花豆ソフトクリームを食べてから、研究見本園を散策します。
山ノ鼻と隣接する研究見本園は尾瀬ヶ原の最西部に位置しています。湿原の様々な姿を凝縮したような湿原であることからこの名前が付いていますが、実際には人の手の加わっていない尾瀬の自然の一部です。
湿原を周回するように作られた木道を歩くと、湿原の起伏や池塘、また浮島もあり尾瀬の自然を十分に味わうことができます。(尾瀬保護財団のHPより)
(白くなっているのはコバイケイソウの群落)
もちろん一番のお目当ては…
ニッコウキスゲ(日光黄菅)はようやく咲き始めです。
ゼンテイカ(禅庭花)というのが本当の名前らしい…
チングルマ(珍車)の種
ああー、遅かった。どこかにお花が咲いているでしょうか? 実も可愛いですけどね♪
トキソウ(朱鷺草)
朱鷺の羽の色をしているから朱鷺草。
サワラン(沢蘭)
トキソウとサワランは、いたるところに咲いています。
ヒオウギアヤメ(檜扇文目)
葉や茎の様子がヒオウギに、花がアヤメに似ている。
ドクゼリ(毒芹)?
ドクゼリはもっと丸い感じかと思ったのですが、
尾瀬の湿原の花で検索したらドクゼリが出てくるので、一応ドクゼリとしてみました。
シラネセンキュウやハクサンボウフウとの違いがよくわかりません。
名前に似合わず、まるでレースのような、繊細で美しい花です。
リュウキンカ(立金花)の実です!
『リュウキンカは二度咲く』ロッキーチャック博士の名言です。なるほどなるほど…
ワタスゲ(綿菅)
耳かきの綿みたいなワタスゲ…これからどんどん増えていくんでしょうか?
ミタケスゲ(御嶽管)
同じスゲでも。こちらは痛そう!耳かきにはつけられません。
そして、研究見本園で最も目をひいたのは…
コバイケイソウ(小梅蕙草)
今年はコバイケイソウの当たり年なんですね!
丹沢で見たオオバイケイソウもきれいでしたが、
コバイケイソウもこんなにきれいだとは知りませんでした。
以前見たのはもう終わりかけであまり美しくなかったので、
ずっと地味な穂みたいな花だと思っていました。
コバイケイソウさん、ごめんなさい。
そして、もうひとつ、花の盛りだったのが…
カキツバタ(杜若)
大群落です。
これが自然に生えているとは信じられない豪華さ…。
気品があって美しい花です。
サギスゲ(鷺菅)
ワタスゲに似ていますが、1本の茎に穂がいくつかついています。
サギスゲとカキツバタのコラボ♪
サンリンソウ(三輪草)?
葉柄があるのでサンリンソウかと思ったが、ニリンソウかも
アマドコロ(甘野老)
ホウチャクソウかと思ったけど、たぶんアマドコロ。(激しくボケボケ)
ヤナギトラノオ(柳虎の尾)
葉がヤナギ、花穂はトラノオに似ている。
コツマトリソウ(小褄取草)
直径1㎝ほどの小さな花ですが、清楚で可憐な美人です。
この、メチャクチャ大きいつぼみ…オオウバユリ(大姥百合)のようです。
ネバリノギラン(粘芒蘭)
地味な花ですが、たくさん咲いていました。
オニシモツケ(鬼下野)
オニノヤガラ(鬼の矢柄)
ツチアゲビやギンリョウソウと同じ腐生植物。
このあとは、尾瀬ヶ原を、竜宮まで散策しました。
みるくさんも花図鑑をアップされています。
すごいパワーだ…
みるくさん、参考にさせていただきますね~!!