③の続き
4月3日(金)、たまリバー50キロの残りの区間を歩いてきました。
この日は一日快晴。桜もようやく満開になり、お花見を兼ねて歩きます。
世田谷区→大田区を歩きます。

37km(世田谷区・二子玉川)〜42km(大田区・丸子橋)

この区間には故郷の街があり、2歳から結婚する25歳まで、この辺りで過ごしました。
子供の頃から馴染みのある場所なので、これといって珍しさはないのですが、
ちょうど桜がとても綺麗で、懐かしさと共に、時の流れを感じてしみじみしました。
今日は快晴。富士山が見える。


富士山の手前は丹沢

歩き始める前に「多摩川八景」の「兵庫島」に行ってみます

兵庫島公園は、多摩川と、支流の野川に挟まれた中洲で、今は陸続きになっています。

「兵庫島の由来」によると、室町時代、新田家再興のため挙兵した新田義興(義貞の子)が多摩川で戦に敗れ、義興の家来である由良兵庫助がここに流れ着き、葬られたことからその名がついたそうです。
右下の不思議な像は「多摩川ドナウ川友好河川記念碑」。
兵庫島からも富士山が見えます


昔の「兵庫橋」の橋標

9:05 河口に向けて出発

二子橋と田園都市線・大井町線の鉄橋を越えて

二子玉川から丸子橋までは、まさに、小学校時代の「小遠足」のルートそのものでしたが、
ずいぶん変わってしまいました。

半世紀前には汚かった多摩川(ゴミとヘドロばかりで水が見えなかった)もとても綺麗になり、
二子玉川園の遊園地もなくなって、
ショッピングセンター・オフィスビル・タワマンが立ち並ぶ、高級住宅地になってしまいました。

1985年の二子玉川園の閉園の日、無料開放だったので行ってみました。
くたびれた着ぐるみが歩いていて、なんだか切なかったことを思い出しました。
(うちの真ん前にあった多摩川園よりはマシだったと思うけど…笑)
その後は、ナムコ・ワンダーエッグになったり、住宅展示場になったり…(今は二子玉川ライズ)

立派になられて…(笑)

この辺りは、東急自動車学校があったところ。大学生の時、ここで免許を取りました。
自動車学校の教官が「玉堤通りを走るときは、自動車学校に見とれて事故を起こさないように」と
言っていたのを思い出します。今は昔…の話です。

不動産屋の広告に使えそうな写真(笑)

さてさて、しみじみしてないで進みましょう

桜並木は続きます

遠くに見えるビル群は、武蔵小杉のタワマン群

新しい橋が作られています(仮称:等々力大橋)目黒通りが繋がるらしい。

時代が移りゆく中、この桜は毎年花を咲かせて、生き延びてきたのでしょう。
確か、1970年ごろ、アメリカシロヒトリ(蛾)が大発生して、かなり木が枯れた記憶があります。

日本の公害が最もひどかったのは、1970年代ではなかったかと思います。
多摩川の水はいつも洗剤で茶色く泡立っていて、シャボン玉がうちのベランダまで飛んできました。
あの頃は、渋谷のハチ公前に大気汚染の指標を表す電光掲示板があり、何ppmと表示されていて、
光化学スモッグ注意報が出てるときは校庭に出られないし。PM2.5どころじゃないかも(笑)
子供心に、日本の未来はどんどん汚れていくのかと思っていたけど、
こんなにキレイになるなんて、世の中捨てたもんじゃないですね。

数年後には新しい橋ができてまた景観が変わるのでしょう

この桜だって、ずっとそんな人々の営みを見てきたんだろうな…

桜とハマダイコン。ハマダイコンは大根みたいに食べられるんですって。
川沿いにたくさんのハマダイコン。以前はムラサキハナナがいっぱいだったけど…。

桜は散り始めているものも…

今年も青空の下でお花見ができてよかったです

実家の近くにあった多摩川台公園は桜の名所で(今回は寄りません)
子供の頃は、この季節になると、夜は酔っ払いがたくさんいるから気をつけるようにと言われました。
今はそんなことないかもしれませんが、昭和の頃のお花見はタチが悪くて…。
花の名所の近くに住んでいると、そんな苦労もあるものです。

それでも桜は、いつの世も美しい…

10:04 巨人軍グラウンドだったところ!

ここもハマダイコンがすごい。奥に見える森は、多摩川台公園かな。

ここは変わってない!!右に行けば多摩川台公園、左に行けば宝来公園。
まっすぐ行けば、そのまま家に帰れそう。
弟と一緒に遊んでいる小学生の自分に会えそうな気がします。

故郷は遠くにありて思ふもの…と言いますが、まさにそんなもの。
良い思い出ばかりではありませんものね。でも懐かしい。誰にとっても特別の場所でしょう。
遠く離れていても、自分の根っこはここにあるんだろうな…と思います。良くも悪くも。
10:10 あれこれ想いを馳せながら歩いていたら、丸子橋が見えてきました

丸子橋の手前には、東横線と目黒線の鉄橋が重なっています


42km(大田区・丸子橋)〜47km(大田区・多摩川大橋)

武蔵小杉のタワマン群

10:19 水道施設(東京都水道局調布取水所)の脇を通っていきます

ツタバウンラン

電車の鉄橋をくぐり

少し進むと

いよいよ丸子橋

子供の頃、ここを渡って、川崎側にある交通公園で自転車の練習をしました。


10:26 丸子橋を過ぎると

新幹線の鉄橋があって


10:32 新幹線と湘南新宿ラインの鉄橋をくぐり…

これは湘南新宿ライン…(武蔵小杉を通るらしい)

10:40 いきなり出てきた(羽村から)43.5km道標!

最後に見たのは、確か36km地点だったような…
桜とハマダイコンの競演

10:55 羽村から44km

公衆トイレの名前まで「さくら亭」

お花見散歩が続きます…


平日なのにたくさんの人が桜を愛でにきています

桜・桜・桜…
ウォーキングやランニング、サイクリングには気持ちの良いところです。

対岸は武蔵小杉(ここが一番近いかも)




11:04 羽村から44.5km

しばらくは桜に囲まれて歩くことができます








ガス橋が見えてきた。

11:13 ガス橋

東京ガスのガス管を通すことが目的で作られた橋だそうです。
現在は人や車が通る大きな橋ですが、橋の下部にはガス管があり、今も活躍中だそうです。
この先も桜ロード

11:17 羽村から45.5km(桜が散ってる)

丸子橋から先は、子供の頃のイメージとはかなり変わっていて、住宅街が続いていました。
大きなマンションや住宅、きれいなビルが並びます。



11:23 羽村から46km

11:29 海から9km

羽村から46.5km
多摩川大橋(国道1号線)が見えてきました。

ここから振り返ると、遠くに大山と丹沢が見えます

11:35 多摩川大橋をくぐります(羽村から47km)

駅で言うと「矢口の渡し」の辺りです
ここまでの区間は、とてもきれいに整備されていて、ちょうど桜も満開だったので
まさにお花見ロードで、気持ちよく歩けました。ただ、見どころというのはあまりないかな。
撮った写真も枚数はすごいのですが、全部桜ばかりで どこがどこだか見分けもつかない(笑)
多摩川の下流には、以前多くのホームレスの人がブルーシートを張って住んでいた記憶があります。
でも、今回はそんなことすっかり忘れてしまっていたくらい、整備されていました。
とにかくきれいになった多摩川…その分、昔の面影がなく、ちょっと味気ない気もします。
ダラダラ長くなってしまいましたが、続きます