2024.7.31 白駒池① | ムサママのおめでたい日々

ムサママのおめでたい日々

たのしいこと、みつけた!?

とにかく暑いこの夏。生きているだけで体力が奪われる感じ。

外に出たら即、熱中症になりそうで、不要不急の外出は控えていますが、

冷房の効いた室内に引き続き籠っていると、日々運動不足になりつつあり、

それはそれで、危機感を募らせています。

 

…ということで、暑さから逃れ、運動不足を解消すべく

涼しいところに行ってきました。

 

 

  白駒の森

 

7月31日 鳥ちゃんの車に乗せてもらい、中央道で諏訪南ICを目指します。

 

14:30 白駒池駐車場(有料)に車を停めて、白駒の森へ。

    今回は白駒荘にお泊まりなので2日分の料金(1日600円×2)を支払います。

 

 

灼熱の横浜から、天然のクーラーが効いた苔の森へ。

こんなに涼しいところがあるなんて信じられません!

 

 

針葉樹と苔の、しっとりした緑の森…マイナスイオンたっぷり

 

 

 

お花はほんの少し。イチヤクソウや…

たぶん…コイチヨウラン

 

パックリ口を開けた苔のモンスター?

モリゾーとキッコロを思い出す

 

 

タケシマランの実が成っていた

 

 

白駒池に直接向かわず、高見石に寄っていきます

 

 

 

ヌメヌメのきのこ

 

 

ここはカモシカの森…らしい

 

 

しっとりしてるのに蒸し暑くない…清涼な森

 

 

箱庭みたいな苔の世界

 

身も心も癒されます

 

 

 

胞子体を伸ばす苔

 

 

ギンリョウソウ

 

 

 

  高見石

 

高見石小屋で揚げパンを…と思っていたのですが、時間が遅かったのか、やっていない様子。

とりあえず、大きな岩を登って高見石へ

 

15:30 白駒池が見えます

 

 

 

鳥ちゃん、お疲れ様〜(後ろに見えているのが丸山)

 

気持ちのいい岩の展望台。

左に見えているのは茶臼〜北横〜縞枯山などの北八ヶ岳の連なり。

 

 

一休みしたら降ります

 

 

ここから白駒池までは下りですが、ジメッとした森。

濡れた岩や木道、水たまりが多いのでとにかく慎重に下っていきます。

 

 

夏の北八ヶ岳はどこもこんな感じ…冬は雪に埋もれて歩きやすいんだけど。

まぁ、南八ヶ岳に比べると、恐怖のアブの大群がいないからありがたい…。

 

 

白駒池に出る直前が一番怖かったかも。

 

 

 

16:20 白駒荘に着きました!

 

山荘の目の前が白駒池です

 

 

 

 

  白駒池へ

 

とりあえず白駒荘にチェックインして、お風呂で汗を流してから、

夕食までの間、白駒池を散策します。

 

 

東屋から

 

 

紅葉の時期が有名ですが、緑の季節も美しい白駒池

 

 

どの角度から見ても絵になる

 

 

山側は苔の森

 

 

思わずシャッターを押してしまう

 

 

冬に来たときは湖面が完全に凍結してその上に雪が積もり、真っ白の世界でした。

同じ場所だなんて、信じられない。

 
 

 

  白駒荘に泊まる

 

白駒荘は創業大正11年の歴史ある山小屋。一昨年、創業100周年だったそうです。

新館は2019年に建て直したばかり。清潔で明るくて快適で、ホテルみたい。

前回ここにきたときは、ちょうど建てているところでした。

 

 

私たちが泊まる本館は築60年の趣のある佇まい。

 

 

昔ながらの山小屋ですが、それもまた風情があります。

さらに奥の方は、築100年を超えているそう。すごい重厚感です。

 

 

トイレやお風呂、食事は新館で。

新館の食堂は、窓が大きくて、白駒池のほとりで食事しているような気分になれます。

 

 

17:30 夕食は牛肉のお鍋(キントキソウなど珍しいお野菜もいっぱい)

 

彩りの自家製お野菜たっぷりサラダ・トマトソースのチキンステーキ・ズッキーニのバジル炒め・

その他、自家製お野菜を使った小鉢いろいろ…

 

白駒池を見ながらの食事

 

 

 

18:30 夕暮れの白駒池

 

 

ポーランドの作家、ユリー・シュルヴィッツの『よあけ』という絵本があるのですが

まさにその世界観。

 

 

今までは、大変な思いをして山に登ることばかり考えていたけど

こんなふうに散策したり、のんびり湖を眺めたり、時間に追われず過ごすのもいいなと思います。

そんなふうに思える年齢になったのかもしれません。

単に、暑すぎてやる気がないだけかも?(笑)

 

 

鳥ちゃんとは去年の太郎平撤退以来のお泊まり。

9時消灯まで話が尽きなくて、楽しい夜でした。

 

続きます