魔術師グルジェフはなんだか
よくわからない その2ラスト

その昔、未消化のまま読んだヒゲが印象的な
グルジェフさんは、ワークを提唱した
謎の魔術師ですが、
なんだかわたしには
ヨクワークラないのですが、
適当なブログにしてみましたので、
おひまでしたら読んでみてください🙏

そもそも
ワークというのは仕事のことじゃなくて、
ヒトが進化の方向に進むこと
の意味だとグルジェフさんはいう。


グルジェフさんは自分の思想を表すのに
適したコトバがないもんだから、
自作のいろいろなコトバを作っちゃう。

弟子のアホさ加減をあからさまにして
乾杯するという、
趣味の悪い儀式の際に使う
ユニーク・イディオットはまだいいけど、

宇宙法則を表すソリオーネンシウスとか

死の恐怖に麻酔をかける作用を表す
クンダバッファー器官?とかなんなんだ?

訳がわからん感じにワザとしている?

禅の公案みたいなものか?


ジオデシック・ドームで有名な
バックミンスター・フラーもそういえば、
方向は違うけど、シナジェティクスとか
色々コトバを発明してたな。


グルジェフさんの教えは、

宇宙的な広がりとか、

いろんな現象が、予測できないような
複雑な相互作用をする中でも、
全体性を維持することができるのはなんで?
という生命系全体と個との関係とかの視点
を持っていて、

自己組織化とか複雑系みたいな近代物理学
のさきがけみたいに言われたり、

オクターブ的な音楽性とか、

スーフィー的な舞踏とか、

なかなか把握しづらいのだが、
いろんなヒトが観察するグルジェフ像が
一様ではないので、

一筋縄ではいかない出口王仁三郎さん
みたいな怪物だなとつくづくおもった。







昇降する二つの川の流れ

私が感じたままをザクッと書くと

宇宙的な常に変化する二つの上下の
大きな流れがあるんだけれども


1 つ目は昇降する天からの流れで🔻
精妙なものが粗雑のものへと🔻
段階的に変わる流れだ。

高次の物質が低次の物質に変わる流れ🔻は
グルジェフさんがインヴォルーション🔻
呼ぶもので、

進展して形が変わるので、
進歩したと勘違いするけど、
ただ表面的にエネルギーが消費されて 
エントロピーが増えて変化しただけのもの。

一時のエネルギーを消費するだけとか
物を食べる方向🔻

インヴォルーション🔻の流れは
進歩も進化もしないで、
成長して環境とともに生存して、
ゆっくりと死に向かうだけの機械的なのもの。

肉体的というか、
社会的というか、
環境依存的という感じ 


2つ目は昇降する地からの流れで▲ 
粗雑なものが精妙なものへと段階的に 
変わる流れだ。

低次の物質が高次の物質に変わる流れ▲は
グルジェフさんがエヴォルーション▲
呼ぶもので、

根源へと自らの力で回帰するために、
根源の意味に気付き、
元型へと還っていく方向で、
タマシイ的というか、
あの世的なというか、
悟りの方向とも言えるか?

環境に貢献する生活をするとか。
不食とか?食べられる方向▲

人間はその内側に本当の意味での進化の
可能性を秘めている。

このうごきがワークに関わるものとなる。


7つの駅の出現🌈

この二つの大きなエネルギーの中で🔻
存在は動きながら、

宇宙的な法則性の影響を受けながら、
オクターブのようなステップ的な感じで🌈
形を変えるけど、

大きな流れの中で、一つの巨大な生き物の
ように同じ一定の方向を向くし🌈

形を変えるだけで、
大きな流れには逆らわないし、
自分の本体に気づこうとしない。


ホメオスタシスみたいなものか?


変えた形とかステップは🌈
停止点とか、中継点とか、変換器とか、
グルジェフさんは言ってるけど、

太陽や惑星、人、微生物に至るまでの
ステップがあり、エネルギーが形となって
現れる🌈

規模は大小あるけど働きは同じで、
向きも同じものなのだ。


催眠術で考えを無くす

表面に現れる変換は、大きな流れの中で🌈

催眠術にでもかかっているように👁
自然に逆らわずに、
動物的に、
ただただ機械的に、
自律的に流れていくだけのもの。


基本的に人は
インヴォルーション🔻の流れの中で、
条件付けに支配された機械であり、

自分自身の責任も、
他に作用する能力もないし、 

人はなにも出来ない機械であり、

そのふるまい、
言葉、思い、
気持ち、信念、
意見、習慣はみな、

インヴォルーション🔻の流れの中で🌈
地球からの影響や印象を受けた結果に
すぎないという👁


ヒトは地球の恒常性を守るように
動かされるだけの、素朴な機械なのだ。


あまり食べすぎるなよ、

環境を汚すなよ、

自分に気づくなよ、

という催眠👁


自ら考えも生み出すことなく
行動を起こしているのでもなく

言うこと、思うこと、
感じること、やること
すべてがただ無自覚に、
催眠👁で起こっているだけ


人の一生においても、
生まれ、生計をたて、
死に、家を建て、
家族ができたりするが、
みずから望んでというより、
たまたまそうなるだけ🔻


自分から愛したり、
憎んだり、
求めたりする
のではない。

それらもただ起きるだけ🔻

外側に反応して機械的に動くだけ🔻

成し遂げたいことがあっても、
成し遂げることなどできないで、
運命に従うしかないというもの。🔻

いずれも自分に気づくなよという催眠👁

天からのインヴォルーション🔻の流れに沿う
のが、地球がヒトに求める生き方であり、

他の生命と同じく、地球の必要と目的を
満たすべく地球上で生活すべきものなのだ。


分裂するワタシ

ヒトのタマシイは、
自分の本体に気づけない催眠を
かけられている👁ので、

そのせいもあり、
内側を向けずに外面的なものの
様々な影響を受けて、
タマシイのエネルギーを分散させられて、
複数に分けられてしまっている。

自分の中に複数の「わたし」を持たされて
外的なものに依存するようになっている。

ここをよくよく観察すると、

常識とか、しがらみとか、 
社会性とか、枠組みとかで、
複数に分けられた、
複雑な「わたし」が見えてくる。

全体の中で、外側とか周りを意識して、
本当の自分に気づかないように、
あまり考えずに生きよという催眠👁

自分で分割とか複雑化しているわけではない
ので、一貫性がなく、責任感もなく、 
中心性もない。 

時々の流行とかもそうだけど、
ただ大きな川に流されるように、
だまされるように、
注意を引かれ、
欲求、空想などに自分を当てはめているだけ

ファッション業界みたいだな。

そういう当てはめは、
タマシイのあらゆるところに入り込み、
催眠のワナにはめる👁

当てはめは、自分のなかにある時、
それをとてもよいものとおもってしまう。

服、名前、コード、職、履歴、家柄、
外側がいいね!👍という感じか?

意気込み、熱意、情熱、創意、ひらめき
とかいう名前でそれを呼び、

すぐれた仕事を自分には当てはめたがる。 
→いい服とか側を着たがる

人を気にする 
 →服とか側が要るな

他人は自分をどう見てるだろう 
→虚飾して見栄張ったれ 
   あるいは普通のカモフラージュしたれ

他人は自分をどんなふうに扱うだろう 
→上下関係とか社会性とかコードとか

他人は自分にどんな態度を見せるだろう
→びっくりするか同感を得るか

だからその時のトレンド服とか側を当てはめ
それらと同一化すれば
全体の流れの中には居られる。

分裂するタマシイは、
外へ外へとタマシイを導き、
催眠は成功しているが👁

人類にとっては、文明や文化の近代化を呼び
一見進歩とか進化したように見える。


分裂の先の破壊性

しかし、
実際には資源の無駄遣いと、  
過剰な欲望が生み出した、
後先を考えない、
全体の見えない、
消費と環境の破壊行動と、
内面を顧みない中心性のない生命活動を 
呼び込んでしまった。

文明はインヴォルーション🔻の流れの中で、
資源を部分的に改変したものでしかないし、

エントロピーの速度を上げて
死への時間を短くしているだけ。

食べまくって太って成人病になるだけ。

必要以上な便利さとか文明の進化の方向は、
一体性のある天からのインヴォルーション🔻
の流れを乱す、
暴走して分裂する、
まさに核分裂みたいな危険な存在だ。


地球の全体性とか恒常性から見れば、
資源をひどく消費しているだけで、
進化ではなく、
単なる破壊行為そのもの

インヴォルーション🔻の流れを邪魔しない
地球および惑星界の全体的な福利に沿う、
ソフトな発達なら地球はOKだろうけど、

邪魔しないどころか、
有害で致命的な欠陥と、
環境が破壊されて元も子もなくなってしまう
ような、危険な子供の対応しかできない
文明になっとる。

人類削減催眠?

だから、
地球は自身の恒常性を保つため、
インヴォルーション🔻の川の流れを 
維持するために、
全体性と恒常性を守る生き方をするように、
生命体とか環境にブレーキをかけるために、
より強い催眠的な力をかけてくる👁👁

食べすぎるなよ!と
文明の近代化を妨げたいのだが、
言うことを聞かないアホ息子が
人類かもしれない。

もしかしたら、地球という生命体は
ヒトは増えすぎて邪魔だなと思い、
強制的にヒトを排除に導く力とかも働く?

戦争もそう?食べる駒を減らそう!

ジェームズ・ラブロックのいうガイア仮設
なんかもそんな感じ。

ガイアの復讐ガイアの復讐
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ロシアの背後にうごめく冷たい破壊性も👁
もしかすると、このような地球規模での
干渉力なのか?

ロシア人の粛清の人数ハンパないし
近隣のドイツとかポーランドも戦争で
スゲーヒトが減ってるし、



グルジェフさんにも、このロシア風の
随分冷たいエネルギーをほどほどに感じる
ところではあるが。


進化を防ぎたい地球

まあ、このように
地球がヒトの文明の近代化を阻止しようと
する素朴化の催眠力は👁
生物全体だけではなく、
個人のタマシイの進化▲にも影響を与える。

この影響力を見極めて、
エヴォルーション▲の流れに沿う、
タマシイの進化の道を行く方法を、
ヒトは霊的に自分のために、

先行してエヴォルーション▲の流れを歩んだ
ヒトから習いながら
発見しなければならない。


悟りへの道はきつい▲

エヴォルーション▲の流れの中で、
機械であるのをやめるため、
機械を知ろうとする。

自分を知ろうとする。 
→トレンドじゃない自然素材の服 
 を着たりする?

機械がみずからを知ったら、
素朴の催眠👁から脱皮しようとする。
 →自分ってなんだっけ?

自分がすることの意味とか責任とかを
知ろうとしはじめる。 
→どうしたらいいだろう?

主体的になにかをするため何かになること
変性することが求められる。
 →どっちの方向に行けばいいだろう?

そのためには、なにもできないという現状を 
理解する。 
→催眠でがんじがらめじゃないか!

どうやったらエヴォルーション▲の流れに
乗ることができるのか?
=その方法がワークであるという。

エヴォルーション▲の流れを目指し、
人類的に催眠👁から覚めるということは、

文明の軌道修正にもつながるので、
その意味では、地球にとっても有用だ。

しかし、催眠👁から目覚めると、
外側(履歴、自尊心、家、財産、思想、
信念、常識、社会性)の改変が始まるので、
外側への当てはめ好きには、
たいへんな苦しみを伴う。

それでもなおワークにより
エヴォルーション▲の流れを目指すのなら、

自分がまず無であることを自覚する。 
→外側からの離脱

わたしとは何か? 
→進化の可能性を内側に持つものである 
 ことを悟る▲

進化の方向に進むためには、
 →体と心と頭の三つのセンターを 
 バランスよく働かせる。 

 →地球の催眠の力👁から脱する。 

→より高次なセンターを意識して 
 修行をかさねる。

思考と感情を調和させるというのは
禅の止観の目指すところでもあるし
なんとなく似ているな。

進化の方向にあるのは、
→宇宙規模のエネルギーを意識する

→エコロジー的な生活をする

→宇宙的な福利のために、個の生活がある 
 のだと気づく

→自然界の生態系に貢献する生き方を選ぶ

とかの実践を行い、
これにより催眠👁から脱却し、
エヴォルーション▲の流れを目指し、
意識が高次のものと繋がり始める。


アホ息子が孝行息子に?

これらにより、
アホ息子が孝行息子に変性するのだ!

グルジエフさんがいうには、

三の法則で
肯定とか能動とかのエネルギーと🔻
否定とか受動とかのエネルギーと▲
和解とか中和とかのエネルギーが♾
昇降するインヴォルーション🔻と
エヴォルーション▲の二つのエネルギー
を作り出し、

七の法則またはオクターブの法則が、
現象が中継点となるようにステップを、
作り出す🌈

エニアグラムは、
この二つの法則の間で結び付きと、
それによって可能となる調和的発展や
宇宙的協和の可能性を表すらしい。


なんとなくだけど昇降する力と🔻
7つのチャクラ🌈との関わりもありそうな
気配はある。

グルジェフさんは、
常日頃から、弟子がグルジェフに精神的な
依存をするのを許容せず、
揺さぶり続けたので、
ウスペンスキーのような高名な
各時代の弟子が離れていった。

まるで古い時代の禅僧のようだな。


とまあ、適当な感想を述べましたが、
ワークは実践しないと、
外野は何も語れないだろうし、
よくわからないし、

グルジェフさんの思想は、
人間の存在や宇宙の成り立ちもからめて
科学的な?独特の見方をするもので、
複雑なものなので、
たくさんの解説が出ているので、
興味があれば、是非書籍なんかで
触れてほしいし、

また日本でもワークを行なっているグループ
があるみたい。


それでは、つまらない記事にお付き合い
いただきありがとうございました。

それでは!また🤚