真鶴では、普段見かけない花がたくさん咲いていました。
ここは、樹齢200~400年のマツ、クスノキ、スダジイなとの巨木が生い茂る森林です。
江戸時代まで萱原だった場所に、小田原藩が植林したものだそうです。
この森は「魚つき保安林」として手厚く保護されていて、
真鶴の人々は、この森林を敬意を込めて「お林」と呼んでいるそうです。
クスノキの巨木が多く、林の中は芳香に満ちています。
チョウも、いろいろな種類のものが飛んでいました。
照葉樹が多く、ちょっと熱帯のジャングルのような雰囲気があります。
ヤブミョウガ(薮茗荷)の花が満開でした。
ヤブミョウガの花
山の神様のお社です。
かなり古いものらしく雰囲気があります。
海岸に下ってくると、海辺特有の植物がたくさんありました。
ラセイタソウ(羅背板草)
ボタンボウフウ(牡丹防風)
ネコノシタ(猫の舌)
ハマユウ(浜木綿)
ハマゴウ(浜栲)
ハマゴウは群生しています。
蒸し暑い日…猫は木陰で熟睡中。
帰り道、美味しいお魚を食べて(これが本来の目的でした)
あえて真鶴の老舗有名店はやめてこちらにしてみました。
オーシャンビューでなかなかよかったですよ。
地魚ごはんと海の幸 浜ゆう
この後、きみちゃんさんが紹介されていた
小田原の石垣山一夜城歴史公園に寄ってみました。
夏の夕暮、人がいなくて、ヒグラシが鳴いていてとても素敵な雰囲気でした。
こちらにもクスノキの大木がたくさんありました。
やはり江戸時代に植えられたものなのでしょうか?
とても良い香りの森です。
アザミが咲いていました。
ヤマユリも…
夏草や兵どもが夢の跡…
たまにはこんな休日もいいかも。
最後はこちらのお店で
(ここもきみちゃんさんのブログで知りました!)
アイスを食べてかえりました。
一夜城YOROIZUKA FARM
おしまい
石垣山一夜城(ウィキペディアより)
豊臣秀吉が1590年(天正18年)の小田原征伐の際に小田原城の西3kmにある笠懸山の山頂に構築した。小田原城から見えないように築き、完成後に周囲の木を伐採したため、北条氏側に一夜にして築城されたかのように見せて驚かせ、戦闘意欲を失わせる効果を果たした、といわれる(一夜城の名もそれに由来する)。
石垣や櫓を備えた本格的な「近世城郭」であり、関東で最初に造られた総石垣の城であった。約3~4万人を動員し、80日で構築された。秀吉はこの城で茶会を開いたり、天皇の勅使を迎えた。当時、天守があったかは不明であるが、天守台跡はある。関東大震災で石垣に被害を受けたが、井戸曲輪の石垣は地震に耐えて現在もよく残っている。