あまり
話しかけたくなかったので、
ハナシをしなかったらしい🐍
ユングさんは、黒蛇については
母が蛇と交わって英雄が生まれたケースとか
あるから、
英雄と関わりがあるよーな気がするし
英雄の暗い無意識の部分を表すかも?
だとすると黒ヘビは🐍
アニムスの影の部分
ともいえるし、
先に見たよーな、英雄にかぶさるよーな
自我のペルソナ的なモチーフ
かもしれないし
もしかすると、
アニムスの変化の一つのパターンとして、
黒蛇→英雄→老賢人
とゆー段階的な変化とか
英雄によるドラゴン退治の後に賢人に会って
セルフに近づいてゆくとゆー
ストーリーもありかもしれないな!
🟦エリヤとサロメは一体だどー!
夢の中でエリアは
サロメと永遠に一つである
まあ夢のハナシなんだろーけども
マコトに奇妙なカップルだな
と思ったユングさんであった
このイメージの意味について、
ユングさんはスゲー悩んだ結果、
神話のカタチからみれば、
グノーシスの伝説に出てくる、
魔術師シモン・マグスと娼婦の少女ヘレン
とのクダリとかで神話的に解釈しよーとも
おもったけど
以下のよーな考えに至った
🟦現れる元型との接し方
この二人を、イメージとか、概念化して
それぞれ知的に考えるよりも
それが現れたときの雰囲気とかを、
そのままとどめて、
体験的なモノとして、
イメージのままにしておく
方が、意味が深い、
ちなみに、日本の神話の中では猿田彦と
アメノウズメのくだりが似ている気がする
(次回のブログでご紹介します)
かんちがいかもしれないけど、
神社で鎮魂すると⛩
たまーにヒゲの神様と女性の神様がセットで
現れたりするよーな気がする時があるけど
柔らかな明るいクリーム色のオーラの中で
神々しい方々と出会う体験を戴くと
自然と涙が出てくるよーな
ひれ伏すよーな感じになる気がするし
なので、
そーゆー体験をむりに概念化
せずに、
そのオーラを覚えておいて、
敬神のカタチにつなげるコト
が良い修行になるかもよ
とゆーコトかな?
🟦真ん中へ抜けるよーに向かう
そして、そーゆー異なるオーラをもつ
存在の真ん中の的をめがけて
矢を放つよーにして
悟りに至るための
真ん中のベクトルを確認する
なので、サロメ的なモノと
エリヤ的なモノがコンビ
で出てくるのは
マンダラの中心に向かうと
いいね!とゆー
象徴的な意味があるのかなー?
🟦アニマの役割
後からユングさんが気づいたとゆー
サロメ的なアニマの働きとして
アニマ(サロメ)は、
老賢人に至るために
道先案内人として、
最初に出てきた元型であった
集合的無意識のなかで、
比較的浅いトコロにいて、
ナビゲーターをしてくれるのが、
盲目のサロメ(アニマ)であり、
ハナシをしなかったけど、実際には、
ユングさんの手を引いてくれて
いて
集合的無意識の深いトコロに
いるエリヤの元へと
そして、ゆくゆくは、
老賢人と太母のハザマをめざし、
さらに老賢人フィレモンの内向性とか、
錬金術師的なカ(ka)の外向性とか、
時間軸の要素も加えてやって
四方向の中心で身心脱落する
よーな悟りを得るのが
ユング流のマンダラ的な悟りのカタチに
なるだろーけど
ブログが少々長くなったので、
また続きを書きますので、
よろしければ読んでみてください🙏
それでは、また!👋