先日登った扇山と百蔵山がよかったので、また秀麗富嶽十二景を見に行ってきました。
今年に入ってずっと晴天が続いていたのですが
ここへきて雨や曇りの日が多くなってきた関東地方…。
乾燥しすぎていたので、良いことではあるのですが…。
富士山を見るなら、ドピーカンで富士山の天気も晴れの日を狙わなくてはなりません。
ちょっとした賭けなのですが、前日の夜中になって突然「行こう!」と思い立って
朝6時前に家を出て、またまた中央本線に乗って鳥沢へ…、
賭けは、あたりでした
秀麗富嶽十二景九番山頂 高畑山 982m
秀麗富嶽十二景九番山頂 倉岳山 990m
…って、同じ写真にしか見えない(笑)しかも、どちらも微妙に木がかかってるし…。
丹沢から見る富士山の方が裾野まで見えます。
どちらの山も、けっこう木が多くて、扇山や百蔵山ほど展望のいい山頂ではなかったのです。
それでも冠雪した美しい富士山を見ることができました。
今回のコースです。
鳥沢駅(中央本線)〜小篠貯水池〜分岐(石仏)〜仙人小屋跡〜高畑山山頂〜雛鶴峠分岐〜天神山〜穴路峠〜倉岳山山頂〜立野峠〜倉岳山水場〜林道出合〜梁川駅
※赤い線は登山道・ピンクの線は車道歩き
今回も鳥沢駅からです。
7:45 鳥沢駅を出発。国道20号(甲州街道)を梁川方面にしばらく歩きます。
7分ほど歩くと表示が出てくるので、国道を右折。
中央本線の踏切を渡って道標の通りに進んでいきます。
途中で会ったお巡りさんや近所の方が、気をつけてね、と声をかけてくれました。
なんだかとっても温かい町なんですね。
山あいの集落の長閑な風景。右は虹吹橋からの桂川。
先週登った、百蔵山(左)と扇山(右)です
扇山は、こうして見ると確かに扇を広げたよう
迷いそうなところには必ず道標があります。見逃さないように注意。
8:15 山神社で登山の安全をお願いします。
その先のゲートは車両通行止。登山者は横の出入り口から閂を開けて出入りできます。
駅から30分ほどで、登山口の小篠貯水池(工事中)。
8:30 暑くなってきたので、防寒着を脱いで身支度を整え、いよいよ登山道へ。
沢沿いを登っていきます。日が差さない時間帯のためか、暗くて少し怖い感じ…。
8:55 石仏のある分岐に出ます。石仏は石に彫ってあるようで風化しています。
ここから沢を離れ、分岐を右に進みました。
しばらく九十九折を登っていくと明るい場所に出ました。
ずっと暗い路だったので、日なたの中に出るとほっとします。
大きな尖った山は倉岳山かな?
展望が良く気持ちのいい道。鳥沢の町が見えます。
このまま、素敵な道が続くのかと思っていたら…
また何故か日陰の道に入ってしまい、テンション下がります。
しかも下ってるし、道間違えたんじゃないかと不安になっていたら道標があってホッ…
9:35 仙人小屋跡
あとはこの斜面を一気に登りあげれば、きっと…
(ここまで全く富士山が見えないので、ドキドキです)
あった!!
10:00 高畑山登頂(鳥沢駅から2時間15分)
秀麗富嶽十二景九番山頂 高畑山 982m
山頂はそれなりのスペースはありますが、展望はいまいち。
富士山のところだけが見えている感じです。
やっぱりズームした方が、秀麗富嶽ですね。
10:07 他の登山者もいたので(ベンチなどはないんです)さっさと倉岳山に向かいます。
急な下りですが、扇山で経験済みなので、もう大丈夫。
ガンガン下りますよ〜!!(写真ではいまいち伝わらない…)
ずいぶん下ったなぁ…と思って振り向いて撮った写真(全然伝わらない)
富士山が見えてるんだけど、手前の木にピントが合ってしまうのでうまく撮れません。
(実際はもっとクリアに見えているんだけど…全く伝わらない )
急な下りの後は、気持ちのいい尾根…
思わず「いい尾根ですね〜」と呟いてしまう
10:37 高畑山から30分ほどで天神山頂(876m)
ここからは北側が良く見えるんです。
先日歩いてきた、扇山と百蔵山が手前にどーんと鎮座しています。
少しズームして山座同定
小金沢連嶺(黒岳〜小金沢山〜大菩薩嶺)と
雁ヶ腹摺山の連なり(雁ヶ腹摺山〜泣坂ノ頭〜大峰)が重なってます。
唐松尾山〜竜喰山〜飛竜山〜三ツ山は奥多摩。
大久保山と権現山は扇山からの連なり
10:42 5分ほどで穴路峠(深く切れ落ちたコルですが、危険な感じではないです)
先ほどの石仏の分岐を左に行くと、ここに出てくるのです。
つまり、ここを下ると鳥沢駅に戻れます。
このまま進んで倉岳山を目指します。
長くなってしまったので続きます。