ひとりぼっちの八ヶ岳 1 | ムサママのおめでたい日々

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たのしいこと、みつけた!?

8月1、2日の八ヶ岳単独登山。
硫黄岳~赤岳縦走のレポです。


7月31日 夜 ~ 8月1日 7:00
(自宅~美濃戸山荘)



クリック 8月2日の記事でちょこっと書いた通り、
当日はもーさんと硫黄岳山荘でお会いすることになっていました。
もーさんは小学生のお嬢さんを二人連れて、桜平→夏沢鉱泉経由。
私は車ではないので、1日の早朝、あずさに乗って
美濃戸口から入る予定でいました。

7月31日の夕方、ムサシの散歩から帰ってきたら、
旅行社から電話がかかってきました。
先日、申し込んだときに、空きがなかった夜行バス
『毎日あるぺん号』にキャンセルが入ったというのです。
(美濃戸口下車、仮眠つきの夜行バスで片道6000円です)

出発は夜10時半に竹橋の毎日新聞社前。
家からだと1時間ですから、今からゆっくり準備しても十分に間に合う。
というわけで、急遽、夜行バスで行くことにしました。

一方、もーさんの方も、駐車場が不安なので前夜のうちに出て
桜平の駐車場で仮眠をとるとのこと。
お互いに早朝から登れば、硫黄岳山頂でお昼には会えるはず。

夜9時に家を出て、地下鉄で竹橋に向かいます。
前回の燕岳も『毎日あるぺん号』だったので、
勝手は判っています。
上高地行きのバスに乗り、八ヶ岳行きの6人だけが
美濃戸口で降り、『八ヶ岳山荘』の仮眠室で仮眠をとります。


バスに乗り込み、ウトウトしたと思ったら、もう到着。
2時過ぎには美濃戸口についてしまいました。

一緒に泊まった方達は、60代くらいの5人グループ。
もともと6人だったのが、お一人来れなくなったそうです。
最初に座席がいっぱいと聞いた時は
八ヶ岳大人気かと思いましたが…
北アルプスに向かう大勢の人たちの中に、
ちょっとだけ混ぜてもらってる感じ。


仮眠室はとても清潔で、他には誰もいません。
5時過ぎまでぐっすり寝ちゃいました。
5人の方は5時半頃、赤岳に向けて出発されました。

仮眠室 『大同心』 $ムサママのおめでたい日々-仮眠室

$ムサママのおめでたい日々-談話室 談話室

八ヶ岳山荘(仮眠室は2階・貸し切り状態でした)
$ムサママのおめでたい日々-八ヶ岳山荘


6時に出発です。

今日載せたのは青で書いた道です。(コースタイム1時間)

$ムサママのおめでたい日々-地図1


左の道に入って行きます。
$ムサママのおめでたい日々-美濃戸1


看板をよく見て… $ムサママのおめでたい日々-美濃戸2
もともと思いきり方向オンチで道を間違え易い上、
単独で、しかも知らない道を歩くのですから
いつもとは全く違う緊張感です。常に確認、確認。


まだ咲いてるヤマアジサイ(山紫陽花)に癒されます。

ムサママのおめでたい日々-ヤマアジサイ


水量の多い沢。
そんなことにも一々ドキドキする!

ムサママのおめでたい日々-沢


シモツケソウ(下野草)

$ムサママのおめでたい日々-シモツケソウ


とても気に入ったのはこのお花。
キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環)
たくさん咲いていました。

ムサママのおめでたい日々-おだまき1

下からも撮ってみました。

ムサママのおめでたい日々-ODAMAKI



気持ちのいい林道を歩いて行きます。
前回はぽんちよさんの車で走った道でした。
ぽんちよさんみたいに「お嬢さん、乗りませんか?」と言ってくれる優しい紳士は現れません。

ムサママのおめでたい日々-美濃戸3


アザミ(薊)の花が風に揺れています。

ムサママのおめでたい日々-あざみ


イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)

ムサママのおめでたい日々-イブキジャコウソウ1

ムサママのおめでたい日々-イブキジャコウソウ2


ウツボグサ(靫草)

ムサママのおめでたい日々-ウツボグサ


ヤマハハコ(山母子)の白い花が咲き始めています。

ムサママのおめでたい日々-ヤマハハコ


色の濃いホタルブクロ(蛍袋)もまだ咲いています。
右下の方に見える赤い実はシロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)

ムサママのおめでたい日々-ホタルブクロ


赤岳が見えてきました!!
前回見た時は赤かった山肌が、緑になっています。
今回は登るつもりもないので、ここからよく見ておきましょう。

ムサママのおめでたい日々-赤岳1


7:00 美濃戸山荘に到着。

ムサママのおめでたい日々-美濃戸山荘


今日の朝食は山菜うどん 800円

ムサママのおめでたい日々-うどん


今回は初めて、北沢から入ります。

$ムサママのおめでたい日々-分岐