ムサママのおめでたい日々

ムサママのおめでたい日々

たのしいこと、みつけた!?

先週、10年ぶりの鍋割山に登ったのに、富士山が見えなかったので

今週こそ、リベンジしよう!と思って塔ノ岳に登ってきました。

天気予報は晴れ晴れ

前回のこともあるので、とにかく雲が出ないうちに早めに行こうと思い

今回は車で。家から大倉までは高速を使えば1時間かからないので

まだ暗いうちに家を出て、6時には大倉の民家の駐車場に到着(1日500円)。

しかし驚いたことに、戸川公園の駐車場は、6:30からになっていました。

(以前は8:30からだったのです)

 

6:30 大倉登山口を出発

朝日が出て、木々が焼けていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は大観望のほうから行きます。

 

7:17 懐かしい「丹沢の門」。

以前は鳥居があって「大倉高原山の家」があったんだけど、なくなってしまいました。

 

テントサイトはまだあります(500円だそうです)

綺麗なトイレもあるし、水も出てる!(以前は有料でしたが、今は無料っぽい)

 

大観望。伊豆大島や利島・新島・神津島がうっすら見えますが、今日はぼんやり。

 

 

一本松下の紅葉は先週に比べるとかなり落ちていました

 

今日はとっても人が多いです。そしてみなさん速い速い…

 

最初は青空の下、今日こそ綺麗な富士山が山頂から見えるはず、と楽しみにしていました。

でも、駒止茶屋の前でちょっとエネルギー補給をして、空を見上げると、突然の曇天。

先週と同じパターンです。

もしかして、このまままた雲の下にすっぽり入ってしまうのかしら…と、テンション下がります。

 

8:36 堀山の家の下でこんな感じに見えた富士山…これが最後の姿だった💦

 

もう全体的に雲だらけ。先週もこの景色見たよ。

 

花立からの鍋割山稜もこんな…

 

鍋割山の方もやっぱりどんより

 

檜洞丸や蛭ヶ岳にも雲が載っちゃってる💦

 

登っていくと、どんどん下りてくる人がいます。

さっき追い越して登って行った人も、もう下山?

聞いてみたら、なんと、山頂が寒すぎていられないらしい…🫨

 

 

10:16 塔ノ岳

 

あんなにたくさんの人が登って行ったはずなのに、山頂にはほんの数人…。

皆さん、下山したか、尊仏山荘で休憩しているようです。

山頂は、富士山が見えないのはもちろんですが、風が強くて気温も低く、とてもいられない。

尊仏山荘ですごく久々に、小屋番さんに会って、ちょっとおしゃべりして、カップ麺を食べて下山。

山荘の中もぎっしりで、早々に引き上げます。

 

11:19 再び花立

 

大山も三ノ塔もどんより。ノイバラの実が可愛い

 

13:00 再び一本松

 

もう終わりかけだけど…

 

締めはやはり紅葉で。

 

下山したら、青空でした(山あるある)。

さっさと高速で帰り、家の近くから丹沢方面を見たら、丹沢の上にだけ雲がかかってた(笑)

まぁ、丹沢あるあるです。

 

というわけで、2週続けて富士山に振られた丹沢。

しかし、大倉尾根はキツかった。先週は下っただけでしたが、今週はピストン。

久々の登り、こんなに厳しかったかしらと驚きました。

間違いなく、一番たくさん歩いた登山道ですが、久しぶりだと本当にキツくて、

特に最後の塔ノ岳直下は、もう息も絶え絶え…

タイムも、登り3h50m(うち休憩等52m)、下り2h50m(うち休憩等29m)かかってます。

下りでは坐骨神経が痛み始めたし…。

蛭ヶ岳まで往復したり、表尾根往復で尊仏の土平まで下りたりしていた頃が嘘のようです。

驚いたのは、登山者がとても多かったことと、皆さんとても速かったこと。

登りも下りも、どんどん追い越されていきました。単に自分が年老いただけかもしれませんが(笑)

それでも、YAMAPのタイムは130〜150で「速い」だったのですが、

他の登山者は「とても速い」んでしょうね。何しろ、若い方が多いです。

後からYAMAPの記録を見てみると、同じコースを4時間程度で往復している人がたくさんいました。

登山道は、冷たい風が吹く時と、太陽が照りつける時があって、温度調節が大変でした。

山は天候がくるくる変わるので、半袖からダウンまで装備が必要です。厚着をして汗をかいてしまうと、冷えた時の寒さが半端ないので、衣服の着脱のタイミングが大事です。

そういえば、登っている時に、チャンプさんに会いました。相変わらずお元気そう!

 

富士山も見られず、花もなく、寒くてキツい、階段地獄の大倉尾根ですが、

往復するだけで何だか達成感を感じます。

天気がどうあれ、やっぱり丹沢は良い。と改めて感じた山行でした。

先週に比べると筋肉痛もなく、また行こう、と思えるくらい元気なので、

この勢いを失わないように、山を続けていけたら…と思います。

 

メモコース:6:28 大倉登山口  ~ 6:51 観音茶屋 6:59 〜 7:16 大倉高原テントサイト 7:26 〜 7:34 見晴茶屋 〜8:13 駒止茶屋 8:27 〜 8:43 堀山の家 〜 9:33 花立山荘 9:46 〜 9:51 花立の頭 9:58 〜 10:02 金冷し 〜 10:16 塔ノ岳(尊仏山荘)10:53 〜 11:10 花立の頭 11:29 〜 12:09 堀山の家 12:19 〜 13:43 大倉登山口

メモタイム:7時間15分(うち休憩等1時間58分)

メモ距離:13.3km

 

 

 

  山田富士からリベンジ

翌日、12月7日(日)はなんと、夕方まで雲ひとつない好天。

一日中富士山が見えていました。

そういえば先週もそうだった。土曜は晴天予報なのにどん曇り。日曜はドピーカン。

というわけで悔しいので、近くの「山田富士」から富士見リベンジです。

 

山田富士というのは、江戸時代の富士塚で、山頂からは富士山を拝むことができます。

 

丹沢も富士山も、オールクリア!

 

今日登ってた人はラッキーだな〜

 

奥多摩も綺麗に見えてます。

 

来週こそ、丹沢から見る富士山、リベンジしたい!

 

①の続き

 

 

  鍋割山〜金冷し

そのままピストンで帰るのもつまらないので、

小丸・大丸を越えて金冷しから大倉尾根で下ることにします。

 

 

鍋割山から金冷しまではCT70分。

27年前に子供達を連れて塔ノ岳から鍋割山まで歩いたのが最初です。

この尾根は美しいブナ林で、南側に海、北側に西丹沢と主脈が見えて、とても素敵なところです。

 

11:35 鍋割山を出発

 

私の大好きな尊仏ノ土平!

紅葉の時期は、鍋割山北尾根〜塔ノ岳西尾根の紅葉が素晴らしく、

わざわざここを下ってまた塔ノ岳に登り返したりしてました(笑)

蛭ヶ岳にも雲が載っちゃってますね〜

 

こちらは海側(南側)

相変わらず天使の梯子がかかっているのは、やはり街も曇っているのでしょう。

 

 

だけどやっぱりここは素敵な稜線

 

 

11:57 小丸

 

 

丹沢に来たなぁ…としみじみ

 

 

12:09 小丸尾根分岐

 

 

見えている山は、大山と三ノ塔、烏尾山など。江ノ島も見えます。

 

 

良き良き

 

 

12:23 大丸

 

大丸からは急下降

 

 

しかし、大丸から金冷しまで意外に遠い💦

 

 

12:35 金冷し(鍋割山からちょうど1時間でしたね)

 

 

 

  大倉尾根と再びモントレー

金冷しからは、塔ノ岳には行かず、そのまま大倉に下ります。お天気も良くないしね。

懐かしい大倉尾根。ここを歩いていると本当に癒されます(そういう人も珍しいと思うけど)。

今回思ったのは、私はやっぱり丹沢が好きだなぁということ。

他の山域だと、特に初めてのところは不安があるせいか、長く感じられるのですが

丹沢だけは安心して歩けるので、お天気が良くなくても、なんだか気持ちが弾むのです。

このバカ尾根にどれだけ思い出が詰まっているかわからない。

 

花立ノ頭から。丹沢全体に思いっきり雲が載っちゃってますね…

 

歩いてきた小丸〜大丸の稜線(歩いて良し、見ても良し)

 

花立山荘でおしるこを頼んだら30分待たされてちょっと後悔… えー

 

 

 

一本松の紅葉は、下の方がきれいでした。

 

 

 

 

 

 

下って来たら晴れてる!山あるある(まだ少しガスっぽいかも)

 

 

15:40 大倉に到着です

 

メモコース:7:18 大倉バス停  ~ 8:42 二俣 〜 8:48 小丸尾根登山口 〜 9:16 林道終点 〜9:37 後沢乗越 〜 10:40 鍋割山 11:35 〜 11:57 小丸 〜 12:09 小丸尾根分岐 〜 12:23 大丸 〜 12:35 金冷し 〜 12:52 花立 13:16 〜 13:55 堀山の家 14:02 〜 14:50 見晴茶屋 15:03 〜 15:40 大倉バス停

メモタイム:8時間22分(うち休憩等2時間)

メモ距離:17km

 

 

もみじ  もみじ  もみじ  もみじ  もみじ

 

 

実は、今回の目的はもう一つあって、

先週モントレーに忘れて来たトレッキングポールを取りに行ったのです。

大倉からバスで渋沢に出て、小田急線に一駅乗って秦野へ。

モントレーに着いたのは午後4時半ごろだったので、さすがに店内には人が少なくて

すっかり以前の、常連さんがコーヒーを飲みに来るような「地元の喫茶店」に戻っていました。

 

すっかりクリスマス仕様クリスマスツリー

毎週ケチャバーグとパングラタンを食べる客も珍しいかも(笑)

 

夏の間はヒルが怖くてなかなか来れなかった丹沢ですが、11月〜3月頃は「ヒル休み」に入るので

ようやく安心して歩けます。

27年前は、ヒルなんて聞いたことなかったのに…。

10年前は東丹沢にはたくさんいましたが、西丹沢にはいないと言われていました。

今では丹沢中に、ヒルがウヨウヨいるようです。

うちでは、亀を飼ってるんですが、亀も11月〜3月はキッチリ、食事も排泄もしなくなります。

水温(気温)が下がると、変温動物は活動を停止させて、エネルギーを使わなくなるようです。

亀が餌を食べなくなると、丹沢のヒルも活動しなくなるので、丹沢に行く目安になります。

 

10年ぶりの鍋焼きうどん…久しぶりの鍋割山稜。

晴れ予報が見事外れて曇天の一日でしたが、

雨が降ることもなく、ガスもなく、写真で見るより明るくて気持ちのいい山歩きができました。

全てが懐かしく、とても癒された一日でした。

結構な距離だったのだけど(その日歩いた距離は20km超えてた)大して筋肉痛にもならず

心地よい疲れで、自分の中の丹沢愛を感じました。

これからは、寒くなって、富士山がクリアに見える季節。また行こう〜♪

 

鍋割山で鍋焼きうどんを食べてきました。なんと、10年ぶり。

(鍋割山自体10年ぶりくらいかも?)

 

 

初めて鍋割山で鍋焼きうどんを食べたのは27年前(お盆が木だ!)

12年前2

 

小学生の娘と息子を連れて塔ノ岳でお泊まりした帰りに鍋割山で鍋焼きうどん(800円くらいだったと思う)をいただきました。その美味しさに、親子3人で感動したのを覚えています。

27年前は、尊仏山荘の花立さんも、鍋割山荘の草野さんもまだ40代くらいで、30代の私から見たら、

気さくな「お兄さん」という感じでした。

 

12年前4

私も「お姉さん」だった(笑)

 

 

最後に食べた10年前、鍋焼きうどんの値段は1000円とか、1200円とかだったと思いますが、

その頃は山荘の中で食べられたので、山荘内は大賑わいでした。

私もすっかり丹沢と登山にハマりきっていた頃なので、いろいろな人と鍋割山に登っては、鍋焼きうどんを食べた記憶があります(何度食べたかわからない…笑)

 

うどん2

 

 

2025年の現在は、いろいろシステムが変わったようで、山荘の中には入れず、山荘の前で注文をして、うどんを受け取るようになっていました。

そしてお値段は、10年前の2倍、2000円になっていました。

まぁ、このご時世で、そんなものなんだろうなぁと思います。それでも、長蛇の列ができていました。

私が着いた10:40の時点ではすぐ買えましたが、11時ごろには20人くらい並んでいました。13時ごろには売り切れてしまうそうです。

ご主人の草野さんは厨房にいらっしゃるのか、お会いできませんでしたが

鍋焼きうどんの味は27年前とも10年前とも変わらず、とても美味しかったです。

 

 

 

ルートは、大倉〜二俣〜後沢乗越〜鍋割山〜小丸〜大丸〜金冷し〜大倉

最もポピュラーな周回ルートです。それでも距離は16kmくらい。久々のガチ登山です。

 

 

 

  大倉から、西山林道を歩く

渋沢駅から、6:48発・大倉行きの始発バスに乗ります。予想通り長蛇の列で、2台目に乗れました。

電車だと1時間半くらいかかるので、始発で出ても、そんな感じです。

車だったらもっと早くから登れるのですが、帰りの渋滞と疲労を考えると、最近は体力に自信がなく、

高齢者の事故も増えているので、電車で行くことが多くなりました。

 

7:18 大倉バス停を出発

朝はどんよりでしたが、大倉バス停に着いた時は、こんな青空。

バスの中からきれいに冠雪した富士山もくっきり見えていました。期待が高まります!

 

途中、海がキラキラしていました。

 

表尾根や大山方面は青空が広がっています

 

ん?鍋割山方面には雲が?

 

 

西山林道が思いの外長くてびっくりしました。以前はもっとずっと短く感じていたのになぁ。

距離を考えると、確かに大倉から二俣までは4kmもあって、二俣から林道終点まではさらに1km以上歩きます。大倉から鍋割山の距離が7.7kmだから、2/3近くは林道歩きというわけです。

 

 

8:36 10年ぶりにお会いする「山の恩人」

 

8:42 二俣(二俣から堀山の家までも登れます。植林帯の急登で辛いだけだけど…)

 

なんと橋が流されていて、苦手な渡渉…

 

この日一番緊張したところ

 

さらにびっくりしたのは、この先の林道にロープが張られていました。通行止め?

後から来た登山者の方に聞いたら、通れるそうです。YouTubeで見たって。

車両通行止めということなのでしょう。ちょっと焦った。

 

ここからまたまた30分以上、林道歩きです。

 

8:48 小丸尾根分岐(小丸尾根は下りで何度か使ってます)

 

うんざりする林道歩きですが、紅葉に癒されます。

 

 

 

ここは紅葉もいいんですが、冬は霧氷がすごいんです。

 

2014年1月の西山林道。霧氷がついてナルニア国になっていました。

霧氷2

 

霧氷1

この時は、朝から一人で鍋焼きうどんを食べに行って、塔ノ岳に寄って帰ったのでした。

本当にどんだけ元気だったんだろう?(笑)

 

現実に戻って…

 

 

9:16 林道終点。懐かしい水置き場。ここの橋は流されずにちゃんとありました。

以前は必ず歩荷して登っていたのですが、

今回は、すみません、体力に自信がないのでパスさせてください。

 

 

 

 

  後沢乗越を経て鍋割山へ

 

林道が終わると、ようやく登山道らしくなります。

 

ここからしばらくは植林帯を登っていきます。我慢の時間帯。

 

 

こんなのあったっけ?そりゃ10年前とは違ってますよね。

「故意に破損された」ってどんな?

 

そして視界が開けると、後沢乗越までぐいぐい登っていきます。

 

後沢乗越が見えて来た!!

 

あとちょっと

 

 

9:37 後沢乗越(うしろざわのっこし)に到着!あ〜懐かしい〜!!

 

ムムッ…嫌な雲が…

 

 

晴れだと思っていたのに雲行きが怪しく、ちょっと不安になりながら、鍋割山に向かいます。

 

 

後沢乗越から鍋割山は1.7kmですが、これがなかなかの急登。風が強くて寒いので、汗冷え注意。

 

 

ここは紅葉が素晴らしいのですが、もう終わりかけ。もう少し前だったらもっと綺麗だったかも。

 

 

土曜なので、たくさんの人が登っています(クマは大丈夫だと思う)

 

 

 

そして、気づくと厚い雲に覆われていました…😢

 

 

10:40 鍋割山に到着(どんより〜)

ショックのあまり、頂標の写真、撮り忘れました…

たぶん、富士山方向

 

心の目で富士山を見ながら10年ぶりの鍋焼きうどんを食す。

 

 

こちらは海側。天使の梯子が見えていました。

 

こんなにどんよりなのに、伊豆諸島(利島・新島・神津島)が見えます。

 

伊豆大島

 

②に続きます

前日のチー丹歩が楽しかったので、翌日も丹沢へ行きたくなり、

鶴巻温泉駅〜吾妻山〜善波山〜念仏山〜弘法山〜権現山〜秦野駅を歩いてきました。

2月に秦野駅〜浅間山〜権現山〜弘法山〜吾妻山〜鶴巻温泉駅を歩いたので、

今回はその逆コース+念仏山までピストンして最後はモントレーでランチというプラン。

 

 

前日に引き続き、小田急線で丹沢へ。

 

  鶴巻温泉駅〜吾妻山〜善波峠

 

6:41 鶴巻温泉駅着(北口) ファミマで朝ごはんを調達して駅前で腹拵え

 

7:12 鶴巻温泉をスタート 

 

道標がたくさんあるので、その通りに進めば登山口

 

7:27 稜線に出て

吾妻山を目指します

 

ここはコウヤボウキロード

 

高尾山でもたくさん見たけど、ここは本当にいっぱい…コウヤボウキの当たり年?

 

 

 

 

7:41 吾妻山

 

吾妻山のいわれ:日本武尊は、東国征伐に三浦半島の走水から舟で房総に行く途中、静かだった海が急に荒れ出し難渋していました。そこで妻の弟橘比売は「私が行って海神の御心をお慰めいたしましょう」と言われ海に身を投じられました。ふしぎに海は静まり無事房総に渡ることができました。

征伐後、帰る途中相模湾・三浦半島が望めるところに立ち今はなき弟橘比売を偲ばれ「あづま・はや」と詠まれた場所がこの吾妻山だと伝えられています。(案内板より)

 

 

似たような伝説の場所は各地にありそうですが、確かに、三浦半島と房総半島が見渡せるこの地は「吾妻山」という名に相応しい場所なのだろうと思います。

 

 

 

吾妻山から先も、コウヤボウキロードは続きます

 

 

ますます増えてきた…

 

木漏れ日の中、気持ちの良いハイキングコースです

 

 

紅葉はこれからかな…

 

熊も怖いけど、それよりイノシシが掘り返したらしい跡が山道の脇にたくさんあって、

そっちの方が怖かったかも…。

 

 

玉ねぎ石(ボタン岩)もいっぱい

 

 

8:44 善波峠

 

 

 

  善波峠〜善波山〜念仏山を往復

 

善波峠から北上して、念仏山まで行きます

 

ここから先はトレランの人が多かった。大山まで行くのかな。

リュウノウギクがたくさん咲いていました。

 

途中、善波山に寄ろうと思ったのだけど、気づいたら過ぎていました。

少し引き返して、何も書いていない分かれ道を登ってみたけどわからず、ウロウロしていたら、

通りがかったレンジャーの方が案内してくれました。

 YAMAPの地図では、善波山山頂は登山道上に表示されていますが、

実際は少し道を逸れたところにあります。

 

9:05 善波山。これはわかりにく過ぎ(笑)

 

登山道に戻って、念仏山へ。細い道を、時々トレランの人に追い越されながら歩きます。

 

 

9:20 念仏山

ここでおにぎり休憩。

 

念仏山のいわれ:この山は地図に記載されていない山ですが、昭和15年頃(1940年)まで旧名古木(ながぬき)村、村人によって、この山頂で念仏講が行われていました。(案内板より)

 

展望はありません。以前はあったのかもしれないけど、木が鬱蒼と茂っていて

思い切り手を伸ばして高いところで撮ったら箱根方面の山が少し写っていました。

 

ちょっと奥まで行ってみたら、お地蔵さんがたくさん

 

転がっちゃってる方もいたので、直しておきました…

(笠地蔵の話がちょっと頭をよぎって、御利益あるかも…と思ってしまった邪な私です)

 

この先には鹿柵があり、道が続いているようでしたが、 YAMAPの地図にはありません。

ヤマケイの地図には「名古木の棚田」を通って「富士見の湯」に出るルートとして載っています。

この辺りは、ハイキングコース以外に生活道がたくさんあるようなので、ちょっと迷いやすいかも。

 

 

善波峠に戻ってきましたが、ここでちょっと迷いました。

弘法山の方から来る時は迷わないのですが、弘法山に行くルートが表示されていません。

 

大きな岩がある右側の林道に進みたくなりますがこれは間違いらしい。

 

「善波御夜燈」と書かれた階段を上っていくのが正解。

以前、弘法山から来たときにこの階段を降りた記憶があったのと、この日も降りて来る人が多かったので分かりましたが、念仏山方面から弘法山を目指すときは間違えやすいので要注意です。

 

 

 

 

  善波峠〜弘法山〜権現山

 

10:19 「御夜燈」と書かれた階段を登ると御夜燈の前に出ます。

御夜燈:この御夜燈は、文政十年(1827年)に、旅人の峠越えの安全のために、道標として建てられました。点灯のための灯油は、近隣の農家が栽培した菜種から抽出した拠出油でした。この下に峠の茶屋があり、その主人、八五郎さんの手により、明治末期まで点灯し続けられていました。(案内板より)

 

 

あとはそのままてくてくと進みます。

弘法山まではすぐだと思っていたら、意外に遠かった…

 

 

10:35 ようやく弘法山に到着

 

 

紅葉が始まっていました

 

展望デッキから

 

スカイツリー

 

江ノ島

 

眼下に関東平野と相模湾が広がります

 

 

 

 

 

そのまま権現山に向かいます

 

 

 

 

11:03 権現山に到着。

黄鶴楼(権現山展望台)に登ります!

 

今日も綺麗な富士山

 

海側。ぼんやりだけど大島も見えてます。

 

こちらは箱根方面

 

箱根〜富士山〜西丹沢(大野山も見えてる)

 

大山と南稜。さっきまでいた念仏山。

 

少し霞み気味ですが、圧巻の富士山。

 

メモコース:7:12 鶴巻温泉駅 〜 7:22 登山口 ~ 7:41 吾妻山 8:01 〜 8:44 善波峠 〜 8:56 善波山 9:07 〜 9:20 念仏山 9:50 〜 10:15 善波峠 〜 10:35 弘法山 10:45 〜 11:03 権現山(展望台) 11:28 〜 11:40 名水はだの富士見の湯前 〜 12:00 モントレー

メモタイム:4時間48分(うち休憩等1時間11分)

メモ距離:10km

 

 

もみじ  もみじ  もみじ  もみじ  もみじ

 

 

権現山から先は、 YAMAPの地図とGoogleマップを見ながらモントレーへ。

一度、浅間山駐車場に降りて、そこから秦野駅へ向かう道標に従って山道を下ります。

浅間山には登らず、巻くかたちで「名水はだの富士見の湯」の前に出てきます。

ちなみにこの道は、 YAMAPの地図にしか載ってません。

 

 

あとは一般道を歩いて目的地の「モントレー」へ。ここからはGoogleマップを見ながら。

山道と一般道、両方見られるマップがあるといいのですが。

 

モントレーはすっかり有名になってしまって、土曜の昼ということもあり、大賑わい。

なんとか、最後の1席に滑り込めました。

初めてレガーさんに連れて行ってもらった頃の静かな店内が懐かしい…。

私の後にもどんどんお客さんが来て、空き待ちの列が出来ていました。

 

注文したのは、ケチャバーグとパングラタン。

前日、チー丹で話題になり、どうしても食べたくなりました。レガーさんが言ってた「メロンジュース」も頼んでみました。(メロンソーダではなく、生メロンジュースです)

あんまり書くとますます人気が出てしまいそうだけど、やっぱりどれも美味しかった!!

 

 

美味し過ぎて?お店にトレッキングポールを忘れてきてしまいました。また取りに行かないと…。

 

秦野駅から電車に乗って帰りました。秦野のマンホールはカタツムリの親子!かわいい!!

 

 

 

約1年ぶりのチー丹です。今回は軽めのハイキング。

西丹沢の大野山に出かけてきました。

大野山は、車で山頂まで来たことが何度かありますが、下から歩いて登ったことはない。

今回はちゃんと登りました。

 

広々とした大野山山頂。展望は最高です

 

ルートはこんな感じ(ここも夏はヒルエリアのようですが今はいません)

 

山北つぶらの公園駐車場からピストンです

 

 

もみじ  もみじ  もみじ  もみじ  もみじ

 

 

8:45 山北つぶらの公園駐車場を出発

約1年ぶりに集まったチー丹(前回は12月の頭高山でした)

 

チー丹らしからぬ快晴 晴れ

 

最初っからこの富士山!

 

電線が残念だけど海がキラキラ


大洞山〜三国山〜鉄砲木ノ頭は4月に歩いた三国山稜ですね

 

この辺りは紅葉も素晴らしい

 

これから登る、大野山

 

9:02 サンタさんが出迎えてくれます

 

紅葉に感動しながら、のんびり登っていきます

 

 

 

30分ほど登ると、東屋と無人販売所があり、そこでジャムなどを購入。

熊出没注意の注意書きの下に食品の入った箱があるということは、熊は大丈夫だと思う…

朝市に群がるおばちゃん状態…私は鬼ゆずジャムといちじくジャムを購入。

 

サンタさん道標があっちこっちに(季節ごとに変わるんでしょうか?)

 

ここを過ぎるとススキの道に入っていきます

 

圧倒的なススキの原

 

レガーさんがなぜか「暴れん坊将軍」と呼んでいる、富士山とススキの絶景

 

箱根方面の山々がよく見えます

 

 

その中をひたすら登っていきます

 

9:58 スカイツリーと同じ高さ(634m)ムサシ地点で記念写真

(レガーさんが「クッピーラムネ」と呼んでいるウサギがいます)

 

丹沢主脈も見えます

 

 

 

新東名の工事が進んでいます

 

10:25 山頂への道標

 

牧場?みたいなところを5分ほど歩くと…

 

 

 

10:30 広い公園のような山頂に出ます

 

ここにもクッピーラムネが…

 

関東の富士見100景

 

十月桜とススキと富士山

 

箱根方面

 

山座同定盤があるのですが、結構間違ってるっぽい(ジモティのレガーさんの方が正確)

 

丹沢湖が見えるパーティー会場へ

 

もーさんの還暦㊗️と、めでたく高齢者になった私のお祝いをしていただきました(次は古希ですな)

 

美保ダムと丹沢湖がよく見えます

 

 

チー丹で最初に歩いたのが2012年4月。

 
それから13年の間、いろいろなところに連れて行ってもらいました。
歩いた山々を見ながら思い出話に花が咲きます。なんだか同窓会みたいだけど(笑)
一年に一度でも、すぐにその時の関係性に戻れるのは、同窓生と一緒ですね!(年代は違うけど)
 
 
みんなで歩いた西丹沢の山々
 

 

やはり足で歩いて登ると、有難味が違います。

以前、車で来た大野山とはイメージが違いすぎて、別の山みたい。

牧場があったり、チェーンソーアートがあったり、牛乳を売っていたりした記憶が…

 

あっちは牧場がある方…

 

牛がいました(レガーさん撮影)

 

こちらは海

 

ススキの塊が羊の群れのよう…

 

山頂に戻って、元来た道を帰ります

 

午後はススキがシルエットに…

 

倒れたススキの茎が滑るので気をつけて下ります

 

帰りも紅葉を愛でつつ…

 

 

メモコース:8:45 山北つぶらの公園駐車場 〜 9:15 あずまや(無人販売所) ~ 10:30 大野山山頂 12:00 〜 12:35 あずまや 〜 13:00 山北つぶらの公園駐車場

メモタイム:4時間15分(うち休憩等2時間くらい)

メモ距離:5.3km

 

 

一年に一度でも、こうしてチー丹で丹沢を歩けるだけで、感謝ですもみじ

 

レガーさん、もーさん、鳥ちゃん、ありがとうございました。

鳥ちゃんと風花さんと3人で高尾山に行ってきました。

今週2回目(笑)の高尾山ですが

今回は、懐かしいお友達と一緒に登るのが目的。

鳥ちゃんとは去年の暮れの頭高山以来、約1年ぶり。

風花さんとはなんと、2019年以来、6年ぶりの山かも?

それぞれに忙しくて、なかなかご一緒する機会がなかったので、一緒に歩けるだけで嬉しい1日でした。

 

富士山が綺麗だったので写真を撮ってもらったのですが、

何と指入り(笑)だったので富士山で隠してみた。

 

 

9:00 清滝駅待ち合わせ

 

ケーブルカーで上ります。紅葉の時期ですが、平日だからか、すぐに乗れました。

高尾山のケーブルカーは日本一の急勾配だそうです。山側に背を向けて座ったら、どこか掴んでいないと、前の座席の人の上に転がり込んでいきそう(笑)

 

高尾山に詳しい風花さんに、紅葉の穴場スポットや花ポイントを案内してもらいました。

 

タカオヒゴタイ

 

オクモミジハグマとアズマヤマアザミ

 

 

男坂を頑張って登ると、仏舎利塔の紅葉が美しい。

 

 

 

9:45 4日前はスルーした薬王院の境内。紅葉が始まったところのようです。

 

 

 

 

 

本殿には上らず、裏道から庫裡の横を抜けると、

丁度、僧侶の行列が本殿から法螺貝を吹き鳴らしながら戻られていくところでした。

裏道から3号路に合流し、さらに6号路に合流して、山頂近くのトイレの前に出ます。

 

 

甘い香りを漂わせるカツラの落ち葉・コウヤボウキ

シロヨメナ・トネアザミ

 

 

山頂の紅葉は、4日前よりさらに進んでいるようです。

 

 

10:27 高尾山の展望台から…今日は富士山が見えました!

 

丹沢もよく見えます。

 

 

10:50 もみじ台でおやつを食べて♪(懐かしい2ショット)

 

富士見台園地に成っていたゴンズイ

 

を撮る風花さん

 

 

11:44 相変わらずセンブリが花盛りの一丁平。薄桃色の蕾が可愛い。

 

サルトリイバラ・タムラソウ

 

シラネセンキュウ?(ヤマゼリ?)

 

ワレモコウ・リンゴドクガの幼虫(ドクガだけど毒はないらしい)

 

12:30 ここでお昼ごはん。紅葉が綺麗でした。

 

刷毛で描いたような秋の雲(巻雲)

 

ガマズミの赤い実とススキとイチョウ

 

これもサルトリイバラ?・アキノタムラソウ

 

ここは振り返って紅葉を撮るスポット。


ススキを入れてみた

 

13:35 一丁平の展望台は相変わらず木が茂ってる

 

ヨメナ(ノコンギク?)・ヤマハッカ(カメバヒキオコシかも?)

 

帰りは5号路で山頂を巻いて3号路〜裏道に出て

 

15:00 薬王院に戻ってきました

 

15:22 天狗焼を食べて

 

帰りはリフトで下ります。

リフト乗り場は長蛇の列でびっくり。回転が速いのですぐ順番が来るのですが。

リフトは乗り降りの時、毎回緊張します。

 

たくさんおしゃべりが弾んで楽しい一日でした。

風花さん、鳥ちゃん、ありがとうございました。

 

登りはケーブルカー、一丁平までは巻道、下りはリフト。

4日前に来たばかりなのに、ルートや視点が違うと、別の楽しさがありますね。

 

 

実は3日に行った時、日影から高尾駅北口に戻るバスにトレッキングポールを忘れてしまい

帰りに京王バスの高尾営業所まで取りに行きました。

その帰り、横浜線の八王子みなみ野まで歩いた時に見た夕焼け。富士山もくっきりでした。

 

 

 

 

 

  もう一つの高尾山

 

翌日の11月8日、もう一つの高尾山に行ってみました。

長津田高尾山。YAMAPにも載っていたので行ってみたのだけど…

 

田園都市線のすずかけ台から歩いて15分ほど。山というより「高台」という感じのところ。

 

こちらは、前日行った高尾山の分社だそうで、飯綱大権現が祀られています。

お天気が良ければ、富士山が綺麗に見えるそうです。

 

YAMAPによると、長津田高尾山には北峰があるとのこと(その割に離れてるんだけど)

北峰に向かう途中、野菜販売所のおばさんが「藪だらけで入れないよ」と教えてくれたのですが

とりあえずYAMAPの地図に従って藪漕ぎしながら行けるところまで進んでみました。

しかし、山頂?まであと少しのところで、葛のジャングルでとても先に進めず断念。

 

5年前の1月に行った人の記録では、ここは何もないグラウンドのような広い空き地でした。

 

ここまで生い茂ると壮観ですね。樹海ならぬ草の海といった感じ。

さすがにクマは出ないけど、いかにも蛇やダニがいそうで、ドキドキしながら戻ります。

 

以前から気になっていた「もう一つの高尾山」ですが、こういう機会でもなければ行くことはないので

確認できてよかったです。

登山というより、お天気の良い日のお散歩コースに良いかもしれません。

(北峰の草はいつか刈られるのだろうか?)

 

 

 

上高地にいる娘から、こんな景色が送られてきました。

 

もうすぐ閉山ですね。今年は行けなくて残念…

久しぶりの高尾山。

晴れ予報の3連休最終日、紅葉も始まっているので混雑を避けて早出早帰り。

病院裏コース(病院道)で登り、小仏城山まで歩いて、日影沢林道で下山しました。

 

 

 

 

  高尾山口〜高尾病院裏コース〜2号路〜3号路で高尾山へ

 

7:07 高尾山口駅を出発

 

7:20 病院裏登山口

 

7:30 二本松(琵琶滝コースとの合流点)

 

このコースは人が少なくてお気に入りなのですが、

その分、人以外の生き物がいそうなので、とりあえず、クマ鈴は鳴らしていきます。

といっても、この時間で下ってくる人も結構いました(どんだけ早出早帰り!?)

 

甘い香りがすると思ったら…カツラの大木がいっぱい

 

 

照葉樹林帯で紅葉も少なく、何も咲いていなさそうな2号路・3号路でしたが、

ツリバナやミヤマシキミが赤い実を付けていたり、オオハナワラビが立派な胞子葉を付けていたり…

 

6号路と合流するといきなり人が増えて、日当たりのいい斜面にお花も咲いています。

 

コウヤボウキ!今年初めて見て大喜びで撮っていたら…

 

あっちにも、ここにも…

 

群生してます

 

コウヤボウキの他、アキノキリンソウやヤクシソウなども…

 

1号路に出ると、さらに人は増え…

 

9:06 高尾山頂に到着

 

丹沢方面は白く霞んでいて(高尾山周辺に朝靄が出ているのだと思う)

富士山には雲がかかっていた(しかも雪がなくなってる💦)

 

まだ9時なのにすごい人なので、山頂では止まらず、奥高尾方面へと進みます。

 

 

  高尾山〜小仏城山

 

もみじ台でなめこ汁を食べようと思ったら、茶屋が閉店して更地になっていた!

ベンチでおにぎりを一つだけ食べて、小仏城山を目指します。

 

キチジョウソウ・ガマズミ(オオカメノキ?)・ノハラアザミ

 

 

一丁平にはセンブリがいっぱい咲いてた

 

 

10:23 小仏城山に到着。

富士山周辺にはますます雲が…

 

小仏城山の紅葉はかなり色づいているものも…

 

 

雲行きが怪しくなってきたので、お昼を食べたらさっさと下ることにします。

(青天狗さんで、なめこ汁とおでんをいただきました)

 

 

  日影沢林道で日影バス停から高尾へ

 

11:16 小仏城山を出発。

平地の方は晴れているようで、スカイツリーがくっきり見えましたが

山沿いには雲が湧いてきて、予報でもにわか雨が降るかも…とのこと。

 

ススキが綺麗な季節

 

入道雲みたいな雲が出てきた…

 

日影沢林道は長いばかりで面白味もありませんが、小仏城山から一番安全に早く帰れるのはこのルート。久々の山歩きなので、今日はこの辺にしておきます。

 

 

久しぶりに見るサラシナショウマ!

 

12:20 日影沢キャンプ場

あと少しでバス停、というところで雨が降り始める。

12時台のバスは一本しかないので、小雨の中、レインウエアを着て日影バス停へ。

 

12:35 バス停に着いたら、雨は止みました。

12:43発のバスに乗って、高尾駅へ。バスは2台出ています。1台目は小仏からの乗客でいっぱいなので、2台目に乗ります。

 

高尾駅に着き、いつもの一言堂でお茶をして帰りました。

 

プリンとフレンチトーストとコーヒーをいただきました。

どれも、めちゃくちゃおいしかった〜!!

 

 

暑い暑い夏がようやく終わったものの、秋もなぜか天気が不安定。しかも相次ぐ熊のニュース。

母のこともあったので、夏山は諦めましたが、そちらも何とか落ち着いてきたので手頃な山に登って、少しずつ体力を回復させないと。今月には名実ともに高齢者の仲間入りなので、運動しなければそれだけ老化が進みそうな恐怖に駆られて、なるべく歩くようにしています。

以前は「困った時の高尾山」だったけど、色々なコースがあるので、体力や体調に合わせて選べる高尾山は、トレーニングには最適。今回はなるべく安全にたくさん歩けるコースを選びました。

 

メモ今回のコースの目安はこんな感じ。

 

病院裏〜2号路〜3号路で登ると、高尾山口からだいたい2時間。

病院裏コースは険しいので、登り向き。下りはちょっと危険かも。

3号路は薬王院を巻いていくので、距離は長いのですが、なだらかでほぼアップダウンがありません。

 

高尾山頂〜小仏城山は1時間。

整備されて歩きやすい、高尾山の定番コース。小仏城山でのお昼ごはん(夏はかき氷)を励みに。

この時期、花も咲いていないので、あまり立ち止まることがなく、ゆっくりペースでもこれくらい。

 

日影沢林道で下って、小仏城山〜日影バス停は、1時間15分ほど。

最初はひたすら舗装路歩き。その後、日影沢に沿ってちょっと荒れた林道を歩きます。

地図で見るととんでもなく長いコースですが、下る分にはつまらないけど楽ちんです。

高尾駅北口行きのバスは1時間に3本ほど来ますが、なぜか12時台だけは43分の1本だけでした。

バスの時刻表は日影沢キャンプ場にありますが、スマホは圏外になってしまうので予め時刻を調べておくといいでしょう。

 

メモコース:7:07 高尾山口駅 〜 7:11 清滝駅(ケーブル乗り場) ~ 7:20 病院裏コース入口 〜 7:30 二本松 7:35 〜 9:06 高尾山頂 9:10 〜 9:15 もみじ台 9:27 〜 10:00 一丁平 〜 10:23 小仏城山 11:16 〜 12:15 日影沢キャンプ場 12:20 〜 12:35 日影バス停

メモタイム:5時間半(うち休憩等1時間半)

メモ距離:11.5km

 

①の続き

 

 

  新道峠FUJIYAMAツインテラス

釈迦ヶ岳は往復2時間ちょっとなので、下山してもまだ昼前。

なので、もーさんと2年前に行った、新道峠FUJIYAMAツインテラスに行ってみようということに。

2年前のその時は、不思議な感じに雲がかかっていて、それはそれでとても幻想的だったのですが…。

私はその後、一度行って、雲海のない状態の景色を見たので、もーさんにも、ぜひクリアな状態を見てほしくて、いいチャンスだから、ぜひ行きましょう!と推しました。

 

▼もーさんと行った2023年11月

 

▼クリアな景色を見に行った2024年4月

気づけば、毎年行ってる(笑)

 


ツインテラスまでは、歩いても1時間弱で行けます。

駐車場のところからシャトルバスが出ていて、以前は片道200円だったので、疲れたらバスに乗ってもいいかな、なんて思っていたのですが…、

実は今年バス運賃が値上がりし、それまで往復400円だったのが、往復1,800円に!!

なんと4〜5倍の値上がりで、しかも片道は無し、とのこと。完全にインバウンド対応ですね。

 

 

歩いて登る場合は、すずらん群生地を通って行くのですが、その後、1.5kmほど車道をてくてく歩きます。歩いている間に、横をバスが2往復して行きました(笑)

歩いている人は他にもいますが、日本人ばかり。

ツインテラスに着くと外国人がたくさんいて、バスの時間になるといなくなるので、バスは外国人(観光客)、歩きは日本人(登山者)、という感じです。

値上げしてもたくさん利用者がいるってことですね。恐るべしインバウンド…

さすがに往復しても2時間もかからないような場所に1,800円は払う気にはならないなー。

往復の高速代とガソリン代だけで7,000円くらいかかってるんだから、一銭たりとも余分に出したくないというケチな了見(笑)

 

11:30 リリーベルヒュッテ(すずらん群生地駐車場のところ)を出発

 

12:15 というわけで、てくてく登って45分ほどでツインテラスのバス停に到着。

 

ここから階段を登ります。この階段が結構大変💦

 

で、到着したら…

 

すごい雲海!!富士山がお風呂に入ってるみたい(笑)

 

 

河口湖は全く見えないけど、富士山だけが妙にクリアです。

 

 

まずは記念写真!!

 

 

松竹映画のオープニングだ〜

 

 

富士山と雲海をバックに、バエる〜!!

 

 

 

 

空の感じも妙にドラマチックで、これはこれで一見の価値あり。

 

同じ写真みたいだけど、雲海がどんどん動いて、富士山の雪の光り方もどんどん変わる…

 

 

のんびりお茶を飲んで、おしゃべりしているうちに、だんだん雲が晴れてきました。

 

 

河口湖が見えてきた!!

 

あとちょっと…

 

今のうちに記念写真!

 

 

セカンドテラスから(また雲が出てきた💦)

 

完全にクリアとはいかなかったけど、今回もなかなか珍しい景色を見られて大満足で帰ります。

西の方は真っ青な空。見えているのは、南アルプスの悪沢岳かな?

 

 

三角のとんがり山が、さっきまで登っていた釈迦ヶ岳。

 

車道から山道に入り、木漏れ日の中てくてく。下りはあっという間です。

 

駐車場に着いたのは、13時半。中央道の渋滞に引っかからずに帰れました。

ツインテラスにいる時は、河口湖に雲が沸いて、富士山がお風呂に入ってるみたいに見えていましたが、河口湖まで下りてくると、河口湖にも富士山にも雲ひとつなく、山の中腹に雲がかかっていただけでした。ここは雲がかかりやすい場所なのかもしれません。

新道峠には、雲海狙いで訪れる人も多いようです。

 

綺麗な湖畔からの富士山の写真も撮りたかったけど、観光客と車でごった返している中、車を停める気にならず、そのまま帰りました。

 

青色:釈迦ヶ岳 赤色:新道峠(どちらもピストン)

メモコース:11:30 リリーベルヒュッテ 〜 12:15 新道峠FUJIYAMAツインテラス 12:52 ~ 13:30 登山者用駐車場

メモタイム:2時間(うち休憩等40分)

メモ距離:4.5km

 

 

 

  定点観測してみた

 

最後に、定点観測。3回行ったツインテラスからの景色。こんなに違うんです。

 

2023年11月9日

富士山が遠くに浮かぶ島のよう…

 

 

2024年4月20日

オールクリアバージョン

 

 

2025年10月23日

初冠雪の富士山と雲海、紅葉付き

 

 

こんなふうに比べてみると、本当に自然って、さまざまな表情があるものですね。

富士山にも雪があったりなかったり。雲海もあったりなかったり。空の雲も色々。

同じ景色とは思えないくらい。

 

そんなわけで、3ヶ月ぶりの山はとても充実した山行になりました。

もーさん、ありがとうございました。

 

 

ようやく涼しくなってきて、母との同居も落ち着いてきたので、そろそろ山を再開したいなーと思っていたところ、もーさんに声をかけていただき、3ヶ月ぶりの山に登ってきました。

御坂山地の釈迦ヶ岳です。

以前、新道峠から見えた三角に尖った山容が魅力的で、いつか登りたいと思っていました。

 

釈迦ヶ岳は展望の山。

富士山、南アルプス、北アルプス、八ヶ岳、奥秩父、小金沢連嶺と…ぐるーっと360度の大展望。

 

奇しくも富士山はこの日が初冠雪でした(これは新道峠からの富士山)

 

 

 

  釈迦ヶ岳

 

朝5時、家を出て、暗い中、車で河口湖に向かいます。夜が明けるのが遅くなりましたね。

 

7:00 河口湖に到着。コンビニに立ち寄って朝食。

   朝からコンビニの前で写真を撮っている外国人が多いと思ったら…

ここって、噂のローソン?私もついでに撮っちゃいました(笑)

 

河口湖大橋を渡って、若彦トンネルを抜けて、しばらく進むと「FUJIYAMAツインテラス」の道案内があるので右に曲がり、10分ほど走ると、すずらん群生地駐車場です。最初来た頃に比べると、駐車場までの道も整備されていて、道案内もたくさんあるので迷うことなく到着。まぁ3回目ですから…。

ただ、古いナビにはない道なので、Googleマップ頼りです。

 

 

7:40 すずらん群生地登山者用駐車場に到着

 

すずらん群生地登山者用駐車場からは、釈迦ヶ岳にも黒岳にも登れます。

釈迦ヶ岳に登るなら、本当は奥の大きい駐車場の方が近いのですが、開くのが8:30からなので、

登山者用駐車場から歩きます。

 

8:00 出発。通り道にあるトイレに寄って行きます。

8:13 大駐車場(ツインテラス行きバス発着所)からすぐのところに釈迦ヶ岳の登山口

稜線に出るまでは黙々と登ります。

 

 

8:30 稜線に出て

 

紅葉も徐々に始まってます

 

8:48 府駒山(1,562m)を通過

しばらく気持ちのいい木漏れ日の中を稜線歩き

 

展望が良くなってきて

 

八ヶ岳がキレイ(その手前は茅ヶ岳)

 

奥秩父もよく見えます

 

 

最後はロープのある岩場を急登。

 

釈迦ヶ岳は三角形のとんがった山なので、山頂直下だけはちょっと大変。

 

 

岩場を登り切ると、富士山が見えた!!

 

お地蔵さんが出てきて

 

絶景に思わず足が止まってしまうけど、山頂はもうちょっと先

 

 

 

9:25 釈迦ヶ岳(1,641m)登頂

 

 

まさに大パノラマ!!(写真が細長すぎてよくわからないけど…)

 

写真を撮りまくる!

 

 

ということで、初冠雪の富士山からぐるっと行きます!

 

 

富士山の右側には、御坂の山々

 

 

 

そして南アルプスが続きます

 

 

 

もーさんカメラの間ノ岳と北岳

 

鳳凰三山と甲斐駒

 

 

南アルプスの右に北アルプス、そして八ヶ岳

 

 

もーさんカメラの北アルプス。大キレットや槍が見える!

 

八ヶ岳

 

 

八ヶ岳の右側は奥秩父の山々

 

 

 

 

もーさんカメラで瑞牆山と金峰山の五丈岩!

 

 

さらに、小金沢連嶺(大菩薩嶺〜滝子山)

 

 

雲海を挟んで、本社ヶ丸・清八山・三ツ峠山・黒岳。滝雲のような雲海の中は北都留三山。

 

 

記念写真を撮って…

 

貸切状態の山頂。風もなく、気温もちょうどいい感じ。

あんまり気持ちがいいので、ゆっくりお昼を食べて、1時間くらい、のんびり休憩しました。

 

 

 

10:22 一旦富士山に別れを告げて、下山します(朝よりはっきりしてきた感じ)

 

岩の斜面は、登るのは楽しかったけど、下りはちょっと怖かった。ロープがありがたかった。

その後も、結構下り道が滑るので慎重に歩きました。

 

 

11:15 登山口に到着(下りは1時間弱)

 

まだお昼前なので、新道峠FUJIYAMAツインテラスに行こう!ということになりました。

 

メモコース:8:00 登山者用駐車場 〜 8:13 登山口 ~ 8:30 稜線(分岐) ~ 8:48 府駒山 ~ 9:25 釈迦ヶ岳山頂 10:22 ~ 11:15 登山口

メモタイム:3時間15分(うち休憩等1時間)

メモ距離:4.5km

猛暑や母の世話や引越しや仕事やいろいろあって

ずーっと山には行けていません。

それどころか、ブログも開いてないまま、

気づくともう9月。

母は3日前にめでたく96歳を迎えました。メチャクチャ元気です!

 

misakiさんが早月尾根で剱岳に登ってきたという話や

もーさんが甲武信岳に日帰りで行ってきたという話を聞いて、

しばらく離れていた山に再び登りたくなってきました。

上高地にいる娘は、ダイヤモンドコース日帰りでジャンに登ってたし

…みんな凄い。

 

今年から私も名実共に高齢者なのですが

体が動いて意識のある間にやりたいことやりたいしね〜。

超高齢者の母を見てると、本当にそう思います。

自分の約30年後ですから。

 

で、実は1ヶ月半前に書きかけだったブログをとりあえずアップします。

途中まで結構頑張って書いてたんだけど、

書きかけのまま、忙しくなり、忘れていました。

御坂山地の「王岳」に行ってきた時の記録です。

 

 

ぶーぶー  ぶーぶー  ぶーぶー  ぶーぶー  ぶーぶー

 

 

またまた一ヶ月ぶりの山行になってしまいました。

一ヶ月前は、西湖の南側にある足和田山に登りましたが、

今回は、西湖の北側にある王岳に登ってきました。

 

 

三湖台から見た王岳

 

こんな感じのルート

 

 

 

 

  根場から王岳へ

 

6:25 西湖いやしの里根場の登山者用駐車場から出発。

(西湖いやしの里根場の駐車場の手前に未舗装の無料駐車場があります)

三連休の初日、しかも梅雨が明けて晴天予報、ということでどこも混雑しそうですが御坂は穴場。

足和田山の時もそうでしたが、今回も広い駐車場に2台目でした(帰ってきた時もガラガラ)

 

あの稜線を歩くのかな?

 

地図で見ると、登山口まで1時間、林道を歩くのかと思いましたが、少し広めの登山道という感じ。

鬱蒼として暗く、落石が多いのでちょっとドキドキ。

 

崖の上にヤマユリが咲いていました

 

花の終わったフタリシズカが大きくなっていました。

葉っぱがたくさん出て、閉塞花が出ています。こうなるともう何の植物か分かりません。

 

 

7:13 ようやく登山口です。王岳まで3.3km。

 

こちらは多分、ヒトリシズカのその後…

 

お花はほとんど何もないけど、柔らかな緑が涼しくて気持ちいい。

下界の灼熱を思うと、まさに避暑。連休なのに誰もいない。

 

ここは迷いやすい場所。全体的に荒れていて、道が流されて変わっていたりします。

YAMAPの注意喚起を見なければ間違えていたかも。

 

登山口からは結構な急登が続く。

 

 

 

 

8:30 王岳(1,623m)に到着

甲府名山の頂標

 

 

  王岳山頂

 

富士山はギリギリセーフ。

 

もう雪は全然ありません

 

ここまで近いと、山頂の建物のようなものまで見えます。

 

山梨百名山の頂標と

 

こんな頂標も…

 

ここにも!(二等三角点と「南無妙法蓮華経」と書かれた題目塔もあります)

 

そして、富士山の手前に広がる広大な青木ヶ原樹海と、西湖の向こうには足和田山。

 

西湖と足和田山。その向こうは丹沢方面。左に見えているのは鬼ヶ岳。

 

 

  王岳〜鍵掛峠の稜線歩き

 

9:10 王岳を後にします。ここからは鍵掛峠まで稜線歩きです。

と言っても、王岳からはグーンと下って、また登り返します。

 

 

西湖がきれいに見える場所。

 

そして「西湖いやしの里根場」が間近に。

 

うちの車も(笑)。登山者駐車場、ちょっと増えてますね。

 

 

9:27 今日一番の難所にビビる。

右側は切れ落ちているので、ロープを持って岩にへばりついて進む。

こんなところ、久しぶりなので、ドキドキしました。

 

難所を越えると再び絶景。富士山の雲が増えてきた。

 

変化に富んで楽しい稜線です

 

ヤマオダマキ

 

 

9:40 たぶん、吉沢山に到着。

頂標はないけど、ナナカマドが少し赤くなってる。

 

シモツケソウが可愛い!

 

 

 

前回歩いた、紅葉台〜三湖台〜五湖台(足和田山)

 

三湖台の東屋

 

遠くに山中湖が見えています。

 

山中湖周辺の山々。平尾山〜大平山と、4月に歩いた三国山ハイキングコース。

 

なんと、蛭ヶ岳も。

 

 

景色は変わりませんが、やっぱり青木ヶ原樹海が壮観です。

 

 

 

 

アカショウマ?

 

 

10:25 鍵掛(1,589m)

 

この日一番癒してくれたのは、可愛いシモツケソウでした。蕾も可愛い。

 

キヌタソウ

 

 

10:45 鍵掛峠?

道がないので、鬼ケ岳方面から来た方に聞いてみたら、

もう少し進んだところに下山道があるとのこと。

 

ということで、鍵掛峠から下山します

 

 

 

  鍵掛峠から下山

 

天子山地方面(毛無山とか雨ヶ岳とか)には雲がかかっていました。

 

下山道は荒れ気味なので、要注意です

 

登山口。ここからさらに石ゴロゴロの林道をしばらく歩きます。

 

ミスジチョウ。よく見かけるコミスジに比べると大型の蝶です。

 

今回は、王岳だけを目指しましたが、鍵掛峠までの稜線は富士山が綺麗に見えて

ちょっとスリリングで変化に富んだ素敵な尾根でした。

しかも、風が心地よく、人も少なくて、とても気に入りました。

そのうち、鬼ヶ岳や、その先の十二ヶ岳の方まで歩いてみたいと思います。

 

 

次はいつ登れるかなぁ?