もしも子猫を道端で見つけたら、まずしてあげたいこと | Just One of Those Things

Just One of Those Things

Let's call the whole thing off

もしものときのための、ねこのきもち編。

 

今回は、『もしも子猫を道端で見つけたら、まずしてあげたいこと』についてです。

 

 

----------------------------------------------------------
もしも子猫を道端で見つけたら、まずしてあげたいこと
2020/6/5(金) 12:05配信 ねこのきもちWeb編集室


春先の発情期で妊娠した猫が子猫をたくさん産み落とすのは、春から梅雨にかけてです。保護猫活動が盛んになったとはいえ、小さな命は増え続け、危険にさらされることも。もし子猫を見つけたらどうすればいいか、考えてみませんか?  か弱い子猫の命を守るためにどうすればいいか、動物保護団体の代表を務める山本さんにうかがいました。
子猫を見つけたら、まずは健康状態をチェックして。以下のような状態が見られたら、様子見せずにすぐに動物病院へ連れていくのが大切とのことです!
それでは、詳しくご紹介します。


■すぐに動物病院へ連れて行きたい猫の状態は?


©ねこのきもち


・へその緒が付いている


へその緒が付いている猫は生後5日以内と考えられ、2時間おきの授乳が必要な状態。また、無理やり取ると細菌感染を起こす恐れがあるので、動物病院で処置してもらいましょう


・ケガをしている


子猫は免疫力が低いので、ケガによっては処置が遅れると障害が残ってしまうことも。できるだけ猫の体勢や状態を変えないように保護し、早急に動物病院へ連れて行きましょう


・体温が低下している


自分で体温調節ができない子猫は、放っておくと急速に体温が低下してしまいます。健康な子猫の体温は38℃くらいなので自分のおでこよりもかなり冷たい場合は危険。カイロや湯たんぽをタオルで包み、体を温めながら受診を


■動物病院で行われることは?

次に動物病院で、猫の全身の状態を確認してもらいましょう。猫の健康状態によっては入院が必要な場合があるので、できるだけ早く受診することをおすすめします。


・健康診断

 

©ねこのきもち


ケガをしていないか、治療の必要のある病気はないかをあらためて調べてもらいます。同時に、年齢や性別の確認もしてもらいましょう。もしも猫カゼを発症している場合は、そのまま動物病院に入院させることも。


・感染症の検査

 

©ねこのきもち


血液検査でウイルス感染、ノミ・ダニの有無、検便では寄生虫の有無を確認します。このとき、子猫は母猫から抗体をもらっているため、ウイルス反応が正しく出ない場合も。生後6カ月後をめどに再検査を受けて


■検査後、自宅ですることは?

 

身体検査が終わり自宅へ連れて帰ったら、生後約4週までは数時間おきの哺乳や排泄のお世話が必要です。夜中も起きてお世話をする必要があるため、どうしてもお世話が難しい場合は、地域の預かりボランティアさんや獣医師に相談しましょう。約4週間後、離乳期を迎えたら、離乳食や猫トイレが必要に。必要に応じてお世話グッズを用意しましょう。


生後1カ月までしてあげたいこと


・体重測定

 

©ねこのきもち


成長が順調かを確認するためにも1日1回、決まった時間に体重測定をし、記録しておきましょう。キッチンスケールがあれば、その上にボウルを置いて、その中に子猫を入れて量ります


・体温調節

 

©ねこのきもち


子猫は、動き回るようになる生後約1カ月までは、自分で体温調節ができません。体温を38℃くらいに維持できるよう、タオルで包んだカイロや湯たんぽを猫の寝床に置いて


・哺乳&排泄補助

 

生後3週までは約3~4時間おきに粉ミルクを哺乳瓶やシリンジなどで与えます。その都度、濡らしたガーゼなどでお尻をトントンと刺激し、排泄を促す必要があります

その後は、月齢や体調など、獣医師と相談しながらワクチン接種、ウイルスの再検査、不妊手術の検討などを行う必要があります。



■迎えると決めたら

 

すぐに必要なフードやトイレ砂は、最近ではコンビニエンスストアなどでも入手できます。また、ケージやトイレ容器、飲食用のボウル類も徐々に準備していきましょう。さらに通院用にキャリーバッグがあると安心です。


もちろん、猫を保護したものの飼うことが難しい場合も。その場合は信頼できる新しい飼い主を探して。譲渡先の家族全員が飼養に同意していることや、飼育環境が整っていること、最期まで責任をもって飼う意思があることなど、直接話を聞いてから譲渡しましょう。


いかがでしたか?  もしかしたら、あなたも起きうるかもしれない子猫との出会いですが、まずは命を守ることが先決です。もしも子猫に出会ったときは、ぜひこの方法を参考にしてみてくださいね。


参考/「ねこのきもち」2019年4月号『もしも子猫を保護したら…』(監修:一般社団法人アニマルハートレスキュー代表理事 山本りつこさん)
※この記事で使用しているイラストは2019年4月号『もしも子猫を保護したら…』に掲載されているものです。
文/Carrie-the-cat


ねこのきもちWeb編集室
----------------------------------------------------------

 

【関連記事】

困った子猫の夜鳴き。理由と対処法を知って今日から対策してみよう
子猫が噛む理由って?飼い主さんが取るべき噛みグセ対策
一目見たらメロメロに? 可愛さ天使級の子猫ちゃんたち集めました
猫の性格に大きく影響を与えることとは
気持ちよさそうに猫じゃすりをされ続けるマンチカンがかわいすぎる

 

 

当ブログでは挙げ切れず、当ブログ外で「いぬのきもち」と「ねこのきもち」を取り上げている、「犬ともっと仲良くなるためのデータ集」と「猫ともっと仲良くなるためのデータ集」が政宗に移りました。今後は下記をご覧くださいませ。
犬ともっと仲良くなるためのデータ集の記事一覧
猫ともっと仲良くなるためのデータ集の記事一覧

※既に削除されている記事を挙げております。最新の記事は、Yahoo!でご覧くださいませ。
 
※父の死の影響でより多忙になりましたので、政宗はブログ形式からデータ集形式として変更しております。データが溜まりに溜まり取り上げが遅れておりますので不定期に取り上げらる時に止まっている期日で取り上げています。

※癒し&学びに政宗もご利用されますとよいかと思います。


次回のこの枠は、いぬのきもちを取り上げます。

 

 

※主治医の指示に従って、休むべき時は休んでおりますが、取り急ぎの取り上げです。情報収集もありますので、次回の更新も大変遅れるかもしれません。巡回等が大変遅れておりますが申し訳ございません。

※体調を確保しながらなので、更新等が滞ることもあるかと思いますので、申し訳ないと思っております。主治医の指示に従っておりますので、ご安心くださいませ。まずは取り急ぎに取り上げます。

 

政宗(いぬのきもち・ねこのきもちのデータベース)つついては、体調をみながら随時、最終更新日から取り上げています。癒し&知識の増強にお役立てくださいませ。

 

 

※体がついていけず体調が思わしくないので、休むことが多いですが、取り急ぎ取り上げさせていただきました。申し訳ないです。

 

※オミクロン株等のコロナウイルス情報については、最新の情報(こちらからでも入手可能)を得ながらご注意してくださいませ。

 

 

※新築完成引き渡しが5月21日ににまりました。

 

※現在、新居への諸々のごたごたと、我が家のニャンコのゴンの治療や、私の持病と耳瘻孔の治療や通院でブログ活動が停滞しております。ご心配をおかけしておりすみません。治療に今しばらく時間がかかると思います。申し訳ございません。

 

現在は活動しにくい状況ですのでお許しくださいませ。