母に感謝のコンサート | ほのぼの街のほんわか通りに、ふわっと風がふく

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笑顔がにじみ出る(はずの)
「ゆるイラスト」とともに、
なんてことはない日常をつづったエッセイ

母の日に大阪城ホールで行われた『母に感謝のコンサート』に、行ってきました。今年で、17回目なのだそうです。

 

20数年間、アメリカにおり、日本を留守していたこともあり、最後に大阪城ホールへ行ったのは、「スターライトエクスプレス」のミュージカルか、聖子ちゃんのコンサートだったと思います。「時間の国のアリス」が次の新曲です!と、サビの部分だけ披露されてました。

 

三井物産のセールにもよく行っていた、懐かしの大阪城ホール。

 

さて、コンサートは、休憩なしで3時間以上ありましたが、出演者が多彩で、あっという間でした。いろいろな方を、一度に見られて、かなりの、お得感。

 

秋川雅史さんは、前髪の勢いが少しなくなった感がありましたが、声量の勢いは健在。「千の風になって」を生歌で聴けて、うるうるしました。

 

純烈、酒井さんの「こんな大きな健康ランド初めて見ました~」のトークのつかみが、うまい。それにしても、純烈の皆さんは、背が高い。最後に出演者勢揃いされましたが、他の方は、肩の高さ。ちなみに酒井さんは、186センチなのですね。

 

由紀さおりさんと安田祥子さん御姉妹。姉の安田祥子さんは、81歳なのだそうですが、高音のお声がのびのびと、きれい。お歳を全く感じさせない。

 

BEGINと夏川りみさんは、よく存じ上げなかったのですが、心に響く楽曲。特に夏川りみさんの透き通る歌声にびっくり。

 

南こうせつさんと森山良子さんは、ベテランの落ち着きと、トークの巧みさで、楽しかったです。

 

そして、「徹子の部屋」を熱心に見ている私としては、黒柳徹子さんを、間近で見られて感激。お話が、さすが面白く、笑わせてもらえました。

 

いつも「徹子の部屋」を見ながら昼食を食べているのですが、一字一句を聞き逃したくないため、映画館で映画を観るように臨んでいます。つまり、私語なしで見たい私なのですが、何度言っても、母は、「この人、だれ?」「老けたな~、この人」「この人、誰かの息子さんやな」「この人、前、問題、おこしてはったな」と話しかけてきます。

 

そんな母を、コンサートに連れて行くことができて、良かったです。坐骨神経痛もあり、足腰もずいぶん弱ってきて、外出することも、滅多になくなってきました。行き帰りの電車では座れるように、私が切込み隊長となって、母の席を頑張って確保しました。来年のコンサートにも、行けるといいな。

 

帰りの電車で一緒になった方々の会話が聞こえてきたのですが、歩くのが難しいお母さんをおぶって、会場の階段を降りて運んでらした方もいたとか。

 

お母さんへの感謝にあふれたひとときでした。