山形県鶴岡市の羽黒山の 
ご参拝と長南年恵様の 
龍の気🌀に触れる その4 ラスト 

鶴岡ミッション2のラストになりますが、 
お暇だったら読んでみてください🤚


蜂子皇子様の脱出劇!

592年にお父さんの崇峻天皇が蘇我馬子の 
配下の東漢直駒により暗殺された。 

いろんな説はあるが、きな臭い権力争いの中
ハチコ皇子様の身にも危険が及んでいたのは
間違いない。


ハチコオージ様に聖徳太子が、
宮中を脱出しなさい! 
そして出羽にある聖なる山を目指しなさい!
と勧めたらしい👍


ハチコオージ様も太子の血縁者だけに、
同じタイプの能力者だったかな👀


ハチコオージ様は、太子の助言に従って、
速攻で奈良県桜井市の柴垣の宮を逃れて、
丹後宮津の由良の浦に避難した🏃‍♂️


当地には、由良神社があるが⛩
由来はよくわからないけど、
元は熊野三所権現と称され、
のちに八幡様を勧請して由良神社となった。

物部系の十種神宝祝詞に出てくる、
フルベ ユラユラと関係あったりして。



御祭神は、伊弉諾命(いざなぎのみこと)、
櫛御気命(くしごけのみこと=出雲の熊野大神
スサノオノミコト)
誉田別命神(ほむだわけのかみ・応神天皇)

熊野つながりで、後ほど出てくる、
賀茂氏やヤタガラスと関連しそうだな!

また、
丹後半島の由良の浦の西側には間人(タイザ)
という地域がある。


タイザの地名の由来は、
聖徳太子の母君の間人皇后が、戦乱を避けて
身を隠したから地名になったとか、

物部系の部族である間人族が住んでいた土地
であったとか、いろいろいわれるが、

仮に、間人族のエリアがあったとすれば、
そこを頼って、ハチコオージ様が逃れた
可能性は高いはず!


そこから、陸路で北陸道を下って、
能登半島に出てから、船で海上を渡り、
いったん佐渡に着いてから、
593年に出羽国の由良の浦にたどり着いた
という伝説なのだ。



そもそも、当時海運による日本海ルートは
当然あったであろうし、
陸路は修験者のパイプもあったはず。


聖なる山を探せ!

出羽国の由良の浜に、ハチコオージ様の船が
到着したとき、
姫(えひめ)と美凰(みおう)姫ら
八人の乙女たちが出迎えてくれた。

長南年恵様との字が偶然同じだな。 


ハチコオージ様は八人の乙女に、
自分は天皇家の者で、
人々を苦しみから救うため🙏
太子から聞いた出羽の聖なる山🔺を
目指していることを伝えた。

この辺はいかにもだが、

羽黒山へ登頂するキッカケに数説あり、

A 説では、
恵姫が教えてくれたもので、
八乙女浦は山の神様が生まれた所で、
荒倉山を越えて東へ向かえば、
聖なる山に着くよ、というもの。

B説では、
ハチコオージ様が、上陸した時の権現穴
という洞窟に籠って修行を重ねてたとき、
夢枕に、髭の翁があらわれ、
この地は伯禽島姫(玉依姫命:後述)の宮殿
であり、
この国の大神(イデハ大神:後述)の海幸の
浜で、
ここから東の方に大神の鎮座する山がある
と霊示したというもの。

この説がイケてる気がする。


荒倉山のエビスさま

いずれハチコオージ様は由良の浜の東方を
目指し、北東の荒倉山に登り、出羽三山を
仰ぎ、祈願したらしい🙏


荒倉山は由良の浜から羽黒山に向かうには
北東に迂回するし、山に登る格好になるが、
当時は近くを流れる赤川が暴れ川で、
一面湿地とか池に覆われたところであった
らしいので、これが原因かな?





ちなみに玉依姫については、

玉依姫は固有名詞じゃなく、
色んな時代にたくさんでてくる姫君の
普通名詞なんだけども、

玉櫛媛(タマクシヒメ)玉依媛といわれて、
鴨建角身命(八咫烏)の娘だし、
兄に鴨建玉依彦命(賀茂氏の祖)がいるし、
夫が事代主なので、このあたりの神様を
オールコンプリートしてるのでビンゴかな?

ちなみに由良の浜は、
ハチコオージ様が上陸したから、船出の場所に
ちなんで由良の浜と呼ばれるようになった。




鶴岡の由良の浜の白山神社は、
大同年間(806年)に加賀の白山比咩神社
を勧請したもので、そもそも由良という
地名も、丹後の由良の浦に由来するものだし
なにかと丹後方面との関わりが匂うのだ。



ちなみに荒倉山神社の御祭神は、
大国主命と事代主神コトシロヌシノカミ
だすな。



コトシロヌシノカミ様は、
エビス様で知られる神さまで、
釣り好きにはたまらない神さまだが、
別名で一言代神ともいい、
神のご託宣を受ける神様なのだ。
神様のコトバを一本釣りか?


一言代神という呼び方には
コトシロヌシノカミが神様のお告げを聞く力
のあった神様であるという意味がある。

この力があったことから、父親の大国主命も
国造りや国譲りの際に、コトシロヌシノカミ
の言葉をとても重要視したのだ。

また、コトシロヌシノカミは、
天皇家の宮中でお祀りされる、
唯一の国津神であるらしい。
だから七福神なのか?



また、フルベユラユラの物部氏と関わる
ニギハヤヒ大神とも関係があるとされている。

またまた、奥さんは上述したとおり玉依姫
だから白山島と荒倉山の相性はピッタリだ!


お山とヤタガラス

さてさてかなり脱線したが、伝説では、
オージ様は荒倉山の麓にあった大きな湖を
船で渡り、途中、深い山の中で
どっちに行けばいいのかわからなくなった。

そこで、観音様に祈願したところ、
片羽で2m40cmもある!3本足の大烏の
ヤタガラスが飛んできた。

ヤタガラスがハチコオージ様を導いてくれた
先に、滝音がとどろく谷間の杉の木があり、
その杉の根元あたりがなんか光ってる☀️ので
ちょいと探してみると観音像が現れた。

ここが聖徳太子から聞いた聖なる山🔺だと
直観した。
諸々の導きと辿り着いたことに感謝した🙏

皇子を導いたヤタガラスにちなんで、
お山を羽黒山と名付けたのだ。


ちなみにヤタガラスは、
陰陽道宗家の賀茂氏の祖先である
賀茂建角身命(カモタケツヌノミコト)
前述の玉依姫命のお父さんである。


なんか鶴岡の地で、賀茂氏とかヤタガラス
活躍してた雰囲気がある。

さて、その後、伝説では、
今は禁足地の、羽黒山の奥の院の
阿久谷(あこや)で修行を積んでたら

羽黒の大神の伊氏波神(いではのかみ)
現れたので、羽黒山に出羽神社を御鎮座
したのだけれども、

この時が開山とされて、ハチコオージ様を
開祖としたのだ。


イデハってなんだろ?

このイデハの神がすげー気になるので、
イデハあるいはイテハの神についてアイヌ語
との符合を調べてみた。

いろいろ近いコトバをネットで
調べてみると、近いコトバで、

イタ(ク)itak は言葉という意味

イタ(ク)カシカムイ itakkaskamuy は
言葉の神という意味

イタ(ク)パ itakpa は言うという意味だ。

イタ パはイテハに近い気がする。

言うといえば、
コトシロヌシノカミは託宣神的性格があるし
イテハコトシロヌシにぴったりとはまる。

海の白山島には奥さんの玉依姫がいるしで、
海と山ではあるが、国津神系の古ーいアイヌ
までさかのぼるような、古層の神のつながり
がある気がひどくする。

なるほど荒倉山は、歴史をたどるための、
インパクトのあるキーワードであったのだ!
伝承は素晴らしい🙏


出羽三山ソロイブミ

さて、伝説では、
ハチコオージ様に病を治してもらった国司が
お礼に観音堂を建て、羽黒山寂光寺が
開かれたり、

オージ様の夢に観音様が現れ、
良い修行をしているとほめてくれて、
人々を頑張って救いなさいと励ますと、
八咫烏に変身して、雪に輝く峰へと飛んで 
いった。

オージ様は夢に出てきた方向の雪の山を
目指して行ったら月山に着き、山の頂上で
阿弥陀様に合った。

そこは、夜と死後の世界を支配する月神の
土地だと直観し🌙暮礼山月山寺と名付けた。



また、月山を下るとお湯の湧く地で、
そこで大日様に合い☀️光と再生とを司る
太陽神だと直観し、湯殿山と呼んだ。



ここに出羽三山が揃ったとある。

ハチコオージ様は、人々のために祈り、
多くの寺を建て、人々を病気や災害から
救ったので、能除太子(のうじょたいし)
とも呼ばれるようになった。

ハチコオージ様は641年に、
羽黒山で五色の雲=虹に包まれて🌈
月山の彼方へと消えるように昇天した😇
すげーな!


鏡池と古鏡!

ハチコオージ様が籠った洞窟「権現穴」は、
羽黒山頂の鏡池とつながっていると言われ、
羽黒山の火事の時、洞窟から煙が出たと
伝えられる。



また、
羽黒修験(しゅげん)の山伏修行峰中は、
かつては権現穴から出発していたという。

羽黒山に使える巫女や神職は、
由良からの八乙女と八童子から始まった
という別の伝説もある。

ハチコオージ様の開山伝説も後付けだという
説もあったり、よくわからないらしいけど、

動かないキーワードとしては、

羽黒山が山岳信仰の聖地であること、

山中にあるにもかかわらず海と縁の深い
聖地であること、

羽黒山神社の境内にある鏡池は龍神信仰が
強いこと、

これらは往年の門田のような不動の構えだ。

わかるべか?




境内にある「鏡池」は年間を通して水位が
ほとんど変わらない神秘の御池とされる。





水面が鏡のようだから鏡池とか、
人々が貴重な銅鏡を奉納したから、
鏡池とから言われるという説があるが、

美味しいお菓子の古鏡も有名だけどね



 
鏡池が、由良の浜とつながっているとされる
伝説は前述したところだし、

イデハの神玉依姫と関係するはずだし、

なんか、どでかい白銀色の素晴らしい龍神様
はいらっしゃるしで🐉

なんとも勉強になった🙏


出羽三山は、凝死体験と蘇りをはたす
三関三度(さんかんさんど)の霊山
いわれるし、神を敬い、祖先を崇めること
を忘れないようにして、ここいらで
さらに襟を正そうかな🙏

それにしても、出羽三山のお山は、
ハチコオージ様もそうだけれども、
とても衆生済度のエネルギーが強いみたい。

だからこそ、
白銀色の龍つながりのトシエ様が🐉
特異点的に鶴岡の地に出現したし、

んでもって、
トシエ様の生き様も、人助けに明け暮れた
じゃあなかろうか?

トシエ様の極楽娘という愛称は、
あの世(極楽)にいる神とか、親族の言葉
を伝える、メッセンジャーの役目をして
いたからということもあったらしい。

なので、この辺もイテハ大神とか、
コトシロヌシノカミとかに通じるものがある。

トシエ様の最後は、
神様から近いうちに連れて行くからねという
温かいメッセージを受けたものだったらしく
眠るように息を引き取ったらしい。


それにしても白龍様の謎は残る🐉

なんか、まだまだ謎は残るし、トシエ様の
温かいエネルギーに、また触れたいし、
近いうちまた出羽三山リベンジせねば
なるまい。


今回の二つのミッション報告は、この辺で
一旦終了としたい。

また、機会があれば報告したいので、
よければ読んでみてください。
それでは!✋